今日はひたすら穴を掘った・・・

今日はひたすら穴を掘った・・・

こんばんは。

今日はひたすらに穴を掘り続けました・・・本来これは土木の分野の仕事で、普段我々はやらないのですが、たった2箇所であることと予算の都合でやる次第となりました。

駐車場の屋根をつける為に、コンクリに穴を空ける!!

何の為に掘るのかというと、上記の場所に車庫の屋根を作る為なのですね。よくあるじゃないですか?駐車場の屋根。カーポートってやつです。

もちろんその本体もうちが作って取り付けるわけですが、その前に床のコンクリにしっかりアンカーを打たねばならないわけです。なので完全に1からのスタートです。

うちはコンクリを削ったり地面に穴を空けたりは専門ではないので、たいした道具もなく、ちょっとしたハンマードリル、あとはつるはしとスコップという原始的な手作業です。

全然空かない・・・

とりあえずハンマードリルで穴をたくさんあけて、バールで刺したりハンマーで叩いたりしてるわけですが、見てのとおりなかなかコンクリを剥がせないです・・・2箇所のうち一つは俺がやってますが既に腰はパンパン・・・1m×1m×1mくらい穴を空ける予定ですが気が遠くなりそうです・・・・

やっとコンクリに穴が空く!!

見てください。やっと上のコンクリを1m×1mくらい全部ひっぺがしました。コンクリの厚みが50ミリくらいだったので本当に良かったです。あとはこのまま土をどんどん掘っていきます。ちなみにこの時点で俺のHPは残り30%くらいです。

土をどんどん掘り進む!!

だいたい深さ30cm四方くらい掘ったでしょうか。もうとにかく腰にきます。

よくドラマや映画、またはリアルで遺体を埋めることがありますが、わりとあっさりシーンが展開していきますが、いざやってみるとかなりの努力が必要なことがわかります。

1m四方でこれだけ大変なわけですから、死体埋めてる人はかなりの労力がかかってるのだなーなどと考えながら作業を進めました。

アンカーを穴に固定する

その後苦労して掘り進めた後は、基礎となるアンカーを穴に固定します。

まずは尖らせたアングル(直角の長い鉄板)を4本くらい土中に突き刺してハンマーで深く叩いていきます。

そしてそのアングルとアンカーを鉄筋で溶接して、アンカーが動かなくなるように固定するのです。

後日カーポートの柱をその上に建てることになるので、位置と高さをしっかり計測して、溶接します。

水平を水平器で見て、溶接。

これでアンカーが穴にしっかりと固定されました。

もう一箇所の穴にもアンカー溶接。

いよいよコンクリートを流し込む!!

セメント屋さんに来てもらって、いよいよ穴にコンクリを流し込みます。

穴の位置にだいたい合わせてもらって

ついに流れてきました!

穴を掘るのに半日近くかかりましたが、セメントが埋まるのは数分です。

もしコンクリで生きたまま埋められることになったら、こりゃ相当つらいなぁ〜などと考えいるうちにあっという間に埋まってしまいました。

ちなみにコンクリ屋さんは会社ごとに結構ネットワーク体制になっていて、基本的に近場のコンクリ屋さんが来ます。それはなぜならコンクリートはケミカルなのであまり遠い現場だとその間に成分が固まってしまうからです。なので今回も紹介の紹介みたいな感じで来てもらいました。

費用はどれくらいかかるかというと、今回の1m四方分くらいのセメントと流し込み作業。大型トラックの交通費も含めて2万円いかないくらいです。イメージよりは高くないですね。

綺麗に仕上げて完了

こんな感じですね。これでこの土台の上に、後日またやってきて柱を溶接するわけです。ここまで強度があれば風が吹こうと雪が積もろうとびくともしない、駐車場の屋根が出来上がるというわけですね。

仕事の感想

普段とは少し毛並みの違う仕事でしたが、感想は地面に向かう仕事は甘くないということ。

ちょこっと2箇所穴掘るだけでも本当に大変でした。とにかく腰と背筋にずーっと負荷がかかるのでパンパンになります。足も腕も肩も全ての筋力を使います。

畑を耕すでも穴を掘るでも、地面に向かう仕事は人間にとって最も原始的な作業であって、地球に向かいあう基本的な仕事なのだなーと思いました。

色々道具が揃っている現代でも大変なのですから、ろくな道具もなかった時代に、古墳を作ったり遺跡を作ったりしていた古代人は本当にすごいなーと思いました。

地面に向かって汗を流すというのは、大変ですが終わったあとに気持ちは良いです。

たまには良いかもしれませんね(^_^)

 

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