12月1日に入籍しまして、その足で草津温泉に入籍記念旅行へ。
新婚旅行はまたべつで^^
初デートをした榛名湖を見下ろしながら、草津へ向かいます。
宿はダーリンが『季の庭』をとってくれました。
http://www.hotespa.net/hotels/tokinoniwa/
旅館やホテルの清潔感やホスピタリティにはうるさい私が、ロビーに入った瞬間に一発で気に入るほどのすばらしさ!
陳腐な感想だけど、それに尽きます。
草津に行かれるかたは、ぜひ!!
おすすめです。
笑顔の仲居さんに部屋に通されると、テーブルのうえに「結婚のお祝いに」と贈り物が置かれていました。
あけてみると、「難を転じる」という意味が込められた縁起の良い木「南天」で作られた宿オリジナルの夫婦箸。
粋な計らいに感動です。
少し休んでいると、部屋の壁に虹色の光「プリズム」が!!
私には、「プリズム」が顕われると「必ず近いうちにとてもラッキーなことが起こるの法則」があるのです。
大興奮で写真を撮りまくりましたよね。
前は、プリズムが顕われた翌日に構成した本の増刷が決まったことがありました。
「入籍当日の旅行でプリズムに遭遇するなんて! どんなステキなことが!?」とウキウキしていたら、
今回も翌日にはダーリンの同級生のジュエリーショップオーナーさんが結婚指輪を超激安価格でご提供くださったうえに、さまざまなサービスプランをプレゼントしてくださったり、、義母と意外でおもしろい繫がりを発見したりと、早速いいことが続出しています。
(そして、この直後に私にも、今回もまた編集さんから、べつの本の増刷のお知らせをいただきました。なんというミラクル!)
落ち着いたところで、草津名物「湯畑」を散策することに。
草津には子どもの頃に家族旅行で行ったことがあるはずでしたが、まったく記憶にございません。
映画『テルマエロマエ』に登場した「湯畑」を目の当たりにして感動!
毎分4000リットルの温泉が湧き出ているのだとか。
すぐにでも入りたくなるあの魔力はなんなんでしょうかね。
あそこはもう、れっきとしたパワースポットですね。
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草津には歴史上の人物がたくさん訪れているそうで、湯畑を取り囲む塀に名前が彫られていました。
……そうそうたる人物たちが……。
なかには
日本武尊(伝説上の英雄)
ルシウス・モデストゥス(テルマエ設計技師)
(映画「テルマエ・ロマエ」の主人公)
ここまでくるともう有名人で文化人か偉人であればなんでもいい気がしてきたので、有名文化人か偉人になって
新井桜奈(新妻)
新井桜奈(人妻)
とか彫ってもらおうかと思います。
「新妻」と自称できるのは、なにか期限とかあるのでしょうか。
でも、私や全国の新井さんの配偶者は「新井さんの妻」なので、ある意味、半永久的に「新妻」を名乗ってもいい気がします。
よかった。
なんの偉業を成し遂げるかは、これから考えます。
湯畑の側に「光泉寺」があったので、入籍と旅のご挨拶も兼ねてお参りを。
行基が草津に立ち寄ったとき、病人のために祈祷したところ、温泉が湧き出したいう言い伝えから生まれたお寺で、薬師如来像が祀られているのだそう。
さらに、釈迦堂があったのだけど、こちらは完成後300年後に発見されたとのことで「遅咲如来」の異名がつけられていました。
遅咲如来!
大器晩成の私たちにピッタリです!
写真がしっくりきすぎてビックリします。
ええ、決めています、大器晩成って。
私は小学生の頃からどの占いでも「大器晩成」と出るので、刷り込みで大器晩成になってしまったんです。
これは仕方がない。
晩年に大きな器を成すことにしています。
草津の湯畑に名前を彫られるべく、何かをがんばります!
死ぬ直前まで希望を持てるので、ある意味、幸せです。
プリズム出現といい、遅咲如来出現といい、コントのような出来事ばかりでおもしろかった。
旅館にもどって念願の温泉入浴。
草津の温泉は酸性が強いそうで掻き傷や切り傷がけっこう、しみましたが、それだけ効能が強いというわけで(なんせ源頼朝や田中角栄や与謝野晶子が来ている!)、エネルギーワークしまくりました。
以来、浄化の鼻水が止まりません。
夕食は懐石料理のコース。
全部おいしかったのだけど、上州牛がもうね…もう…もう…。
いま自分がド寒いギャグを書いてることすらわからなくなるくらい、美味しかったです。
せっかくの入籍記念ということで、普段お酒をほとんど飲まないダーリンが日本酒を呑みました。
私も今日ばかりは「呑むと体調悪くなるから」とか無粋なこと言ってないで、ここは呑んどくとこだろうと、おちょこ半分くらい、いただいて乾杯!
ご想像通り、ダーリンは部屋に戻ってすぐに爆睡!
私は猛烈な頭痛でダウン!
やっちまった…。
一度きりの初夜だってのに!
ラブラブおセックスもナシにふて寝です。
部屋に備え付けられた聖書ならぬ『古事記』を頭痛をいなして読みながら…。
(2012年から全国で「ホテルに古事記を置こうキャンペーン」が展開されているのだそう。
日本人が日本の誕生や神について知るきっかけ作りは、この時代だからこそすばらしい試みだと思いました。
私もさっそく古事記をきちんと読んでみようといま本気で思っています)
翌朝、目覚めたら体調もフツーに戻っていて、部屋付き露天風呂を堪能し、半日仲良く過ごしました。
チェックアウトして、
大正時代に浅間山が噴火したときの特殊な溶岩でできた「鬼押出し園」という公園に遊びに行こうとしたのだけど、なぜかナビにまったくとんちんかんな方向に連れていかれ、気づいたら雪の残る軽井沢に着いていた…。
「これは鬼押出し園には行くなということだ」とダーリンが判断して、帰ることにしました。
私は軽井沢をドライブできて、うれしかったけど^^
帰り道に義母宅があるので、お土産とともに訪ねてみました。
入籍翌日にお顔を合わせての報告ができてよかったです。
お土産を渡しに行ったのに、またもや三倍くらいの大量なお土産をいただいて帰ってきました。
感謝感謝です。
そのまま、ダーリンの同級生さんがオーナーを務めるジュエリーショップに立ち寄り、結婚指輪の最終調整打ち合わせ。
完成を楽しみにウキウキで帰ってきました。
イベント盛りだくさん&プチ珍道中な入籍記念草津旅行。
いい思い出になりました。
新井さんになって17日経過したわけですが、まったくもって実感がありません。
人から「新井さん」と呼ばれても全然ふりむけないし、「へ〜、私、新井さんなんだ〜」という他人事感、満載です。
実母からはいちいち「了解です、新井さん」とかいうメールが送られてくるのだけど、なんなんでしょう……。
名字が変わって「生まれ変わった」というよりも、なにかが、べつの「なにか」が「新しく誕生した」感じですね。
「名字が変わる」ということについて、最近「養子のお話を持ちかけられた」という坂爪圭吾さんがブログで同じようなことを書いておられたので、私も気づいたことを近々ブログに書こうと思います。
ふたりで仲良く力を合わせてやってまいまりますので、これからも新井弘樹(漫画家・新井キヒロ)と新井桜奈(新妻・ライター・セラピスト・遅咲如来)を、どうぞよろしくお願いいたします。