今年2月、「死にたい…自殺念慮が湧いてくるのをどうにかしたい」とのことで、個人セッションを受けられたMさん。
メンタルクリニックやセラピー、スピリチュアルカウンセリングを受けられたものの、いまいちピンと来なかったということで、私のもとにいらしてくださいました。
それから半年。
個人セッションをきっかけに、たびたびイベントにお越しくださっているうちに、みるみるうちに元気を取り戻され、最近は今まで関心がなかった「パートナーシップを受け取る」ということに意欲を持つようになられました。
個人セッションをさせていただいて、また何度かのイベントでのご様子を拝見していて、その変化の加速っぷりには、目を見張るものがありました。
が、「変化したというよりも、本来の自分に戻りつつある」という印象です。
そして、そのあり方こそが、「Heart of Healing」であり、「すべての悩みや苦しみは、もともと完璧な存在である自分を思い出すためにある」ということを教えてくれるのだとも思いました。
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以下、Mさんからのご感想の掲載許可をいただいたので転載しますね。
Mさん、ありがとうございます。
モヤモヤした気分が続いている方、人生に停滞感を抱いている方にオススメです。
Mさんのお言葉のなかにたくさんのヒントを見つけられるのではないかと思います。
フォローアップメール、ありがとうございました。
>そういえば、最初に個人セッションにいらした時、「死にたい」とおっしゃっていたの、覚えていますか?
>今のMさんからは、そのエネルギーはまったく感じないのですが、いかがですか?
>そのように変化したご自身を、たくさん褒めてあげてくださいね。
→ これを読んで思い出したのですが(というのもおかしな表現ですが…)、そうだ、私は死にたいということをどうにかしたくて、個人セッションを受けたんだ!と改めてびっくり。
なんでそんなに死にたかったんだっけ? と考えてみると、自分がダメだと思っていたから。
なんでダメだったんだっけ? と考えてみると…なんでだろう、と考えに詰まってしまいました。
痩せて美しくなったわけでもない、仕事で大きな成功を収めたわけでもない、恋人ができたわけでもない…何も状況は変わっていません。
そこで、前回のイベントのメールを読み返してみました。
>死んでもいるし、生きてもいますから、「変わりたくない」と思ったところですべてOKなんですよね。
>そして、「変わりたくない自分」を認めて許すと、「変わってしまう」という不思議もあります。
>人生はパラドックスですから、しんどくなったら、とにかくどのようなネガティブな状態でも「肯定する」をしてみるといいですよ。
→私は、ずっと「変わらなきゃ」と思って、でも行動に移せない自分のことをダメだと思っていました。
でも、「変わらなきゃいけない」というのは、前提として「今の自分はダメ」という否定から始まっていたんだと気付きました。
私は「自分を変えたかった」のではなく、「自分の本質に戻りたい」とずっと思っていたんですよね。
そして、それにずっと気づかず、そんなの見ないように無理して無理して、がんばって、個人の力ではどうにもできない状態になっていた。
消化しきれないほどの食べ物を食べて、過去のいろいろなトラウマや恨みや怒りも手放さないようにしっかり抱えて、傷も温存して、変わるもんかって抵抗していた。
でも一方では、そんなパターンにも飽きて、疲れていた。
違うフィールドに行きたかった。
きっと、一日中「死にたい」と思うような状態にならなければ、メンタルクリニックや新井さんのセッションへ行こうと決意できなかったと思います。
変わらなきゃ、という自分に抵抗して「変わるもんか」って必死になってた自分も、今思えばオッケーだよなぁ。
というか、その時から私は「そうするしかない」という状況でけっこうがんばってたじゃん…と思うと、なんだかその時の自分が愛おしくて泣けてきましたw
>「今のあなたになる」「悩んでいるようにみえない」というのは、あくまでも客観的な見立てで、そしてとても大きな視点でみたときに受け取ったメッセージです。
>わからないときはわからないままに、そのままにして、日々を過ごしていかれると、ある日とつぜん言葉になったり、言葉にならなくても現実が変わったりして、気持ちよく過ごすことができるようになったりするので、それでOKですよ。
→前回のイベントで、なりたい自分を言ったら「今のあなたになればいいってことだよね」と言われて、「え⁉︎」と全く理解できなかったのですが、今少しだけわかったような気がします。
自分を変えるんじゃなくて、今の自分になる。
それが私がずっと望んでいたことでした。
>あとはもう自分で「これでOKなんだ」と信頼してあげるだけなのだと思います。
→ほんと、そうだな…と、ストンと落ちてきました。
そうはいっても、まだまだ「えー?それでいいの?自分を信じるって大丈夫?」という声も湧いてきますがw
本当に、イベントやセッションを通して、自分でも知らない自分の本質を新井さんにズバッと見抜かれている感じがして、ふしぎです。
「個人の力ではどうにもならなくなったとき」、人は初めてなにかしらのサポートを受け取れるようになれます。
それまでは「自分の力で生きられる」と自分を自分で抱え込んで、自力でどうにかしようとしてしまうのですよね。
それは、成長していくにあたって必要なプロセスであり、誰もが通る道ではありますが、人はひとりで生きているのではありません。
誰かに頼ることができたとき、誰かに甘えることができたとき、初めて人生の新たなステージが目の前にあらわれるのです。
誰かに頼れる、甘えられるということは、自分の弱さを認めることができたということ。
自分の弱さを認めることができるということは、その人の強さと勇気が芽生えたということでもあるのです。
自分の弱さを認めることができたとき、自分の本質を生きられるようになります。
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