ルイボスティーが出来るまで
南アフリカのセダルバーグ地方だけでしか生育しないルイボスティーは皆さまのお手元に届くまでに、さまざまな人たちの手によって色、香り、風味を損なわないよう丹念に加工され、製品になっていきます。もちろん栽培から出荷迄すべて自然処理(無農薬)で行なわれます。
ここではそういった一連の作業を収穫から出荷まで簡潔にまとめてみました。
1. 収 穫
スーパールイボスティーの収穫は、種蒔を行ってから18ヶ月後に行われます。
収穫されたスーパールイボスは1束づつ、丁寧に束ねられ、加工場へ輸送されます。
2. 裁 断
輸送されてきたスーパールイボスの束は裁断機にかけられ、製品としてのサイズ(5mm)にカットされます。
この作業は、その後の発酵発汗過程でも重要な化学反応を起させるためのプロセスです。
3. 発 酵
カット後、茶葉を15~20cmの高さに積み上げ自然発酵させます。
4. 乾 燥
茶葉が緑色からルイボス特有の濃い赤茶色に変色し、独特の甘い香りを発するようになったら(約8時間後)、南アフリカの太陽のもとで非常に短時間で乾燥させます。
5. 等 級 分 け / 袋 詰 め
乾燥後の茶葉(スーパーグレード)はその後、蒸気によって低温殺菌され、熱風乾燥機でさらに乾燥させます。
こうして完成したスーパールイボスティーは袋詰めされ出荷されます。