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秋葉原のメイドカフェ 【オススメ6店】

秋葉原のメイドカフェ
※著作者:David Photo Studio

男性なら一度は行ってみたい夢の花園。

いや、女性だって興味はあるはずだ。きっと口には出さないだけで、みんな行ってみたいと思っている。きっとそうに違いない!
そう祈る気持ちで、メイドカフェについて調べてみた。
なお、すべての画像はイメージ画像であり、個々の店舗のものではない。

メイドカフェの変遷

「なぜ今さら?」という読者の気持ちもわからなくないが、そこは筆者の趣味・・・コホン、ライターとして現在のメイドカフェ事情を調べるべきだと思ったからである。

というのも、オタクの街の象徴ともいえるメイドカフェブームが息を潜めてしまったからだ。

日本には東に秋葉原、西に日本橋という二大オタクエリアがあるが、筆者は関東在住のため今回は秋葉原の事情について取り上げたいと思う。
秋葉原そのものもオタク文化の象徴だったが、最近は都心部でのオタクエリアの分散化により一時期の勢いがないらしい。またネットショッピングの普及により、わざわざ出掛けるメリットが減ったのもあるだろう。

そもそも、メイドスタイルのスタッフが接客するという業態は、2001年に「Cure Maid Cafe(キュアメイドカフェ)」が秋葉原にオープンのが最初だったようだ。

Cure Maid Cafe 公式HP→http://www.curemaid.jp/

それ以前は、アニメやゲームのイベントなどでコスプレをしたスタッフが飲み物を提供するという試みはあったようだが、メイドカフェ元年は2001年ということだ。

その後は似たような業態の店が乱立し、競争も激化。2010年~13年頃が最盛期だったのではないだろうか。その後は人気店以外は淘汰され、業態としても徐々に変化が見られた。幅広い層をターゲットにしていたメイドカフェも、客のニーズに合わせて各店がコンセプト変えてきたのだ。
今回はそんな中から、今も人気のメイドカフェを紹介してみたい。

初級

@ほぉ~むカフェ(アットホームカフェ)

秋葉原で5店舗を展開するメイドカフェの大手。一般的にイメージする「お帰りなさいませ、ご主人様!」や「萌え萌えキュン♪」そのままのコンセプトである。衣装もミニスカートにニーハイソックスがスタンダード。
初めてメイドカフェに行ってみようという人にオススメだ。その代わり、エンターテイメント性に特化しており、き○りー○みゅ○みゅのようにカラフルな店内や、口に出すのも恥ずかしい料理名が並ぶなど、ある意味ハードルが高いかもしれない。

秋葉原のメイドカフェ

それでも男性の一人客だけではなく、女性同士やカップルも多いので初級としては無難な店だろう。

@ほぉ~むカフェ 公式HP→http://www.cafe-athome.com/

HoneyHoney(ハニーハニー)

秋葉原、横浜、大宮に店舗があるメイドカフェ。イメージ的には@ほぉ~むカフェをソフトにしたようなものだ。メイドのファッションは似たようなものだが、よりシンプルな店内で「萌え度」もそこまで高くない。
もちろん、メイドカフェらしいサービスが受けられる。ここの特徴はランチタイムとディナータイム(バータイム)に分かれており、ランチタイムはチャージ料金が掛からないところだ。
さらにカウンターが禁煙席、テーブルが喫煙席となっていて、昼間からアルコール飲料の提供もある。暑い日にメイドを眺めながら冷えたビールで一杯、なんてこともできるわけだ。特に日本酒にも力を入れている。

秋葉原のメイドカフェ

メイドの距離感もちょうど良く、余程の混雑時でなければ一人客でもメイドから気軽に話しかけてくれ、適度な時間で離れるので気を遣わないのがポイントである。

HoneyHoney 公式HP→http://www.honey2.jp/

中級

欧風ギルドレストラン ザ・グランヴァニア

秋葉原駅から徒歩一分の好立地にある。店内は欧風レストランのイメージであり、喫茶タイムと酒場タイムに分かれる。「お帰りなさいませ!」はあるが、「萌え度」は高くない。スタッフの衣装は萌えメイドだが、ここも積極的に話しかけてこないのでゆっくりするにはいい。手の空いたメイドがふらりとやってきて、好きなアニメやゲームの話で盛り上がる感じだ。
入り口をはさみ、禁煙席と喫煙席が分かれ、昼間からアルコール飲料も注文できる。
欧州ビールだけのメニューもあり、料理もわりと凝ったもので品数も多いのが特徴。カフェというより、まさにレストランだ。ただ、喫煙席の一画にドンペリニオンの空き瓶が大量に並べてあるのが恐ろしい・・・そこまで熱狂的なリピーターも多いということか。

秋葉原のメイドカフェ

メイドとの対決ミッションというのもあり、有料だがゲームに勝つといいことがあるみたいだ。
HoneyHoneyをより静かにした感じのコンセプトである。

ザ・グランヴァニア 公式HP→http://the-granvania.ciao.jp/

上級

私設図書館カフェ シャッツキステ

秋葉原駅からは少し離れるが、人気のメイドカフェ。黒のロングスカートと白いエプロンというクラシカルな衣装と厳選された紅茶が楽しめる英国風スタイルの店だが、なぜか店名はドイツ語である(schatzkiste=宝箱)。
「萌え度」は低いが、静かに楽しむのがここのスタイル。スタッフは本場のメイドっぽく全員が何かしらの仕事をしており、積極的に話しかけてくることは少ない。本棚に囲まれた席でスコーンやブレンドティーなどを味わいながら、メイドが厳選したという本を読むという楽しみ方だ。

もちろん、一切メイドとの会話がないわけではなく、時には色々な話題で盛り上がれる。
完全禁煙、アルコール飲料の提供もないため、純粋に喫茶店としても休めるのもいい。

シャッツキステ 公式HP→http://schatz-kiste.net/index.html

超級

男の娘カフェ&バー NEWTYPE(ニュータイプ)

正確にはメイドカフェではないが、通常のメイドカフェに満足できない人のための憩いの場。
通常は17:00からの開店となる。カフェというよりもバーといった感じである。スタッフが全員メイド・・・もとい、男の娘という特殊な店だが、女性客も非常に多い。男の娘とは基本的には性同一障害ではなく「自分を女の子らしく可愛く見せたい」趣味の人たちのこと。なかには容姿だけでなく、声まで女性としか思えないスタッフも多い。
週末は朝まで営業しているのは秋葉原でも珍しい。トークも楽しく、初めての客同士を話しに巻き込むなど接客が上手いのも特徴である。

怖いもの見たさ・・・なんていうほど怪しいことはなく、好奇心をくすぐられる面白い店だ。

NEW TYPE 公式HP→http://newtype.ms/

最後に

いまでも営業している店というのは何かしらの特色があった。さらに細分化されたコンセプトカフェもあるが、リピーターでもない限りはこのくらいで十分だろう。なお、今でも街頭でメイドがビラを配りながら呼び込みをしているが、そういう店は人気店でない可能性が高い。

※各店舗の情報は2017年4月のものとなります。

 

gunny

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Twitter→@gunny_2017

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