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今シーズンのブライトンの戦力分析 ~後編 「2023-24先発予想フォーメーション」

今シーズンのブライトンの戦力分析

画像 : 三笘薫 GettyImages

今週の8月11日、ついにプレミアリーグが開幕します。サッカーファンとしては、眠れない夜が再び訪れることになります。

今回の記事では前編と後半に分けて、三笘薫が所属するブライトンの戦力を紹介しています。

前回の記事では、ブライトンの守備陣と最新の移籍情報をお伝えしました。

今シーズンのブライトンの戦力分析 ~前編 「マンCが三笘を熱望 移籍金約90億円」
https://kusanomido.com/kusanews/70364/

センターバックに少し不安があることを指摘しましたが、今回の記事では、充実の攻撃陣について見ていきたいと思います。

フォワードは3人が軸

フォワードは、エヴァン・ファーガソン、ダニー・ウェルベック、ジョアン・ペドロが軸になります。

エヴァン・ファーガソンはわずか18歳ながら、昨年アイルランドのA代表に選出されています。

すでに完成された選手として将来を渇望されており、今シーズンの活躍次第ではビッグクラブに移籍するかもしれません。昨シーズンは怪我が多かったため、1年通じて試合に出場することが今シーズンの課題になるでしょう。

ダニー・ウェルベックは、今年で32歳になるベテランです。

マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、かつて香川真司がマンチェスター・ユナイテッドに移籍した際はチームメイトでもありました。

若い頃は身体能力を生かしたプレーが目立ちましたが、最近は仲間を生かすポストプレーに磨きがかかり、チームに落ち着きをもたらしています。
強豪クラブとのマッチでは、彼の経験は欠かすことができないでしょう。

ジョアン・ペドロは今シーズン、ワトフォード(イングランド2部)から移籍してきた新戦力です。

 

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ポストプレーからドリブルまでレベルが高く、オールマイティな選手です。先日アメリカで行われたプレシーズンマッチでは、素晴らしいプレーを見せていました。今シーズン、一気にブレイクする可能性を秘めています。

魅力的な中盤

次に中盤を見ていきましょう。

今シーズン、ドルトムントからマフムード・ダフード(ドイツ)を獲得しています。香川真司がマンチェスター・ユナイテッドからドルトムントに復帰したときの同僚でもあります。

前回の記事でもお伝えしたように、リヴァプールに移籍したマクアリスター(アルゼンチン)と、移籍濃厚のカイセド(エクアドル)に代わる補強になります。

中盤の底(ボランチ)を本職としており、派手さはないですが、いぶし銀の活躍を見せてくれるはずです。

同じくボランチを担当するのは、ビリー・ギルモア(スコットランド)、またパスカル・グロス(ドイツ)あたりになります。

トップ下は昨シーズン、リヴァプールから加入したアダム・ララーナ(イングランド)が務めるでしょう。昨年はシーズン途中で怪我をしてしまい、残念なシーズンを送ったため、今季にかける意気込みは強いはずです。

また今シーズンには、同じくリヴァプールからベテランのジェームス・ミルナー(イングランド)を獲得しています。

ブライトンの補強が素晴らしいところは、将来有望な若手だけではなく、経験豊富なベテランも補強するところです。

数々のタイトルを経験したベテランの存在は、若手に対するお手本として期待できます。試合以外の部分(練習の取り組み方や試合での心構えなど)においても、2人は大きな役割を果たしてくれるでしょう。

もちろんベテランだけでなく、将来有望な若手も多く在籍しています。

パラグアイの至宝」と呼ばれているフリオ・エンシソ、ファクンド・ブオナノッテ(アルゼンチン)です。トップ下やウイングで起用されるでしょう。

そしてベルギーからレンタルバックした、サイモン・アディングラ(コートジボワール)がもっとも注目すべき若手かもしれません。

先日のプレーシーズンマッチでは三笘と同じ左ウイングで出場し、2得点の大活躍でした。

メディアは「三笘のライバル出現」と騒ぎ立てましたが、現時点では荒削りな部分も多く、まだプレミア1年目です。右サイドでのプレーも可能なため、途中出場のなかで、様々なオプションとして最初は起用されるでしょう。

右サイドはソリー・マーチ(イングランド)が君臨しています。昨シーズン、三笘と同じようにサイドを切り開き、多くの得点とアシストを決めています。シーズン終盤に怪我をしたため、怪我の再発には注意したいところです。

今シーズンのブライトンの戦力分析

画像 : 2023-2024 ブライトン先発予想(カイセドは去就が不透明なので外しています。)※草の実堂作成

つい先日には、アヤックスからモハメド・クドゥス(ガーナ)の加入が大手メディアで報じられています。移籍金は4000万ユーロ(約63億円)前後になり、クラブ史上最高額だそうです。

フォワードからトップ下、ウイングまでこなせる万能型プレイヤーで、数多くの試合をこなすブライトンにとっては最高の補強です。

今シーズンの三笘に対する期待値は?

それでは最後に、今シーズンにおける三笘の課題を見ていきましょう。

昨シーズン、プレミア1年目における三笘の活躍は素晴らしいものでした。今シーズンは昨季以上の成績を残すことを期待してしまいます。

昨季の終盤、各チームは三笘への対策を入念に準備し、試合に臨んできました。そのため三笘の得点数も減少しています。

対戦相手が対策を練るなかで、いかに活躍できるか」が、今季の課題になるでしょう。

「ドリブルで突破するためのボールのもらい方」「ポジショニングの取り方(裏への抜け方)」などがあげられますが、知将デゼルビの指導によって、今季はさらにバージョンアップした三笘が見られるでしょう。

十分に期待できると思います。

ブライトンの初戦は?

前編と後編に分けて、今シーズンにおけるブライトンの戦力を見てきました。

ブライトンの補強は、今のところほぼパーフェクトと言えるでしょう。

現時点ではまだ移籍期間中であること、シーズン途中で起きる相次ぐ故障者など、予期しないアクシデントも考えられます。油断は禁物ですがもし順調にいけば、今シーズンも上位に食い込むことは十分に可能だと思います。

ブライトンの初戦は、8月12日(土)の23時からです。

 

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村上俊樹

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“進撃”の元教員 大学院のときは、哲学を少し。その後、高校の社会科教員を10年ほど。生徒からのあだ名は“巨人”。身長が高いので。今はライターとして色々と。フリーランスでライターもしていますので、DMなどいただけると幸いです。
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