海外

アジアでも大人気ドラえもん 「中国の変なドラえもん画像」

日本のアニメ

アジアでも大人気ドラえもん

画像 : 『ドラえもん』の主要キャラクターの像 wiki c Muramasa

海外でも日本のアニメは大人気だ。

台湾の今の20代から30代の若者は、幼い頃からテレビで放送されていた日本のアニメを見て育ったという。
筆者が台湾に在住していた頃、何人かの若者に聞いてみたところ、その大半がそうだった。

彼ら曰く、台湾のアニメは面白いものがないという。幼児期には「しまじろう」と一緒に色んなことを学んだという。

ドラえもん、クレヨンしんちゃん、ちびまる子ちゃん、ワンピース、こち亀などが王道といったところである。最近では鬼滅の刃も人気でテレビで放送されていた。最近公開されたスラムダンクの映画も、台湾でも評価が高かった。

ドラえもんは中国語で「小叮噹」とか「多拉A夢」(後者は発音が日本語のドラえもんと非常に似ていることから付けられた名前)と呼ばれている。

中国大陸でもドラえもんはキャラクターとしても人気で、お店の名前などでも使用されている。火鍋屋やレストランなどの店名に使われたり、屋台ではドラえもんの人形焼が売られていたりする。

しかしどれも商標など取っているはずもなく、クオリティーもイマイチである。

筆者は一時期いろんなドラえもんの写真を集めることにハマっていた。どれも絶妙でクスッと笑えるドラえもんだからだ。

アジアでも大人気ドラえもん

画像 : 筆者撮影

アジアでも大人気ドラえもん

画像 : 筆者撮影

アジアでも大人気ドラえもん

画像 : 筆者撮影

それでもなんとなくドラえもんというだけで、OKのようだった。

ドラえもんの秘密道具

人類の夢を叶えるドラえもんの秘密道具は、誰もが一度は「あの秘密道具が本当にあったらなあ。。」と考えた事があるだろう。

今回は中国メディアで

「ドラえもんの不思議なポケットの秘密道具のいくつかは、今の時代に実現した」
参考 : 啦a梦的神奇口袋 

と取り上げられていたので、その中の一つを紹介しよう

「トレーサーバッジ」

画像 : トレーサーバッジ

これは、のび太がジャイアンズのマネージャーに任命されたというお話である。しかし連絡しようにも友達の居場所が一向に掴めない。

そこでいつものようにドラえもんに頼むと、ドラえもんはポケットから「トレーサーバッジ」なるものを取り出す。
友達はのび太から隠れることはできない。みんなは薄気味悪がる。

最終的にはそのカラクリがスネ夫にバレてお仕置きを喰らう、といったいつもの流れだ。

このお話はドラえもん9巻の中の1話であり1975年11月1日発行だ。現代の私たちが読むと、かなりの個人情報漏洩問題である。

これはまさに現在の「GPS機能」だ。

GPSの前身は、1958年にアメリカ軍で開発されたトランシット人工衛星を使って、移動するものや人の位置を特定するというものだ。

1964年正式にこのシステムが投入された。そして1970年代には海陸空軍が連合して地球規模で機能するGPSを開発した。

今では携帯電話には当たり前のようにGPSがついている。2021年にはApple社がAir Tagの発売を開始した。

Bluetoothの届く範囲内ならどこにあるか探すだけでなく、音を出すことも可能になり更に便利になった。

恐竜の名前にもなった

画像 : 邢立教授

2021年7月10日、中国四川省で4つの恐竜の足跡化石が見つかった。これは後に新種と認定される。

この発見に携わったのが39歳の邢立教授だ。

彼は大好きなのび太の苗字を取り入れ、この新種の恐竜に「Eubrontes nobitai」と名前をつけた。
名前の後ろに「野比」が入っている。

これには反日を掲げる多くのネット民から

「なぜ中国で見つかった新種の恐竜に、日本のアニメにまつわる名前をつけるのか!」

などの反論があったようだ。

だが教授はこう語る。

「恐竜の発見や研究に国境はない。私はこの恐竜の名前を通して中国と日本の距離を縮めたい。」

これには日本のドラえもんファンも大喜びしたことだろう。

このようにドラえもんは今もアジアでは根強い人気を誇っている。

 

  • Xをフォロー
好きなカテゴリーの記事の新着をメールでお届けします。下のボタンからフォローください。

草の実堂編集部

投稿者の記事一覧

草の実学習塾、滝田吉一先生の弟子。
編集、校正、ライティングでは古代中国史専門。『史記』『戦国策』『正史三国志』『漢書』『資治通鑑』など古代中国の史料をもとに史実に沿った記事を執筆。

✅ 草の実堂の記事がデジタルボイスで聴けるようになりました!(随時更新中)

Youtube で聴く
Spotify で聴く
Amazon music で聴く
Audible で聴く

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

  1. 切り裂きジャックの真相について調べてみた
  2. 「読書教育」は童話の王国デンマークから伝わった【マッチ売りの少女…
  3. 【16年間の逃亡劇】マフィアのボス、「ピザ職人」で人気者になりす…
  4. 近年の中国・オーストラリア関係を振り返る 〜悪化した中豪関係
  5. 中国のビックリする料理 【牛糞、ネズミの踊り食い、猿の脳みそ】
  6. 『すぐそこに迫る脅威』北方領土にロシア軍事基地拡張の兆し 〜日本…
  7. 昆虫食の歴史 「昆虫はなぜ食べられなくなったのか?」
  8. 人類最古の「ガン」は170万年前のホモ・サピエンス以前の種の骨肉…

カテゴリー

新着記事

おすすめ記事

『イスラエルとイランの軍事衝突』日本が真っ先に備えるべき事態とは?

2025年6月13日、イスラエルがイランに対して軍事攻撃を仕掛けたことを契機に、両国間の緊張が一気に…

これは衝撃!天皇陵のほとんどが全く別人の古墳だった 【大王墓の謎に迫る】

日本の歴史における古墳時代とは日本史の時代区分の一つに「古墳時代」があり、大王家や有力豪…

前漢の皇帝が酔って侍女と過ごした「一夜の過ち」が、漢王朝を200年延命させる

一夜の過ちが歴史を変えた前漢の皇帝が、酒に酔った勢いで侍女と過ごした一夜。この出来事が、…

枕草子はなぜ生まれたのか?その誕生について調べてみた

『枕草子』と清少納言『枕草子』は平安中期、清少納言によって執筆された世界最古の随筆である。…

ダメ男の中のダメ男だった詩人~ 石川啄木 【結婚式ドタキャン、借金踏み倒し、吉原通い】

明治時代の詩人・石川啄木(いしかわたくぼく)は「はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと…

アーカイブ

人気記事(日間)

人気記事(月間)

人気記事(全期間)

PAGE TOP