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ビットコインの歴史と採掘(マイニング)

前回の「ビットコインの仕組みを調べてみた【分かりやすい!】」では、ビットコインの仕組みをまとめてみましたが、今回はもう少し調べてその歴史や採掘(マイニング)といった部分を補完したいと思います。

ビットコインの始まり

ビットコインの歴史と採掘(マイニング)

ビットコインは2009年1月からその理論を実現するためのソフトウェアがオープンソースで公開されたことで始まりました。そして、試験的にですが初期の段階から取引が行われたと言われています。

このソフトウェア「Bitcoin-Qt」の開発にあたっては、その前年に中本哲史(Satoshi Nakamoto)という人物がネット上に投稿した論文がベースとなりました。

でも、この中本という人物が謎だらけなんですよね。そもそも日本語表記では、サトシ・ナカモトと書かれることもあります。つまり、日本人じゃなくて日系人かもしれないということです。他にも色々な説があります。「偽名だ」「本名だ」「個人名だ」「グループの名前だ」というように、正体が分からないからこそ必至になって皆が特定しようとしているわけです。

2006年5月には、オーストラリア人の起業家クレイグ・ライトさんが、自分がビットコインの考案者だと名乗り出たそうです。ライトさんはイギリスのBBCに「主な部分は自分が担当した」としながら、「他の支援者の手も借りた」と話し、中本氏しか知らないという技術的な証拠も見せたそうです。それでも、ライトさんを本物だと決めるには疑問が残っているとのこと。

でも、今ではビットコインは独り立ちしてどんどん成長しているわけですから、好奇心の対象と考えたほうがいいですね。

採掘(マイニング)も立派な仕事?

ビットコインの歴史と採掘(マイニング)

ビットコインは、国や銀行などが管理しているわけではありません。
だから、経済政策などで流通量を中央銀行にコントロールされることもありません。でも、銀行が発行していないということは、ビットコインはどこから生まれてくるんでしょうか。

それがマイニングです。

マイニングの話をする前に、ビットコインの構造についておさらいしますね。ビットコインでは、すべての取引記録がネットワークに残されます。それを利用する人全員が記録を見ることができるので不正ができないというシステムがビットコインを成立させているといえます。でも、この取引記録は自動で追記されるわけではありません。どこかにサーバーがあるわけではないので、ネットワーク内に分散している取引記録を保存したり追記したりするのは大変な作業です。

そこで、ビットコインを利用している人の中で有志を集い、その人たちのコンピューターの余っている計算能力を使わせてもらうことで、常に最新の情報に書き換えられているというわけです。例えるなら大きな取引台帳があって、膨大な納品書、請求書、領収書があったとしましょう。それを一人ではなくて「○月から○月までの請求書の内容はあなたが金額を計算して台帳に書き込んでくださいね」というように、それぞれのパソコンに仕事を振り分けるわけです。

その報酬として支払われるのが、新しく発行されるビットコインで、この一連の流れが「採掘(マイニング)」と呼ばれています。

採掘(マイニング)は儲かるの?

ビットコインの歴史と採掘(マイニング)

じゃあ、マイニングだけしていればビットコインが貰い放題だよね!」と思ってしまいますが、そんなに甘くないのが現実です。あ、仮想通貨の話ですけどね(笑)

どうしてかというといくつか理由があります。

まず、ビットコインには発行される総量が決まっているということ。2140年までに2,100万BTCとあらかじめ決まっていて、それ以上は新規に発行されることはありません。そして、発行のスケジュールも決められています。最初の4年間に1050万BTCを発行します。次の4年間で残った半分のさらに半分の525万BTCを、さらに次の4年間で残った半分の半分を、というように発行してゆくわけです。だから、マイニングをすればするだけビットコインを貰える訳ではないんです。

でも、マイニングそのものは誰でもカンタンにできます。「MINER GATE」といったマイニングツールをダウンロードして、インストールしてからアカウントの登録を行います。「MINER GATE」では、ビットコイン以外にも色々な仮想通貨を採掘できるようになっています。自動的に最も効率の良い通過を選択して掘るので初心者にはとてもオススメです。

そこでビットコインを選択すれば自動的にマイニングが始まるわけですが、一般的なノートパソコンで発掘できる量は、24時間で約0.00002BTC(2017年8月のレートで約9円)というのが相場とも言われています。でも、これってパソコンの電気使用量を考えると「儲かった」といえる額じゃないですよね。

ということで、本気でマイニングをする人は専用のハイスペックの「マイニング専用」コンピューターを使っているようです。

もっとも、ビットコインそのものが有名になっているため、マイニングを行う人(マイナー)が増えたという単純な理由もあるようです。

ビットコインを所有する目的は?

前回の記事と合わせて、ここまででビットコインのことはかなりお伝えできたと思います。

でも、大きな疑問も残っているはずです。

ビットコインってどんなときに使うの?」という疑問がありませんか?私がビットコインのことを知って最初に浮かんだ疑問がこれでした(笑)

今のところ日本では本来の仮想通貨としての使い方よりも「安く買って高く売る」という投機目的での使い方が多いようですが、全国展開している企業では家電量販店の「ビッグカメラ」と眼鏡専門店の「眼鏡スーパー」が取り扱いを始めました。その他には、個人経営の飲食店など全国的に点在しているような感じですが、きっと今後は2020年の東京オリンピックに向けてもっと広がると思います。

また、ビットコインの取引所のひとつ「ビットフライヤー」では、ビットコインでショッピングができる「ビットコインをつかう」というストレートなネーミング(笑)のネットショップの運営を始めました。

「ビットコインをつかう」→ 公式HP

まとめ

ビットコインは一般的には「やっと知られてきた」くらいですが、早くから投機目的で利用してきた人も少なくありません。いまのところ、今後は需要が伸びることが予想されているので興味がある方は今のうちに利用し始めたほうがいいかもしれませんね!

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