オカルト

古代の地球は巨木世界だった確かな証拠【この地球に山は森はなかった】

古代の地球は巨木世界だった確かな証拠【この地球に山は森はなかった】

結論から言ってしまおう。

太古の地球は、現在では想像できない巨木世界だったと。

ほとんどの読者が「何を言っているんだ?」「オカルトか?」などと疑うはずである。中には私の正気を疑う人もいるかもしれない。

だから、タイトルにありのままの事実を書いたまでだ。

それがどのような意味なのか、順を追って話してみたい。

脳のフィルター

人間の脳の働きについては、まだ解明されていない領域があるという話は有名である。さらに「脳は10%しか機能していない」という話も蔓延している。

しかし、この10%は何を基準にした数値なのだろうか?ハードディスクのように脳に「1TB」とでも記してあればわかりやすいのだが、脳の領域がどの程度あるのかも解明されていないのに「10%」とはナンセンスな話である。

しかし、その不確かな情報により我々が助けられることもある。

解離性障害という精神的な病気のひとつに「解離性健忘(Dissociative amnesia)」というものがある。

強いストレスや心が耐え切れないほどの体験をしたときに、その原因となった出来事を忘れて思い出せなくなる状態のことだ。

これは、病気とされているが本当は「人間を守るための脳のフィルター」である。記憶は脳に蓄積されるが、同時にその個人を動かす指令所でもある。その指令所が外的要因で正常に機能しなくなっては日常生活すらままならない。そのためにこのような高度な機能が備わっている。

しかし、それは誰もが作動するわけでもなく、作動させようとして働くものではない。脳の「解明されていない領域」が働いたという証拠なのだ。

だが、そうした機能はフィルターだけなのだろうか?

不可視のプリズム

脳には「未知の領域」や「未知の機能」があることを知ってもらった上で、さらに話を進めよう。

人は誰でも想像をする。

夜、ベッドに入って何も考えずにすぐに眠れる人は別として、大抵は何かを考えたり、思い出したり、想像しながら眠りに落ちてゆく。では、こんな想像をしたことはないだろうか?

「今、私が見ている世界は本物ではないのではないか?」

私もそうだが、多くの人が一度は考えたことがあるはずだ。現実を真実だといえる根拠などどこにもない。

もしかしたら、視界に映る景色だけが造られていて、視野に入らない場所は真っ白で何もない空間かもしれない。または、真実の自分は眠っていて、誰かが作った仮想世界で生きているように「演じて」いるのかもしれない。

なぜこんなことばかり書くのかというと、人間というのは「常識」が邪魔をして目に映るものしか信じないという障害があると伝えたかったからだ。本当は違う景色を見ているのに、脳内にある「不可視のプリズム」により、その景色は常識で理解できる範囲の別物として記憶されてしまう。そうでなければ、脳への負担が大きくなるからだ。

ここでも、脳の「未知の領域」や「未知の機能」が働いているのだが、これから話すことに対しては、そういった働きがあるのだと知ってもらい、常識という先入観を捨てて欲しかった。

さあ、では本題に入ろう。

世界に残る二つの遺産


※北欧神話における世界図

世界中には大洪水の伝説が残っていることが多い。ノアの箱舟に代表されるものだが、もうひとつ共通して残っている伝説が「巨木」である。

シュメール神話の「キスカヌ (Kiskanu)

中国神話の扶桑

ヒンドゥー神話の「アシュヴァッタ (Aśvattha)」

北欧神話の「ユグドラシル」

ユグドラシル北欧神話に登場する1本の架空の木である。それは、世界を体現する巨大な木であり、アースガルズミズガルズヨトゥンヘイムヘルヘイムなどの九つの世界を内包する存在とされる。ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」の「神々の黄昏 (楽劇)」の冒頭で歌われることで有名だが、この巨木は世界そのものを内包する大きさである。

そして、世界中に残されたもうひとつのものは、伝説ではなく現在の我々でも目にできるものだ。それは世界のいたるところにあり、我々の景色の中に同化している。

ただし、「違う姿となって」だが。

それは「」や「」、「」と呼ばれている。いや、常識によってそう思い込まされているだけなのだが。「また、おかしなことを言い出したな」と思った方にはタイトルを読み返すことをおすすめする。そこには「この地球に山は森はなかった」と書いてあるはずだ。

偶然か必然か


※デビルズタワー

アメリカ合衆国ワイオミング州北東部にデビルズタワーと呼ばれる巨大な岩山がある。
地下のマグマが冷えて固まり、長年の侵食によって地表に現れた岩頸と呼ばれる地形であり、1977年のスティーヴン・スピルバーグ監督の映画『未知との遭遇』で宇宙船の降りる場所として描かれ、広く知られるようになった。岩頸(がんけい)とは、火山が侵食によって削られて、火道内の岩栓が地表に現れた地形のことである。

この岩山の興味深い点は、柱状節理(ちゅうじょうせつり)という垂直方向の割れ目が表面を覆っていることだ。

柱状節理は、六角形の柱の形をしており、それが幾本も束になってこの山を形成している。高さは386m、頂上は91m×55mの広さのテーブル状になっている。実はこのデビルズタワーとよく似た地形は世界中に存在する。


※柱状節理

しかし、上の画像をよく見て欲しい。麓に大きな川があるわけでもなく、強風が吹き続ける場所でもないのに、デビルズタワーの柱は下だけが侵食されている。これではまるで、朽ち落ちた樹皮のようではないか?

では、もう一度デビルズタワーの画像を見てみよう。

おっと、いけない。

こちらが正解だった。「似ていた」ものだからつい間違えてしまった。そう、デビルズタワーと切り株は似ている。いや、正確には大きさが違う切り株というべきだろう。

なぜなら、デビルズタワーも巨木の切り株なのだから。

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