調べてみた

人気記事

  1. ミイラとなった奥州藤原氏 「藤原清衡ら4人の身長や血液型が判明」
    平安時代、朝廷との円満な関係と信頼関係を築き、およそ100年もの間、平泉を中心に自治支配を行い独自の文化を花開かせた奥州藤原氏。 初代の藤原清衡(ふじわらのきよひら)から4代目の泰衡(やすひら)までの遺骸はミイラとなり、今も中尊寺金色...

  2. 【ナチスの美しき悪魔】 イルマ・グレーゼ ~アウシュヴィッツの残酷な女看守
    この写真の中で微笑む女性は、往年の大女優の若かりし頃の姿だと言われれば、信じる人もいるのではないだろうか。 しかし彼女は女優ではなく、さらに言えば既にこの世の人間でもない。 彼女は22歳になってすぐに戦争犯罪者として死刑判決...

  3. 『女優一家三人殺し』 真犯人と誤認逮捕された男の謎 「大岡山事件」
    大正14年(1925)9月5日、女優・中山歌子宅で、歌子の養女と義妹夫婦の3人の絞殺死体が発見された。 その後、警察は犯行を自白した1人の男を逮捕したが、その男の犯行を裏付ける物的証拠があがらないまま男は獄中死してしまった。 し...

  4. 『古代中国前漢』 2200年前の女性貴族ミイラ 「生前に近い状態で発掘」
    古代中国の女性ミイラ ミイラとは、一般的には腐敗を避けるために内臓などが取り除かれた乾燥した遺体である。 しかし、その多くは乾燥が進み、肌は茶色く変色し、骨と皮だけになってしまっている。 今回取り上げるミイラは、197...

  5. 『日本に存在したスラム街』 明治に貧民たちを救った「残飯屋」 ~豚の餌で飢えを凌ぐ
    かつて日本には「貧民窟」とよばれるスラム街があり、東京の下谷万年町(現在の上野駅近く)、芝新網町(浜松町駅近く)、四谷鮫河橋(赤坂御所近く)は、「三大貧民窟」と呼ばれた大スラムでした。 ジャーナリストの松原岩五郎は貧民窟に潜入取材し、...

  6. 「連続殺人犯」の逃亡をなぜか村人たちが助けた 『鬼熊事件』とは
    大正15年(1926)8月20日、千葉県の農村で連続殺傷放火事件が起きた。 犯人は岩淵熊次郎(いわぶち くまじろう)といい、発端は痴情のもつれによる単純な犯行であったが、熊次郎は『鬼熊』と呼ばれて日本中から注目されることになった。 ...

  7. 【犯人は有名棋士の息子】 少年誘拐ホルマリン漬け事件 ~「異常すぎる犯人の日記」
    少年誘拐ホルマリン事件とは、昭和32年に日本で起きたバラバラ殺人事件の通称だ。 日本においてのバラバラ殺人では、そのほとんどが被害者の遺体を処理しやすくするためや殺害方法の隠ぺいのために解体が行われた事件が多いが、少年誘拐ホル...

  8. 【ブギウギ】 笠置シヅ子が歌手を辞めて女優を選んだ理由 「シヅ子の最期」
    昭和32年(1957年)、笠置シヅ子は歌手を廃業し女優へと転身します。 「ブギの女王」として頂点を極めた笠置シヅ子は、なぜ歌を捨てる決意をしたのでしょうか。史実をもとに解説します。 笠置シヅ子のピークは『買い物ブギー』。ブギが終焉を...

  9. 『将軍に直接重税を訴えた伝説の農民』 佐倉惣五郎 ~嫁と子ども4人全員死刑
    佐倉惣五郎とは 佐倉惣五郎(さくらそうごろう)とは、江戸時代初期の下総国佐倉藩主・堀田正信の苛政に苦しむ農民を救うために、自分の身を犠牲にして第4代将軍・徳川家綱にたった1人で直訴した人物である。 その訴えは聞き届けられて佐...

  10. 『イケメンすぎる凶悪犯』 カルロス・ロブレド・プッチ 「黒い天使と呼ばれたサイコパス」
    犯罪人類学において生み出された「ロンブローゾ学説」では、犯罪者となる者は生来的な特徴を持っているという。 ロンブローゾ学説とは、イタリアの精神科医チェーザレ・ロンブローゾが提唱した学説で、「凶悪な犯罪者は、生来的に共通する身体...

  11. 古代日本で起こった「丁未の乱」とは 〜仏教を認めるかどうかで殺し合い
    今から1500~1600年程前、朝鮮半島からの渡来人により、仏教は日本に持ち込まれた。 当時の朝鮮には中国から仏教が伝わってきており、渡来してきた人たちも仏教を信仰していたからだ。 当時の日本には、太古より八百万の神を祀る「...

  12. 【イエズス会の野望】 日本と中国の征服を計画していた 「日本人奴隷を輸出し、秀吉が激怒」
    16世紀、ヨーロッパからやってきたキリスト教宣教団イエズス会は、日本での布教活動を精力的に行っていました。 しかし、その布教活動の裏には「日本征服と中国征服」という信じがたい計画が隠されていたのです。 最近の研究によって...

  13. 『天武天皇の血筋が途切れ、天智天皇系へ』 白壁王(光仁天皇)の生涯
    奈良時代、藤原氏は天皇家との縁戚関係を利用して政治の中心に居座り、抵抗勢力との激しいせめぎ合いの中で勝利を収め、その中心人物だった藤原不比等(ふじわらのふひと)は栄華を極めた。 しかし764年、不比等の孫の藤原仲麻呂は乱を起こし、仲麻...

  14. 『戦国時代』 武士たちは戦中の食事やトイレなどはどうしていたのか?
    戦国時代は、15世紀後半から16世紀後半にかけての日本史上における動乱期であり、様々な戦国大名や武将たちが領土争いを繰り広げた時代である。 全国さまざまな場所で常に戦が繰り広げられていたが、武士たち合戦中には何を食べ、どうやって用を足...

  15. 『日本一のモテ女』 江良加代 ~明治の偉人たちが次々と虜になった伝説の芸妓
    世の中には信じられないほど男性からモテる女性がいる。 そういう女性はただ美人だからとか、経験豊富だからとかではなく、天性の才能として男性を魅了する何かを持っているのではないかと思う。 祇園の芸妓として働いていた江良加代(...

  16. 源頼朝の最後の直系男子「貞暁」 〜北条政子の魔の手から逃れるため左目を潰す
    真言宗の聖地・高野山に住した僧侶 真言密教の根本道場・高野山は、平安時代のはじめに弘法大師空海によって開かれた日本仏教の聖地です。 周囲を1,000m級の山々に囲まれた、標高約800mの山上盆地には、真言宗の総本山・金剛峯寺...

  17. 丹生川上神社下社ご神馬の「白ちゃん・黒ちゃん」 夕方5時になんと自分たちで帰宅
    豊かな森林に囲まれた清き水の里・奈良県吉野郡下市町に、水の神をまつる古社として朝廷から厚く保護されてきたと伝わる、丹生川上神社下社(にうかわかみじんじゃしもしゃ)があります。 実は、そこで生活している「ご神馬(しんめ/じんめ、...

  18. 【4000年以上前の謎の古代中国遺跡】 三星堆遺跡の発掘の歴史 「発掘はまだ1000分の1」
    三星堆遺跡 三星堆遺跡(さんせいたいいせき)とは、中国の四川省広漢市、三星堆の鴨子河付近で発見された文化遺跡で、20世紀最大で最も偉大な発見とされている。 出土品の多くは青銅であり、その技術の高さと精巧さに専門家は驚愕した。...

  19. 漢の高祖・劉邦の4男『文帝』の墓から発見された 「奇妙な副葬品」
    漢文帝の墓 中国の陝西省西安市には、昔から「江村大墓」と呼ばれる古墓があった。 そして2021年、なんとこの古墓が前漢初期の皇帝・文帝と、その妻・竇皇后、そして文帝の生母・薄太后のものであることが判明したのである。 文...

  20. 『最後の将軍・徳川慶喜』 なぜ味方を見捨てて「敵前逃亡」したのか?
    新政府軍を前に逃げ出した徳川慶喜 1868(慶應4)年1月3日から6日まで、4日間にわたり繰り広げられた鳥羽伏見の戦い。 圧倒的な戦力を有していてにもかかわらず、旧幕府軍は、薩摩藩・長州藩を主力とする新政府軍に連戦連敗。 ...

  21. 『古代中国遺跡から宇宙船のハンドルが発掘?』 謎の三星堆遺跡 「青銅太陽輪」
    三星堆遺跡 三星堆遺跡(さんせいたいいせき)とは、1986年に中国の四川省広漢市、三星堆の鴨子河付近で発見された文化遺跡である。 その遺跡から次々と発掘される出土品は、毎回人々に驚きと謎を提供してくれる。 驚くべきはその出土品の数...

  22. 【古代の日中関係】 白村江の戦いで完敗した日本 ~蘇我氏と仏教の台頭
    古代日本と中国の関係 古代の日本にとって、中国は現代のアメリカ以上に大きな存在でした。 663年に起こった「白村江の戦い(はくすきのえのたたかい)」において、日本は中国(唐)と直接対決し、完敗を喫しています。 古代日本初の大規...

  23. 『死と隣合わせだった戦国武将たち』 どんな「娯楽」を楽しんでいたのか?
    はじめに 戦いに明け暮れた戦国武将にとって、「娯楽」でひと息つくことは気分転換を図るうえでも必要不可欠だった。 身分の高い戦国武将たちは自身の学びとして、またコミュニケーションの手段として多くの娯楽に手を広げたという。 今回は...

  24. 【ブギウギ】 笠置シヅ子の黒い噂 戦後日本で蔓延したヒロポン
    笠置シヅ子につきまとうヒロポン中毒疑惑。 ヒロポンは覚醒剤の一種で、敗戦後、市中に大量に出回り深刻な社会問題となりました。 現代では「ダメ。ゼッタイ」といわれる覚醒剤ですが、なぜ戦争直後に「ヒロポン渦」と言われるほど大量の中毒者...

  25. 州史上最悪の虐待を生き延びた「Itと呼ばれた子」 ~10日間の絶食、排泄物を食べさせられる
    弟の排泄物を食べさせられ、毒ガスの浴室に閉じ込められる 1960年代のカリフォルニアに、母親から虐待を受け続け、自分の名前すら呼んでもらえず、「あの子」から最終的に「それ」と言われ、物扱いされて育った12歳の少年がいた。 デイヴ...

  26. 【38人見ていたのに誰も助けなかった】 キティ・ジェノヴィーズ事件
    キティ・ジェノヴィーズの死から生まれた悲しい事実 キティ・ジェノヴィーズ(ジェノヴィーゼとも)という一人の女性が暴漢に襲われ、長時間乱暴されたあげくに殺害された。 アメリカ、ニューヨーク州クイーンズ郡キュー・ガーデン地区で1...

  27. 【世界最大の新種】 全長8mの超巨大アナコンダ ~ウィル・スミスの撮影隊が発見
    バスより長くピアノと同じ重さの巨大アナコンダが発見される 俳優ウィル・スミスのネイチャードキュメンタリー番組『Pole to Pole With Will Smith』の撮影クルーと、アムステルダム大学の生物学者フリーク・フォンク氏は...

  28. 「ぼーっとする時間」と「毎日25分の散歩」が人生の成功をもたらす? 時間の質を上げる5つの習慣
    「時間の使い方が人生の成功を左右する」と言われるように、限られた人生の時間をいかに有効活用するかは、幸福で充実した人生を送るための重要な鍵となります。しかし多くの人は時間管理に悩み、効率的な時間の使い方ができずにいるのが現状です。 ...

  29. 言霊が本当に効くか調べてみた
    言霊 言霊(ことだま)とは、一般的には日本において言葉に宿ると信じられた霊的な力のこと。言魂とも書く。清音の言霊(ことたま)は、森羅万象がそれによって成り立っているとされる五十音のコトタマの法則のこと。その法則についての学問を言霊学と...

  30. 尼子晴久の残念な最後 「戦の天才・毛利元就を何度も破るも、水浴びで急死」
    本能寺で非業の死を遂げた織田信長、陣中で没した武田信玄、奇襲に合い首を取られた今川義元… 戦国武将たちは、絶頂期においても思ってもみないことで命を落とすことは珍しくありませんでした。 今回の記事では、神頼みのせいで突然死したとい...

アバター

草の実堂編集部

投稿者の記事一覧

草の実学習塾、滝田吉一先生の弟子

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

  1. 【日本の低賃金問題】 なぜ失われた20年になったのか? 「合理性…
  2. 消滅危機にある言語 「アイヌ語、アヤパネコ語」
  3. 【2017】WordPressの超オススメ高機能テーマ(無料&有…
  4. 平成元年(1989)の出来事「この年歴史はいろいろ変わった」【後…
  5. 本名以外で郵便配達物を受け取る方法 【クリエイター必見?】
  6. ピラフとチャーハンの違いを調べてみた「結局どっちも一緒?」
  7. 言霊が本当に効くか調べてみた
  8. スタイリストのなり方について調べてみた

カテゴリー

新着記事

おすすめ記事

江戸時代の相撲文化とは 「最強力士 雷電 ~勝率は驚異の9割6分2厘」

相撲とは?相撲とは一体何なのだろうか? そもそも相撲と大相撲の違いは何か。実は「大相撲」…

神聖ローマ帝国は、帝国とは言いづらい異色の国家だった

名前だけと言われた 神聖ローマ帝国『神聖ローマ帝国と自称しているこの集団は、いかなる点においても…

平岡円四郎 ~「渋沢栄一を見いだし徳川慶喜を支えた、一を聞いて十を知る秀才」

平岡円四郎とは平岡円四郎(ひらおかえんしろう)とは、以前放送されたNHK大河ドラマ「青天を衝け」…

足利尊氏について調べてみた【悩みが絶えない人生】

鎌倉時代末期、源頼朝が開いた鎌倉幕府は腐敗に満ちていた。頼朝の跡を継いだ源頼家は若さを理由に…

西太后 【中国三大悪女】の贅沢な暮らしっぷり

西太后とは?西太后は清の咸豊帝の側室のひとりである。後に皇帝との間に男子を産んだ。…

アーカイブ

PAGE TOP