「自己プロデュース力」がなさすぎるので勉強してきた PART 1

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放送作家という仕事をやっていた10代後半の頃から、番組や出演者や著者を裏方から盛り立てたりプロデュースしてリリースするということをずっとやってきたのですが、

ここ数年、自分がセミナーイベントを企画、主宰になったり、ネット番組を企画構成して出演したり、取材を受けたり、自著の執筆をしたり(いまは少し休憩中)と、「自分が前に出る」という機会が増えてきました。
 
企画を立てて構成するというところまではサクサクできる。
でも、それをリリースして売り出す、つまり「自分の手で自分を売る」ということが私はどうも苦手なのです。


人のことはいくらでも売り出すことはできるし、天使にも悪魔にもなることができるけれど、自分のこととなると、どこをどう切り取って、どう押して、どう売り出したいいのやら、さっぱりわからない……。

無になってしまうのです、無。悪い意味での無。
(むしろ、「無」を売り出したい。そうするのが一番の正解なんじゃないかとも思う)
 
気づいてはいたけれど「どうにかなってくだろう〜」って見ないフリをしてました(いずれ、誰か売ってくれ〜って思ってる♡)
 
同時に、世の中にたくさんあふれているコンサルやコーチング、自己プロデュース講座というものに、どうも食指が伸びなかったというのもなかなか動けなかった理由のひとつ。
それは、テンプレのテクニックやマーケティング、方法論を教えるところが多いからなんですね。
 
「こうすれば、こうなるよ」「こうすれば、お客さん来るよ」「こうすればPV数あがるよ」「こうすれば、本や商品は売れるよ」「こうすれば、儲かるよ」「ターゲットはアラフォーの独身女性で……」
誰でもそのとおりにやりさえすれば、それなりの結果が出る。

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私はそういったツールを使うのが、あまり好きではないのです。
そこに「その人」がいないから。

それが自分自身にはもちろん、受け手にも伝わってしまうから。

むしろ、中身はしっかりしたコンテンツや人物なのに、テンプレテクニックを使っているために、せっかくのコンテンツや人物の魅力が半減して伝わらなくなってしまうことさえある。

めちゃくちゃもったいないことになっている人やコンテンツ、たくさんいるしあるなって思います。

テンプレな誰にでもできて同じような結果が出る「やり方」で、セミナーなり番組なり文章を書くなり取材を受けるなりしても、私自身が全然つまらなくてイヤになってしまうのです。

放送作家だった20代の頃にやり尽くして「そのフェーズでやってちゃ、いずれ頭打ちになる」と気づいたというのもあります。

テクニック先行のやり方だと、結果が出たとしても一過性のもので終わってしまったり、動いていないと何かをしていないとどこかに顔を出していないと、不安や寂しさや心配に襲われて、ハムスターの車輪状態でずっとハードワークし続けなければならなかったり、派手なストレス発散をしないと自分自身を保てなかったりと、大局で見ると自分が疲弊してしまうのです。

疲れたまま止まれない人、疲れている自分に気づけない人は、いずれ犠牲を動機にうごき始めてしまうんです。

疲弊して犠牲を動機にうごく人から受けるサービスや商品なんて、私だったら受けたくないし、欲しくありません。

これは仕事だけでなくて、生活や恋愛やパートナーシップやセックスでも同じことがいえるんじゃないかと思います。

そんなわけで「自己プロデュース力、どうしたもんかね……」と思いつつ数年が経っていたのですが、つい先月、風向きが変わりました。

昨年秋と今年1月に私が開催したセミナーイベントに参加してくださった 齋藤蘭子さん が、どんどん輝き出して、みるみるうちに活躍しはじめたのです。

今では、クライアントさんの魂の目的を明らかにする『願いを叶えるトータル・コーチ』として活動されています。

齋藤蘭子さんのサイト&ブログ
http://rankop.com/

最初にお会いした秋には正直、印象が薄く、1月に再会したときにはお顔の記憶は残っていませんでした(蘭子さん、ごめんなさい〜。私自身がぼんやりしていたというのもあるね……)。

それが、いきなり輝き出した!

Facebookでジャンジャン流れてくる大量の情報の海のなか、蘭子さんの投稿がひと際、異彩を放ってる。
自分の魅せ方がうまくなったというのもあるけれど、テクニックではない「蘭子さんという存在」が、そこにはありました。
「蘭子さんにしか出せない何か」が、はっきりとうつし出されていたのです。
私が開催したセミナーイベント効果だけではない何かを感じました。

「蘭子さん、何をしたんだろう?」
彼女の過去の投稿をさかのぼってみると、小林理恵さんという方の「『自撮り講座』に参加した」という記事を見つけました。

「これだ!」

小林理恵さんのブログに飛ぶと、そこには私が求めていた「在り方からの発信」がありました。
『Be you!』という理恵さんが掲げるブランドは、まさに「在り方」そのもの。

http://ameblo.jp/beyou4good/

これなの〜!
私が求めていたのは、これなの〜!!

『自撮り講座』という名を借りた『テクニックではない在り方講座』であることが、すぐにわかりましたし、実際にそのように書かれていました。
(もちろん、自撮りテクも教えてくれるのだけれど、メインはそこじゃない)

やっぱり「在り方」って一瞬で伝わってしまうし隠せないものだと、理恵さんのブログを読んで再認識。
だからこそ、理恵さんから「在り方を伝える在り方」を教わりたかったのです。

理恵さんのブログから伝わってくる「『この人みたいになりたい!』という憧れから動くのではなく、『あなた(本来の自分)になる!』ことで動く」というメッセージはとてもパワフルでした。

理恵さんとブログの存在を知った翌日に講座が開催されることがわかり、急遽、申し込んで参加してみることに。

たまたま仕事で都内に出ていたというのもラッキー。
ご縁や本当に必要なものって無理しなくても、こうやって自然とつながっていくのだな〜と思ったのでありました。

長くなったので、次の記事に続く……。

「自己プロデュース力」がなさすぎるので勉強してきた PART 2

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