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『古代中国遺跡から宇宙船のハンドルが発掘?』 謎の三星堆遺跡 「青銅太陽輪」
三星堆遺跡 三星堆遺跡(さんせいたいいせき)とは、1986年に中国の四川省広漢市、三星堆の鴨子河付近で発見された文化遺跡である。 その遺跡から次々と発掘される出土品は、毎回人々に驚きと謎を提供してくれる。 驚くべきはその出土品の数... -
パリ社交界一の美女が 監禁生活でおぞましい姿に 【ブランシュ・モニエ事件】
1901年のフランスのポワティエ市にて、ある衝撃的な事件がフランス全土を震撼させた。 25年もの間行方不明となり「パリ社交界一」と噂されていた女性が発見されたのである。しかし、その姿はかつての彼女の姿からは想像もつかないものへ... -
ミイラとなった奥州藤原氏 「藤原清衡ら4人の身長や血液型が判明」
平安時代、朝廷との円満な関係と信頼関係を築き、およそ100年もの間、平泉を中心に自治支配を行い独自の文化を花開かせた奥州藤原氏。 初代の藤原清衡(ふじわらのきよひら)から4代目の泰衡(やすひら)までの遺骸はミイラとなり、今も中尊寺金色... -
【イエズス会の野望】 日本と中国の征服を計画していた 「日本人奴隷を輸出し、秀吉が激怒」
16世紀、ヨーロッパからやってきたキリスト教宣教団イエズス会は、日本での布教活動を精力的に行っていました。 しかし、その布教活動の裏には「日本征服と中国征服」という信じがたい計画が隠されていたのです。 最近の研究によって... -
【津山30人殺し】 都井睦雄 ~礼儀正しい優等生が「夜這い」を拒否され殺人鬼に
日本人であれば、「津山三十人殺し」という言葉を一度はどこかで目にしたことがあるだろう。 津山三十人殺しとは、1938年に岡山県の農村で起きた大量殺人事件の通称だ。 正式には「津山事件」と呼ばれるこの事件の加害者は、都井睦... -
【ブギウギ】 生涯で17曲のブギをリリースした笠置シヅ子 「流行語になった買物ブギー」
敗戦後、多くの人たちに希望を与えた笠置シヅ子の代表曲『東京ブギウギ』。 昭和20年代後半までブギの流行は続き、笠置シヅ子と服部良一の名コンビは新たなブギを作り続けました。 今回は笠置シヅ子の代表的なブギのナンバーを、エピソードと... -
【ブギウギ】 笠置シヅ子の海外デビュー裏で起きた 「美空ひばりとのトラブル」
『東京ブギウギ』の大ヒットで「ブギの女王」に君臨した笠置シヅ子は、昭和25年にアメリカ公演を行っています。 当時「アメリカ帰り」の箔がつくことから文化人の間で渡米が流行しており、シヅ子にもチャンスがめぐって来たのです。 しかし、... -
日本のクマを絶滅させたらどうなるのか? 調べてみた 【指定管理鳥獣に追加】
近年、日本全国各地で報道されているクマの出没情報。いかにクマが危険で恐ろしいかを煽り立て、駆除(補殺)する正当性をこれでもかと強調しています。 これまでにないペースで駆除されているクマたち。まるで根絶やしにせんばかりの勢いですが、もし... -
『古代中国前漢』 2200年前の女性貴族ミイラ 「生前に近い状態で発掘」
古代中国の女性ミイラ ミイラとは、一般的には腐敗を避けるために内臓などが取り除かれた乾燥した遺体である。 しかし、その多くは乾燥が進み、肌は茶色く変色し、骨と皮だけになってしまっている。 今回取り上げるミイラは、197... -
【童謡詩人・金子みすゞ】なぜ26歳で自殺したのか? 亡くなる直前に食べた桜餅
金子みすゞといえば童謡詩人として有名です。 優しく語りかけるような口調で、私たちの心を打つ詩を多く残しました。 教科書やCMなどにも起用されているため、なじみ深い方も多いでしょう。 そんな彼女は、実は26歳という若さで自殺をし... -
中世で外国に売られた日本人奴隷たち ~【年間1000人以上、豊臣秀吉が救った】
奴隷貿易と聞くと、かつて西欧諸国によって行われていたアフリカ奴隷貿易の印象が強い。 しかし過去には日本でも奴隷貿易が行われ、外国へ売られていった人々が存在した。 戦乱の世 戦国時代、農村地帯や城下町などで多くの戦闘が繰り広げられて... -
『伊達政宗の顔が頭蓋骨から復元』 伊達政宗はイケメンだった?
伊達男とは 「伊達男(だておとこ)」とは、服装や振る舞いがお洒落で、色気や侠気(きょうき)のあるモテ男のことを指す。 伊達男の語源や由来は、戦国大名の伊達政宗からきていると言われている。 豊臣秀吉の惣無事令を無視して領... -
【古代の日中関係】 白村江の戦いで完敗した日本 ~蘇我氏と仏教の台頭
古代日本と中国の関係 古代の日本にとって、中国は現代のアメリカ以上に大きな存在でした。 663年に起こった「白村江の戦い(はくすきのえのたたかい)」において、日本は中国(唐)と直接対決し、完敗を喫しています。 古代日本初の大規... -
平安後期に栄華を誇った『奥州藤原氏』は、なぜ滅亡したのか?
源氏と平氏の争いが繰り広げられていた平安時代後期。 現在の東北地方ほぼ全域を、地方政府として自治支配していた一族がいました。 それは藤原四家の一つであり、京の都で摂関政治を行っていた摂関家「藤原北家」の部門における棟梁・藤原秀郷... -
『新選組は実は病人だらけだった』 新選組を救った食べ物とは?
大河ドラマやゲーム、舞台、漫画など様々なエンターテイメントで取り上げられ、幅広い年齢層に人気がある「新選組」。 血気盛んな若者たちが多く在籍していた一方で、病に臥せっていた者も多かったことをご存じでしょうか? 今回は、そ... -
【昭和聖代の大不祥事件】 桐生火葬場事件 ~100人以上の遺体の一部を売って大金を得る
人の命にはお金に換えられない価値があるというが、死んだ人間の価値はいかほどになるのだろうか。 第二次世界大戦が勃発する6年前の1933年、群馬県桐生市の火葬場で起きていた、死者の尊厳を踏みにじるようなおぞましい事件が発覚した。... -
【38人見ていたのに誰も助けなかった】 キティ・ジェノヴィーズ事件
キティ・ジェノヴィーズの死から生まれた悲しい事実 キティ・ジェノヴィーズ(ジェノヴィーゼとも)という一人の女性が暴漢に襲われ、長時間乱暴されたあげくに殺害された。 アメリカ、ニューヨーク州クイーンズ郡キュー・ガーデン地区で1... -
「連続殺人犯」の逃亡をなぜか村人たちが助けた 『鬼熊事件』とは
大正15年(1926)8月20日、千葉県の農村で連続殺傷放火事件が起きた。 犯人は岩淵熊次郎(いわぶち くまじろう)といい、発端は痴情のもつれによる単純な犯行であったが、熊次郎は『鬼熊』と呼ばれて日本中から注目されることになった。 ... -
【衝撃の新説】 ネアンデルタール人と現生人類は、男女を交換しあって失敗した?
近年のDNA解析から、ホモ・サピエンス(以降、現生人類)には、ネアンデルタール人の遺伝子が含まれるものの、その逆はないことがわかった。 長年ネアンデルタール人を研究し続けている、考古学者のルドビック・スリマク氏は、「ネアンデル... -
【史上最年少の殺人鬼】 サイコパス美少女 メアリー・ベル 「11才の連続殺人犯」
男児の遺体を見たがる不気味な11歳の少女 1968年5月25日、イギリス北部にある労働者の町スコッツウッドの廃屋で、男児の死体が発見された。 身体に目立った外傷はなく、口から血を流していた。 廃屋で謎の死を遂げたのは、当時... -
なぜ日本では鳥山明が生まれ、アメリカではスティーブ・ジョブズが生まれるのか
漫画家の鳥山明先生が亡くなりました。68歳という早すぎる旅立ちです。 個人的な話になってしまいますが、私はまさに「ドラゴンボール」世代です。「少年ジャンプ」の発売日には、学校が終わるとすぐに、近くの書店へ猛ダッシュした記憶があります。... -
【ブギウギ】 笠置シヅ子が歌手を辞めて女優を選んだ理由 「シヅ子の最期」
昭和32年(1957年)、笠置シヅ子は歌手を廃業し女優へと転身します。 「ブギの女王」として頂点を極めた笠置シヅ子は、なぜ歌を捨てる決意をしたのでしょうか。史実をもとに解説します。 笠置シヅ子のピークは『買い物ブギー』。ブギが終焉を... -
【ブギウギ】 笠置シヅ子の黒い噂 戦後日本で蔓延したヒロポン
笠置シヅ子につきまとうヒロポン中毒疑惑。 ヒロポンは覚醒剤の一種で、敗戦後、市中に大量に出回り深刻な社会問題となりました。 現代では「ダメ。ゼッタイ」といわれる覚醒剤ですが、なぜ戦争直後に「ヒロポン渦」と言われるほど大量の中毒者... -
【ルイス・フロイスが明かす真実】 なぜ秀吉は朝鮮に出兵したのか? 〜信長の明征服計画
豊臣秀吉の朝鮮出兵は、日本史における最大の謎とされてきました。 なぜ秀吉は大陸の中華帝国・明を征服しようなどという、壮大な計画を立てたのでしょうか。 宣教師ルイス・フロイスの記録によると、秀吉よりも以前に明征服を目論んで... -
【戦国武将の男色】 衆道とは ~伊達政宗が身も心も愛した男たち
戦場においては勇猛果敢でさまざまな才能を持ち、「伊達男」ぶりでも知られた初代仙台藩主・伊達政宗。 歴史に名を刻む名将として、現代でも人気が高い武将です。 そんな伊達政宗のもう一つの顔として、男同士の契りである「衆道」を嗜... -
州史上最悪の虐待を生き延びた「Itと呼ばれた子」 ~10日間の絶食、排泄物を食べさせられる
弟の排泄物を食べさせられ、毒ガスの浴室に閉じ込められる 1960年代のカリフォルニアに、母親から虐待を受け続け、自分の名前すら呼んでもらえず、「あの子」から最終的に「それ」と言われ、物扱いされて育った12歳の少年がいた。 デイヴ... -
【ブギウギ】 笠置シヅ子に届いた脅迫状 「娘を殺す」 誘拐未遂事件の背景とは?
『東京ブギウギ』の大ヒットでトップスターの地位を獲得し、高額納税者となった笠置シヅ子(当時は笠置シズ子)。 戦後の住宅難だった時代に念願のマイホームを手に入れ、幸せな生活を送るシヅ子のもとに、ある日「娘を殺す」という脅迫状が届きます。... -
なぜ九州の『宇佐神宮』が 伊勢神宮と共に「二所宗廟」として扱われたのか?
宇佐神宮は、全国4万6000千社以上ある八幡神社の総本宮である。 6世紀に宇佐の地に八幡神(はちまんおおかみ)が初めて現れ、725年に現在の地に八幡神を祀る社殿を建てたことが、神宮の由緒とされている。 元々宇佐の地では、... -
【スペインの野望と日本征服計画】 織田信長とイエズス会の誤算
もし信長を討った明智光秀が生き延びていれば…。 戦国時代の混乱が長引くことで、九州のキリシタン大名とスペインの同盟が強まっていたかもしれません。 そしてフィリピンのようにキリスト教が広まり、九州が大きく変容していた可能性がありま... -
100年以上前に墜落した「世界最大の隕石」の謎
シンゲッティ隕石は、100年以上前に発見されたにもかかわらず、その存在が謎に包まれた巨大な隕石だ。 1916年、フランス領事館職員のガストン・リパート氏は、アフリカ大陸にあるモーリタニアのシンゲッティという街から遠く離れたサハ...
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