2017年7月2日、(株)メルカリのフリマアプリ「メルカリ」が4周年を迎えました。
「もう4年も経ったの!?」というほど急成長した感じがありますね。
それに合わせて2017年6月30日には報道関係者向けということで「サービス開始4周年記念インフォグラフィック」を発表しました。
数字で分かるメルカリの成長、みたいな内容です。
私もメルカリユーザーなので見てみましたが・・・
「ちょっと待って!誤解を生みますよ!」という内容があったので、今回はメルカリのサービスと賢い利用法について調べてみました。
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メルカリ のシェア
インフォグラフィックによると、メルカリの日本でのダウンロード数は5000万+アメリカが2500万となっています。この数字だけで判断できませんが、サービスの性質を考えると「ダウンロードだけしておこうかな」といったアプリではないので、実際に使用している人はかなり多いと思います。
ちなみに3大フリマアプリというものがあるらしく、それが「メルカリ」「フリル」「ラクマ」だそうです。私はメルカリしか経験がありませんが、それでもメルカリのダウンロード数は圧倒的で、2017年4月時点でフリルが650万、ラクマが400万ということなので驚きです。
メルカリの年間流通額は約1200億円となっていましたが、これは推測ですね。
ここまではいいんです。とっても使いやすいアプリなので人気なのはわかりますから。でも、「ちょっと待って」というのがその他の数字でした。
ユーザー満足度
インフォグラフィックでは、ユーザー満足度が98%となっています。これは取引後の評価が「よい」となる割合だそうですが、メルカリでは出品者と購入者で評価の意味合いが違ってきます。購入者が評価を終えた時点で、出品者は購入者が付けた評価を知らされないまま、評価をしなくてはいけないんです。
普通の取引なら心配ありませんが、ちょっとした問題があった場合は出品者にとっては不利です。購入者が低い評価を付けていると分かっていれば、自分も低い評価を相手に付けられますが、そうでない場合は悩みますよね。そこで「よい」を選ぶしかなくなるわけです。
98%の中にはそうした例も含まれているはずです。
何よりもそうした事態を避けるためには、取引相手をしっかりと選びましょう。
取引相手も選ぼう
私の経験上、メルカリのユーザーの多くは女性か若い人です。男性はヤクオフのほうが多いんでしょうか。インフォグラフィックでもカテゴリー別の取引シェアのうちレディースが25.5%、次いでエンタメ・ホビーが17.7%となっています。やっぱり「カンタン」というメリットがこの数字に出ています。
でも、残念ながら若い人の中にはマナーが良くない人も多いんです。
出品者の立場で言うなら、購入前のコメントで「お金がないので○○円に値引きできませんか?」と半額近い金額を提示してきたり、「高すぎる」とだけコメントしてきたり・・・
そこで大切なのは相手のプロフィールです。画像がしっかり入っていて、プロフィールも書いてあれば、取引実績が少なくても安心できます。そして最新の評価日時も確認しましょう。最後に評価された日時が古い場合は、アクティブなユーザーではないので避けたほうがいいです。これは出品、購入のどちらでも当てはまります。もし出品していて、この人には購入して欲しくないなぁと感じたらブロックしちゃいましょう。
冷たいようですが、不要なトラブルを減らすために仕方ありません。
お得な利用法
さらにインフォグラフィックを読み進めると「出品者の60%は購入者でもある」「売れた商品の約半数が出品から24時間以内に売れている」とあります。でも、これにもカラクリがあるんですよ。
メルカリには基本利用料がありません。その代わり、取引が成立すると販売価格の10%が手数料として引かれ、現金化するときには振り込み手数料が210円引かれます。さらにユーザーにはお買い物に使えるポイントがキャンペーンなどで送られてきます。そうなると数千円程度の売り上げだったら、買い物をしたほうがお得ですよね。
そして売れるまでの時間ですが、フリマはオークションとは違って「すぐに処分したい」という人が多く利用します。そのため、同じ商品を検索して自分が設定した価格より安いものがあれば、多少の値下げをしてでも売ってしまうというケースが少なくありません。少しでも早く売りたい場合は値下げするのも手ですよ。
メルカリ出品のコツ
ここまでちょっと辛口なお話ばかりになってしまいました。
で、何を言いたいのかというと、
逆にこうしたことを知っておけば、よりスマートにメルカリが利用できるということです。便利なアプリには変わりませんからね。
最後に出品の際のちょっとしたコツをお教えしたいと思います。
最も大切なのは画像です。
基本的に撮影をする時は自然光を使ってください。出来ればサイドから自然光が入るとベストですね。自然光が使えない夜間の撮影や室内での撮影は「白」を多く取り入れると見栄えが良くなります。洋服などは、白い壁にハンガーで吊るしたり、小物も100円ショップで売っているような白い生地の上に置くと商品が引き立ちますよ。
商品紹介は、難点がある場合は画像と合わせてはっきりさせるのがポイントです。自分で、気にしすぎかな?っていうレベルまで書いちゃっていいです。そのほうが、購入者が商品を受け取ったときに少なくてもガッカリはしません。「思っていた以上に綺麗だった」と思うことはあっても、低い評価に繋がることはないですしね。
まとめ
間違いなくメルカリはカンタンで便利なアプリです。
不要な物を処分するならピッタリだと思います。商品が売れるまでは手数料がかからないというのは良いですね。だけど、どんなものにもメリットとデメリットがあります。そのことを知ってもらった上で、是非スマートに使ってもらいたいと思ってこの記事を書きました。
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