UFO,宇宙人

超古代文明の宇宙人統治説について調べてみた

[ikemenres]

オーパーツが示す宇宙人の関与

オーパーツの存在は、アトランティス・ムー・レムリアなど超古代文明からマヤ・アステカなどの高度な文明の名残を世間に見せてくれる。
正史では架空の産物ととらえられ否定されているが、現存する遺跡もあることで、100%ありえないと言い切ることはできない。

 

ここで点と点と結ぶのが、神話や伝承の存在である。
高度な文明だったにもかかわらず、現在その名残がほとんどみられないのは、それらの超古代文明が滅びたという伝説が大きく関係しているだろう。

 

伝承によると、アトランティスやムーは「一瞬で跡形もなく滅びた」といわれている。
そのため、高度な技術を持った人々の子孫も存在していないのである。
子孫がいないために超古代文明は最初から存在しないものとされているが、そんななか、その技術の一端を垣間見せてくれるのが、世界各地に散らばっているオーパーツの存在なのだ。

 

王道の人類の歴史にあてはめると解決できない事柄を、オーパーツの存在を「宇宙人の飛来」という仮説に繋げると、パズルのピースがそろったかのようにとたんに全体像が浮かび上がってきて理解できるような部分も出てくるのである。

 

宇宙人が支配したと考えられる超古代文明

宇宙人の飛来と超古代文明は大きく関係しており、古くは「火星人が統治していた」という説が、現在では「宇宙人と人類のハイブリッド(混成)が統治していた」という説がある。
彼らが権力の中枢にいたと考えられている。
すると、たとえばアトランティスの滅亡の原因のひとつとして定番の「神の怒り」という仮説も説明がつく。

 

また、べつの説では「他国からの侵攻を避けるために、当時、飛来してきた複数の宇宙人と手を組んだ」というものもあり興味深い。
その頃の高等技術としては、伝承では「テレパシーでの会話」や「天変地異を操作できた」というものがある。
アトランティスの代名詞である『オリハルコン』も、「宇宙人の遺産ではないか」ととらえると整合性がみえてくるのではないだろうか。

 

ムー大陸と関連づけられることが多く、建造方法や目的も分からない『モアイ像』も、「宇宙人へのモニュメント」という説がある。

オーパーツ
(出典 ぱくたそ)

上半身だけしかない、地球上の人物とは言い難い姿のモアイ像は、まさに宇宙人をイメージしているともいえる。
ムーを造った宇宙人への尊敬の念が込められていると思われる。
イースター島には、そのことを裏づける『鳥人伝説』も存在している。

 

エジプトの『ピラミッド』も長いあいだ発掘調査されている遺跡だが、整合性のとれた石の積み上げと大きさなど、宇宙人の技術関与を認めないと説明できないことが多いという。

All Giza Pyramids

(出典 wikipedia)

 

驚くべきことは、ピラミッドやモアイ像などオーパーツと呼ばれる遺物が地球の一直線上に並んでおり、寸分の狂いがないという事実だ。

 

『ノアの方舟』が「じつは宇宙船であった」という説もある。
ノアの洪水伝説は各地にも派生した話が数多く存在していることで有名だが、「ノアの方舟は宇宙船で、当時の地球に限界を感じ逃げた、もしくは、選ばれた人類を逃がした」というものである。

 

まとめ

超古代文明の陰には、常に人知を超えた存在(宇宙人)の影がある。
超科学的な見解で繰り広げられる議論のなかには、現在の知識を持ってしても解決できないものも多くある。
「宇宙人が作った」と考えると多くの謎が解明できる一方で、決定的な証拠がないというのも事実。

 

いくつかのオーパーツには、製造方法が解明されつつあるものもあり、すべてが宇宙人を肯定するわけではない。
しかし、太古に考えられうる目的や建築、製造方法では、合理的な説明ができない物も存在しているというのも事実なのである。

 

<参考文献>


『マンガ超古代文明の真実』 神谷充彦監修 宝島社


『この世に実在する「ミステリーコード」の謎と不思議』 夢プロジェクト編


『なぜ「世界遺産」は宇宙人のためにつくられたのか?』 岡田英男著 竹書房新書


『宇宙人 謎の遺産―彼らこそ地球文明の影の支配者だ』 五島勉著 ノン・ポシェット


『謎解き古代文明』 ASIOS著  彩図社

1

2

✅ 草の実堂の記事がデジタルボイスで聴けるようになりました!(随時更新中)

Audible で聴く
Youtube で聴く
Spotify で聴く
Amazon music で聴く

コメント

  1. アバター
    • 匿名
    • 2017年 3月 30日 7:47am

    シュメール文明の事かと思ったら触れても無かったでござる

    0
    0
  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

  1. 3万年前の航海を徹底再現!旧石器時代について調べてみた
  2. 宇宙船の破損事故により人類史上2番目に宇宙に長期滞在した宇宙飛行…
  3. 古代の農業の歴史 「最古の農業は23000年前」
  4. アドルフ・ヒトラーとオカルティズムについて調べてみた
  5. 「UFOは未来の人類が地球にタイムトラベルしに来ている」 〜イギ…
  6. 古代の地球は巨木世界だった確かな証拠【この地球に山は森はなかった…
  7. 小惑星オウムアムアは宇宙人探査機?【第2のブラックナイトか】
  8. ピラミッドの最新調査について調べてみた【ギザの大ピラミッド】

カテゴリー

新着記事

おすすめ記事

箸墓古墳の主・倭迹迹日百襲姫命(やまとととびももそひめ)は誰だ? その正体を検証する

エピローグ考古学や古代史に興味がある多くの人が、奈良県桜井市の纏向にある箸墓古墳の主が倭…

トルストイの生涯とオススメ作品【ロシアを代表する小説家】

レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ (1828~1910)は、帝政ロシア時代の小説家・思想家で…

戦国武将が名前を何度も変えた理由とは? 「氏・姓・名字・幼名・諱・法名」

戦国大名の名前は複雑戦国時代の大名たちは、なぜ一人でいくつもの名前を持っていたのだろうか?…

天皇と人間宣言について解説 【天皇の概念の推移】

天皇とは海外で暮らしていると、日本の天皇についてよく尋ねられる。「大統領のような…

朝廷から特別な崇敬を受けた「二十二社」を紹介 ~王城鎮守を任された22の神社

平安時代の中頃になると、諸国に赴任した国司が幣帛(へいはく)を地元の有力神社に頒布する、国司神拝が行…

アーカイブ

PAGE TOP