恋愛やパートナーシップにおいて、常識やマジョリティの在り方と自分がちがうからって不安にならなくてもいいと思うよ

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昨夜は、20代後半の女性と我々夫婦と3人で海鮮ディナーをしました。

その女性は、とてもしっかりしていて、なんでも自分でできて、自分の弱いところもちゃんと知っていて、人生の流れに身を任せて柳のように生きていて、過去の同じ年くらいだった自分と比べると恥ずかしくなってしまうくらいの、すばらしい方です。
今の私にとっても、まぶしいくらいにすべてを持っている。

けれど、パートナーシップがなかなかうまくいかなくて悩んでいるのだそうです。
私にはその事態が不自然に思えてなりません。
彼女に真実のパートナーがあらわれないのは、時空が歪んでいるからとしか思えない!
いや、実際に歪んでいるのかもしれない!

私とダーリンの出会い方がとても理想的で「私もそういうふうにパートナーに出会いたい」とおっしゃってくださり、とても嬉しかったです。

気づいたら、ダーリンと私が「現在に至るまでに、どんなことをしてきたのか」、「その前に、それぞれの人生で何が起きていたのか」ということをセミナー前のリハーサルのように、お話させていただいていました。

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お話させていただいたあとで「うまくいかない時や状態をつかんで、チャンスにしたこと」が、転機になったことを思い出しました。
言い尽くされているフレーズだし、言葉にすると陳腐だけれど、うまくいっていない時に「あれ? 何か私おかしいな…」「あれ? 何かオレまちがってるかな…」と自分を一度、疑ってみる。
そしてそれまでのやり方を全部、捨てて、べつのやり方をやってみる。
あるいは、それまでやっていたことをまったく、しないようにしてみる。

海鮮ディナーをともにしてくれた20代後半の友人女性は、今まさにその時期に来ているようで、自分のそれまでのやり方を手放し、新しいべつのやり方にチャレンジする意欲にあふれているようにみえました。
その意欲への後押しに、私たち夫婦の話が力になったのなら、こんなに嬉しいことはないと思いました。

そして、彼女の話を聞いていて思ったのは、「世の中の常識に合わせる必要は、まったくないな」ということでした。

「これを言うとよく、人からおかしいと言われるんですけど…」と前置きをして、ご自身の考えを話されるのですが、それを聞くと、私はほとんど100%の割合で「え、それでいいじゃん! そのままでいいと思うよ」という言葉を発していました。

たとえば、「これを言うとよく、人からおかしいと言われるんですけど、私は私みたいな人がいいんです」とおっしゃいました。
え、それでいいじゃん! むしろ、それがいいじゃん!

人からおかしいと言われるのは、「ナルシスト」という意味合いがあってのことなのかもしれないけれど、自分のことを好きになれないのに、相手のことを好きになれるわけがない、ましてやパートナーシップがうまくいくわけがないのですよね。

世の中の恋愛や婚活マニュアルって「自分の内面はないがしろにしたまま、ステキな相手探しやテクニック」にあふれていて、それをもとに婚活やそういう場が提供されていて、条件でお互いを品定めして(それが悪いわけではないけれど、条件は時間の経過とともに、いくらでも変わると私は思っています)、結ばれたり結ばれなかったり…。

前出の彼女は、そういう「世の中の常識」や「マジョリティのあり方」に振り回されているじゃないかな〜と感じました。
「そのまま進むだけでいいんだよ〜」という趣旨のことを、何度もお伝えさせていただいたと思います。

人生を冒険する勇気があって、さまざまな人とのコミュニケーションが大好きで、内面にしっかりとした芯があって、「私はこう生きたい」というはっきりしたビジョンや意図があって、人生に起こる出来事を判断せずに身を委ねることができていて……

そんな自分を信じて前に進んでいけばいいだけなのだけれど、こと恋愛やパートナーのことになると、その部分よりも「世の中の常識」や「マジョリティのあり方」のほうに意識が持っていれてしまう。

それは彼女だけの話ではなくて、今の社会で多くの女性たち、男性たちがハマっている罠なのではないかと思うのです。

「いい男(女)は、どんどんあっという間に売れていくから、早くゲットしなくちゃ!」

いえいえ、「いい男(女)はどんどん売れていく」のではなく、「いい男(女)は今まさに作られている」んです。
https://kusanomido.com/sakurana/post-806/

いい男(女)をゲットしようと行動するその前に、自分のあり方を振り返ってみたほうが、結果的に「いい男(女)」がやってくるというパラドックス。

私の投稿やブログやツイッターをよく読んでくださっていたり、飲み会なんかの日常会話のなかで人から「あなたおかしいよ、変わってるよね〜」とよく言われたり笑われたりする人は、そちらの言葉ではなく、そのまま自分の感覚を信頼して進んでいったほうが、自分にとって納得のいく人生や満足するパートナーがあらわれるんじゃないかなと思います。

 
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