おすすめ5選

マイルを貯めるにはどのクレジットカードが良いか?【オススメ5選】

いまや、クレジットカードは生活の必需品である。ネット決済が普及したことで、それまでクレッジトカードは不要と考えていた人たちにも広まった。一方で、さまざまな企業の提携カードが登場して、どこもポイント付与をアピールしているが、かなり迷う状況だ。

まずは下調べとして、いくつかの比較サイトを見たのだが、どこも「マイルを貯めるなら還元率の良いカードを!」「いやいや、移行手数料のほうが重要だ!」などと、結局は同じサイトでも複数のカードを紹介される始末。

しかも、マイル獲得はあくまでも「クレッジッとカードを使用した際の副産物」である。買い物をしなければポイントもマイルも貯まらない。当然のことだが、どのサイトもその肝心な点がスッポリ抜け落ちている。

そこで「普段使いに便利で、マイルも貯まるカード」にテーマを絞り、マイルを貯めるにはどのクレジットカードが良いのかを調べてみた。

ただし、「還元率」については基準が曖昧なので記載はしていない。

[ikemenres]

マイル

楽天ANAマイレージクラブカード

ご存知、日本最大級のインターネットショッピングモール「楽天市場」を運営する楽天が発行しているクレジットカード。

ネットショップで買い物をする人にはオススメの一枚である。比較的審査が緩く、ネットだけで申し込みが出来ることで有名な楽天カードに、ANAのマイルが貯まる機能をプラスしている。
「楽天スーパーポイント(100円=1ポイント)か、ANAマイル(200円=1ポイント)のどちらかを選ぶようになっており、途中でコースの変更が可能となっている。電子マネー「Edy」にも対応。

最大の強みは、楽天スーパーポイントの貯まりやすさだろう。楽天ポイントと提携している実店舗も多く、街の買い物でも2倍のポイントが獲得できる。また、楽天市場ではポイント還元率が10%という商品もある。さらに、ANAマイレージモールを経由して楽天市場で買い物をすると、購入金額200円ごとに1マイルと2ポイントが両方貯まる。

・年会費:初年度無料。翌年以降は年一回の利用で年会費540円(税込み)が無料となる。
・ブランド:VISA・JCB・MasterCard
・ポイント移行手数料:無料(1日1000ポイントまでの移行上限あり)
・海外旅行損害保険:最高2,000万円

「楽天ANAマイレージクラブカード」 → 公式HP

JAL一般カード

シンプル・イズ・ザ・ベスト。
JALのオフィシャルカードである。カードでの買い物からポイントが貯まることではなく、JALマイルが直接貯まる。そのため、移行手数料もなく、純粋にJALマイルを貯めたい人にはオススメだ。

付与されるポイントは、200円の買い物で1マイル。イオンやENEOS(エネオス)、ファミリーマートなどのJALカード特約店で利用した場合はマイルが2倍になる。また、搭乗ごとのフライトマイルも10%プラスとなる。

しかも、「JALカードショッピングマイル・プレミアム(年会費3,240円/税込)」に加入すると、100円の買い物で1マイルとなるのでお得だ。年会費が本会員で2,160円なので、合計で年間5,400円となるが、月々で割れば450円。何枚ものカードを持たずに、色々な支払いをこの一枚にまとめることでもらえるマイルを考えれば、高い年会費ではない。
電子マネーは「Edy」と「WAON」に対応している。

・年会費:3,240円
・ブランド:VISA・MasterCard
・ポイント移行手数料:ー
・海外旅行保険・国内旅行傷害保険:最高1,000万円

「JALカード」公式HP → JALカードキャンペーン中!

さらに、JR東日本を利用することが多い人には、ラインナップの「JALカードSuica(JCB)」もある。オートチャージが可能なので自動改札もラクラク。しかも、Suicaへのチャージや、利用でボーナスポイントも付与される。

「JALカードSuica(JCB)」→ 公式HP

JCB一般カード/プラスANAマイレージクラブ

堅実なJCBブランド。
VISA、MasterCardと並び、世界の多くの国や地域で使用できるブランドだ。

特にiPhoneユーザーには、Apple Payに対応する世界的ブランドはJCBだけ(提携カードのブランドでVISAなどを選ぶことは出来るが)なので、国内での活躍の場も多い。

付与されるポイントは、Oki Dokiポイントプログラムにより、1,000円(税込み)の買い物で1ポイント。そのポイントをマイルに交換することができる。Oki Dokiポイント1ポイントで、ANAマイルが3マイル

交換レートだけを見れば、さほど高いようには思えないが、JCBカードは特約店が多いため、結果的にポイントが貯まりやすいのでオススメだ。

スターバックスでは、スターバックスカードへのオンライン入金でポイント5倍、amazon、イトーヨーカドー、セブンイレブンでの買い物ではポイント3倍、エッソ・モービル・ゼネラルなどのガソリンスタンドではポイント2倍、さらにamazonやZOZOTOWNなどインターネットショッピングも「Oki Dokランド」を経由することで最大20倍まで獲得できる。

海外でも世界60ヵ所に設置された海外サービス窓口「JCBプラザ」があり、旅行中の事故やトラブル時に電話で相談できる。「プラザコールセンター(海外)」では、ケガや病気の際の案内や、パスポートの紛失・盗難時の手続きの案内が可能。日本語対応なので、海外でも安心だ。
ボーナスポイントが付与されるnanaco機能を搭載したQUICPayにも対応している。

・年会費:初年度無料・2年目以降1,250円
・ブランド:JCB
・ポイント移行手数料:無料
・海外/国内旅行傷害保険:最高3,000万円

JCB一般カード/プラスANAマイレージクラブ → 公式HP

ソラチカカード

都内在住ならこの一枚。
PASMO」機能を搭載、東京メトロを利用することでメトロポイントも貯まる。

メトロポイントは、1乗車(定期券外区間外)で平日5ポイント、土休日15ポイント、駅構内の自販機での買い物100円(税込み)か、店舗での買い物200円で1ポイント付与され、100メトロポイントだと90マイルに交換できる計算となる。

ブランドはJCBになるので、Oki Dokiポイントプログラムや海外でのサポートなどの基本的な特徴は「JCB一般カード/プラスANAマイレージクラブ」と同じだが、ソラチカカードは首都圏の鉄道、特に地下鉄を普段から利用している人にオススメだ。

定期券機能も搭載しているので、東京メトロの他にも首都圏の主な私鉄の定期としても使える。移動はもちろん、ショッピングや食事なども駅中で済ませることが多い人には嬉しい一枚である。つまり、JCB一般カードのメリットにプラスして、鉄道通勤の人に向けて特化したカードなのだ。

・年会費:2,000円
・ブランド:JCB
・ポイント移行手数料:無料
・海外/国内旅行傷害保険:最高1,000万円

ソラチカカード → 公式HP

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード

信頼のアメリカン・エキスプレス(以下アメックス)。

アメリカ発祥のクレジットカードだけあり、アメックスは、北米、カナダ、ヨーロッパ、そして、日本で信頼度の高いプレミアムなカードである。最近は提携企業が増えてカードのバリエーションも急増しているが、マイルを貯めることと年会費などのコストパフォーマンスを考えると「セゾン」がオススメだ。

年会費が初年度無料、2年目以降10,000円(税抜)となっており、マイルを貯めるには「SAISON MILE CLUB」(年会費4,000円税抜き)への登録が別途必要だが、仮に年間の維持費が合計14,000円(税抜き)としても、アメックスのオリジナル・ゴールドカードの年会費29,000円(税抜き)と比べてはるかに安い。「SAISON MILE CLUB」に登録すれば、1,000円のカード利用でJALの10マイルが自動的に貯まるのだ。

それでいて、アメックスカード最大のメリットである「空港ラウンジサービス」「手荷物配送サービス」「海外用Wi-fi・携帯電話レンタルサービス(会員限定価格)」といった海外旅行をする際の手厚いサービスが受けられる。ゴールドのため、さらに多くの優待サービスがあるが、多すぎて書ききれないほどだ。

「プレミアムな」クレジットカードでマイルを貯めるにはこの一枚である。
さらに、セゾンカードの特徴である「永久不滅ポイント」もしっかり貯まるのが嬉しい。

・年会費:初年度年会費無料、2年目以降年会費10,000円(税抜)
・ブランド:アメリカン・エクスプレス
・ポイント移行手数料:「SAISON MILE CLUB」への登録(年会費4,000円税抜き)が必要。
・海外/国内旅行傷害保険:最高5,000万円

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード → 公式HP

まとめ

今回はシンプルに

「楽天カードはネットショッピングを利用する人」

「JALカードはJALの利用が多い人」

「JCBカードは街での買い物が多い人」

「ソラチカは首都圏で電車通勤をしている人」

「アメリカン・エクスプレス・カードは旅行先でのサポートを重視する人」

と、目的をハッキリさせた上で、マイルが貯まりやすいカードを選んでみた。

さらに、どのカードも新規入会でボーナスポイントやマイルがもらえるキャンペーン(時期により内容は異なる)を展開しているので、公式HPも参考にして欲しい。

これなら、どのカードがいいか迷っている人にも決め手になるはずだ。

 

gunny

gunny

投稿者の記事一覧

gunny(ガニー)です。こちらでは主に歴史、軍事などについて調べています。その他、アニメ・ホビー・サブカルなど趣味だけなら幅広く活動中です。フリーでライティングを行っていますのでよろしくお願いします。
Twitter→@gunny_2017

✅ 草の実堂の記事がデジタルボイスで聴けるようになりました!(随時更新中)

Audible で聴く
Youtube で聴く
Spotify で聴く
Amazon music で聴く

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

  1. 西郷隆盛の銅像 がなぜ上野公園にあるのか?
  2. プリンス・エドワード島の魅力 「カナダで一番美しい島 赤毛のアン…
  3. 『樹齢はなんと2000年』 日本三大桜の一つ「神代桜」 ~日本武…
  4. 阿蘇観光の楽しみ方「阿蘇山、牧場、特急あそぼーい」
  5. 引間城へ行ってみた [豊臣秀吉&徳川家康ゆかりの日本最強のパワー…
  6. 意外に残念に感じた、京都の観光名所 5選
  7. 浜松城へ行ってみた【続日本100名城 観光】
  8. 大盆栽まつり(大宮盆栽村)に行ってみた 【BONSAI】

カテゴリー

新着記事

おすすめ記事

『戦国の名将と江戸の将軍』 伊達政宗と徳川家光の不思議な関係とは

伊達政宗の野望伊達政宗(1567年 – 1636年)は、戦国時代から江戸時代初期にかけて…

少女の壮絶な戦争体験記 『おあん物語』 〜血なまぐさい生首とともに寝起きする籠城生活

群雄が割拠し、争いを続けていた戦国時代。男たちが戦に身を投じている一方で、女たちは動乱の世を…

生きたまま腰から下を狼に喰われた女性たちの末路 【血みどろ芳年】

かつて日本に狼がいたことは、昔ばなし(遠野物語、ふるやのもり等)で聞いたことがあるかも知れません。…

林芙美子とは 〜森光子が2000回上演し国民栄誉賞を受賞した「放浪記」の作者

林芙美子とは林芙美子(はやしふみこ : 1903~1951)は、日本の小説家である。…

サッカーワールドカップ中継の歴史【放映権はいくらなのか?】

サッカーワールドカップは大会のたびに世界中で大きな盛り上がりをみせます。世界でも有数のイベン…

アーカイブ

PAGE TOP