幼稚園や小学校で植物を栽培する授業があるが、ミニトマトの栽培も盛んに行われている。
それだけ育てやすい野菜ということだろう。
【用意するもの】
トマトの苗。
苗を入れる植木鉢。ペットボトルの底などに水通し穴を開けて代用する人もいる。
支柱。支柱とトマトの茎を結ぶ紐。
園芸用の土。土が入っていた袋。
肥料、または液体肥料。
【植え付け】
植え付け時期は、種からの場合は3月。
ただ、自分で種から育てるのは難易度が高い。初心者は苗を買って植えた方が良い。
4月、5月頃になると、園芸店やホームセンター、お祭りなどで苗を販売している。す
でに実が付いているものもあるので、買ってすぐに収穫できて楽しめる。
【選び方】
大きなトマトは育つまでに時間がかかり、うまく育たない場合もある。
初心者には早く育つミニトマトがオススメ。
【環境】
土はきめ細かく、サラサラな方が良い。
日当たりが良いところを好む。
【植え方】
苗を購入した場合、柔らかい植木鉢のようなものに入って売られている。
そのままだと上手に育てられないので、そこから出して、畑に移し替えてあげよう。
植木鉢で育てる場合は、底に土が出ないように専用のネットを張り、園芸用の石を入れ、その上に土を入れつつ、苗を植えると良い。
茎が倒れてしまうので、トマトの苗のすぐ横に支柱を立てて、トマトの茎を紐で優しく結ぶ。
風で倒れないよう、支柱を4本立てて、園芸用の土が入っていた袋の上下をカットしてカバーにし、トマトの周りにかぶせてあげると良い。
【グニャグニャに育ててみよう】
畑などの広い場所がある人は、茎をグニャグニャに育ててみよう。
支柱を立てずにトマトが自然に伸びていくのを観察するとおもしろい。
ただし、それだと実付きが少ない場合がある。あくまで実験として楽しみ、収穫用の苗を別に植えておこう。
【育て方】
水をあげ過ぎると良くない。
甘いトマトを育てるには、水を少なめにすると良いとも言われている。
強い光を当てると良い。
【梅雨時】
雨が当たるのは良くないので、梅雨時はカバーを付けてあげるとなお良い。
【寒い時期】
トマトが青いままで、一向に赤くならない。
寒い時期もトマトを育てたいという人は、透明のビニールをかぶせてミニ・ビニールハウスにしよう。
栽培初心者でも楽しめるトマトの栽培。
一人暮らしでもベランダ菜園として始めやすいかもしれません。
お子様がいる方は、ぜひ一度家族で挑戦してみてください!
栽培日記
※イラスト Peaceful life 20
この記事へのコメントはありません。