不思議

ドッペルゲンガーについて調べてみた

ドッペルゲンガー

はじめに

「ドッペルゲンガー」

みなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか。

テレビや小説や友人との会話など、どこかしらで聞いたことがあるのではと思います。

私が友人から聞いたのは――

尿意を我慢していた男性が急いでトイレに向かうと、ひとり暮らしなのに誰かが使用している。
開けようとしているのに、中からもドアを引っ張る『誰か』がいるのだ。

誰だ、お前は。
こっちだって漏れそうなんだ!

慌てて力一杯ドアを開けると、必死にドアを開けさせまいと用を足しながらがんばる『自分自身』がいた。

――と。ちょっと間抜けな話でしたが、死の前兆と称されもする『もう一人の自分』。
実際のドッペルゲンガーとは、一体どういったものなのでしょうか。

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ドッペルゲンガー の語源と現象

ドッペルゲンガーとは、ドイツ語だそうです。

Doppelganger』と綴り、
「重なって歩く者」「二重身」などの意味になるそうです。

そもそもの語源は、『Doppel』。
「二重」や「生き写し」を意味する言葉で、英語でいうところの「double」(ダブル)。

生き写し、などを意味する言葉が元の語源となっていますが、「ドッペルゲンガー」となると、よく似た他人や双子を意味するものではなく、あくまで自分自身の「分身」となるようです。

もう一人の自分自身が目の前に現れる。または、同時刻に自分がいるのとは別の場所で他人に目撃される。
そういった現実的には信じ難い現象であることから、心霊現象や超常現象と考えられています。

また医学においては、『自己像幻視』という「自分の姿を見る症状」として説明されたりもしているそうです。けれどもそれだけでは、他人がその人の分身を見ることへの説明がつきません。故に医学的な説明だけでは、ドッペルゲンガーの現象を解明するのは難しいようです。

 

ドッペルゲンガーの特性

ドッペルゲンガーには、『共通点』があるといわれています。

・自分自身に関係のある場所にしか現れない。
・周りの人と会話をしない。

 

また、自分のドッペルゲンガーを見た者は「近いうちに死ぬ」とも言われ、『死の前兆』『不吉の象徴』と捉えられたりもしています。

実際に己のドッペルゲンガーを目撃し――目撃した事が原因かどうかは別としても――死に至った人々がいます。
次は、その方々のなかから何人かを紹介していきます。

 

自分のドッペルゲンガーを目撃した人々と訪れる死

エイブラハム・リンカーン

弁護士であり、アメリカ16代大統領であるリンカーン。彼は鏡越しに、死んだ自分のドッペルゲンガーを目撃したと伝えられています。リンカーンは、自身が暗殺される夢を見たことでも有名で、暗殺される当日にも、自分の暗殺の噂がないか確認したといわれています。

 

芥川龍之介

『羅生門』や『蜘蛛の糸』などを執筆した日本の文豪・芥川龍之介。遺作である『歯車』の内容から、晩年に自分のドッペルゲンガーを目撃していたのではないか、といわれています。作中には、服毒自殺を図った芥川を追い詰めていった、不気味な幻視や妄想などが描かれています。

 

エリザベス一世

イギリスの王女・エリザベス一世。彼女も死の間際、自分のドッペルゲンガーを目撃したそうです。幽霊のような自分の分身を見たと側近に話し、驚愕させたといわれています。ベッドに横たわる自分のドッペルゲンガーを目撃した後、エリザベス一世はまもなく亡くなりました。

 

モーパッサン

フランスの文豪ギ・ド・モーパッサン。彼は、作品をドッペルゲンガーに教えてもらったといわれています。モーパッサンの部屋に突如現れた自分のドッペルゲンガーは、執筆中であった彼にその物語の続きを話し出したそうです。後日、現れた己の分身が悲しみに暮れる姿を見た彼は、精神病院に入院してから一年後に亡くなりました。

 

なぜドッペルゲンガーは現れるのか

上記で紹介した事例の他にも、たくさんのドッペルゲンガーがいます。

ゲーテは自分のドッペルゲンガーだけではなく、友人の分身をも目撃していますし、フランスの教師エミリー・サジェは授業中に自分のドッペルゲンガーが現れ、生徒達によれば、彼女は自分の分身と共に授業をしたそうです。

 

ではドッペルゲンガーは、どうして現れるのでしょうか。また、その正体とは何なのでしょうか。

立証されてはいませんが、様々な説が語られています。

・己の幻覚を見る『精神疾患説』
・幽霊や幽体離脱、臨死体験に似ている事からきた『心霊現象・超常現象説』

・側頭頭頂接合部の腫瘍のより、自身の感覚が離れたように感じてしまう『脳疾患説』
・年老いた自分の目撃談がある事からきた『未来の自分説』
・異次元に存在する自分を目撃したとされる『パラレルワールド説』

などがあります。
それでも未だ、「これこそがドッペルゲンガーの正体だ」とされているものはありません。

 

私自身は、とても怖いと感じるドッペルゲンガー。
今回調べてみて、奥が深いと感じました。
またの機会がありましたら、もっと色々と調べてみたく思います。

 

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