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実体験 【100円ショップ】買って損するもの 7選

【100円ショップ】買って損するもの

最近の100円ショップは実に品揃えが豊かで、商品の入れ替えも早い。

そのせいか、使い勝手が良かったのに「もう生産終了なんですよ」といわれて残念な思いをした商品もあった。品質だって良くなり、アイデア商品もヒットしている。

しかも、店舗数が多いので、簡単な消耗品や日用品はすべて100円ショップで買っているという人もいるだろう。ブランドによって扱っている商品もデザインに違いがあり、見ているだけでも楽しい。

しかし、そのなかにも品質が悪いものが確かにある。今回は私の実体験を含め、買って損をしたと感じるものを調べてみた。(表記価格はすべて税別)

ボールペン

【100円ショップ】買って損するもの

買って損をした代表格」である。経験した人も多いだろう。かくいう私も仕事柄ボールペンが手放せなかったので、10本100円のボールペンを買った。しかし、インクが詰まってしまったのかすぐに書けなくなってしまう。

ならば今度こそはと1本100円のノック式ボールペンを買ってみた。これは10本入りより多少長持ちした記憶があるが、ほとんど変わらない。

そこで調べてみたのが、ボールペンの構造である。ペン先にあるボールや保持部の金属部品は本来、ミクロン単位の加工精度で仕上げなければいけない。ボールの直径もJIS規格によって0.01mm単位で決められていた。

その精度を10本100円で求めるほうが無理なのだ。インクが残っていたのに使えなくなったことから、先端部分が潰れて詰まってしまったのだろう。

スキンケア系

【100円ショップ】買って損するもの

スキンケア関係全般ということなら、パフ洗浄クリーナーや除光液などは人気も高くて良いらしい。

しかし、直接肌や髪につけるものなどは注意が必要だ。
私が買ったのは洗顔フォーム、化粧水、乳液などだが、どれも効果が実感できなかった。そうそう、髭剃り跡のアフターシェーブローションもあった。
特にアフターシェーブローションは、メーカー品よりも刺激が強く、髭剃りあとがヒリヒリしてしまう。

洗顔フォームも泡立ちが悪く、皮脂を落とすにはすりこむように洗わないといけない。これでは女性の肌に良いわけがない。同様に化粧水や乳液も効果が実感できなかった。それだけならいいが、人によっては、乾燥しやすかったり、肌が荒れてしまうことも多いので避けたほうがいい。

カミソリ

【100円ショップ】買って損するもの

T字カミソリも効率が悪い。刃が弱く、それでいて薄いためにすぐに剃り味が悪くなった。

刃が傷めば、皮膚にも余計な刺激を与えてしまう。髭と腕で試したが、どちらも深剃りができないため、同じ箇所を何度か剃らなくてはならず、肌が赤くなってしまった。
同様に刃が傷めば引っかかりも多くなり、それによって横滑りが起こりやすいのも問題だ。余計な怪我を防ぐためにもおすすめできない。

電子レンジパスタ調理器


※撮影:gunny

100円ショップのヒット商品だが、実際に使ってみると面倒だ。いや、正確には美味しく茹でるには向かないといったほうがいい。

一人前のパスタを茹でるのに600wのレンジで約15分。しかも、容器が小さいために内部で対流が起きにくく、パスタの位置により出来上がりの硬さにムラがある。

湯切りも甘いため、一度ざるに上げて湯切りをしたほどだった。慣れればもっと上手に茹でられるのかもしれないが、かかる時間と茹で上がりの状態を考えると、従来通りに鍋にたっぷりのお湯で茹でたほうが早くて美味しい。

修正テープ

修正液と違ってムラなく、そして素早く消せることで人気だが、これも100円品質となると話が変わる。
実際に使ってみると最初が上手く貼れずに内部で絡まったり、貼っている途中で白いテープ部分がポロポロと千切れることがあった。

気泡も入りやすいので、何度となく剥がしては貼りなおしたり、上から貼って隠したりする羽目になる。

巻いてある長さも短いので、どうせならホームセンターで買ったほうがいい。

カッター

ダンボール箱の開封や紐の切断など、家庭でも何かと使う機会が多い。
私も通販での買い物が多く、ダンボールを処分することが多いので買ってみた。
しかし、造りが貧弱極まりない。まぁ、100円だからといってしまえばそうなのだが、ほぼプラスチック製のため、刃がしっかり保持できないのだ。

画像にあるようなカッターなら刃を出し入れする部分に金属製のガイドが付いているが、これがないために刃がカタカタと揺れる。もちろん、切りにくくなるが、この状態で無理に力を入れると刃が折れて思わぬ怪我をしそうだった。

ホームセンターだと5~600円ほどだが、刃の取り替えやすさや、耐久性を考えればそちらのほうがいい。ただし、力を入れない作業程度なら問題はないので、数をそろえたいときは便利だろう。

アルカリ電池

意外と知られていないのがコレ。
私も「どうせ消耗品だから」と思って4本100円のアルカリ乾電池を使っていたが、長持ちしないどころか液漏れが起こりやすかった。
リモコンに使っていて反応しなくなったときに「もう電池切れ?換えないといけないなぁ」などと思いながら蓋を開けると中は真っ白い粉が。

調べてみると電池から液体(電解液)が漏れ出ることがあり、その状態を長期間放置すると、液体が固まって白い粉になるという。しかもこの粉が人体にとっては有害なので、処分するときはビニール手袋をして、目に入らないようにしないといけない。

そして、一番怖いのは、漏れた液体が電極を腐食させて錆びさせたり、リモコンのように電子回路と近い場合は、回路まで腐食させて本体が使えなく可能性もある。もちろんメーカー品の電池も構造は同じだが、液漏れまでの時間が100円のものより全然長い。

これも、家電量販店でメーカー品を買うようにした。

まとめ

今回は口コミで調べただけではなく、自分で使ってみた結果、「損をした」と思った商品を選んでみた。

損をするだけならまだいいが、中には健康を害したり、機械の故障を招くようなものもあるので注意してほしい。
もちろん、品質が良くて値段以上に使えるものが多いことも言っておこう。

 

 

gunny

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gunny(ガニー)です。こちらでは主に歴史、軍事などについて調べています。その他、アニメ・ホビー・サブカルなど趣味だけなら幅広く活動中です。フリーでライティングを行っていますのでよろしくお願いします。
Twitter→@gunny_2017

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