最近、とーっても仮想通貨が気になっています。
そもそも通貨ですから、ビットコインでは国という枠を超えて取引が出来るところがメリットでした。でも、いつの間にか値上がりして、今では仮想通貨は投資の対象となっています。株と同じで一喜一憂の思いをしてる人も多い日々。では、初心者にとってはどの銘柄から始めたら良いのでしょうか?
ビットコイン(BTC)
ビットコインは世界初の仮想通貨として日本でも知名度はNo.1。取引量が多く、時価総額でも1位です。
今では価格の上下が激しいところがクローズアップされますが、それだけ取引が多く、活気があるということでしょう。ビットコインについては初心者向けのアドバイスをするサイトや書籍も多く、入門にはうってつけです。
また、本来の目的である「仮想通貨」としての役割も充実しているので、投資ではなく送金や、海外でのショッピングなどでも活躍します。海外旅行で両替が不要になる日も遠くないでしょうね。日本ではビットコインでのショッピングができる店舗はあまりありませんが、広く普及するにつれて決済が可能になる店舗は増えるでしょう。
2020年の東京オリンピックへ向けて訪日外国人が増えるのは確実ですから、そこがひとつの目安になるのは確実です。
すでに東京を中心にビットコインATMも16台設置されています。
Ripple(XRP)
リップルは、時価総額で世界3位となった、今もっとも勢いのあるアルトコインのひとつです。
アルトコインとは、「Alternative Coin(代替のコイン)」の略称で、ビットコイン以外の仮想通貨全般を指します。
リップルを一躍有名にしたのは、Googleが投資したことでした。その他にも世界の大手企業が投資していますが、仮想通貨はそれぞれが個別のネットワークを利用していて、その送信システムでも違いが生まれます。そのため、リップルも独自に開発したコンセンサスシステム(承認システム)を使用していて、ビットコインよりも早い決済を可能としました。例えば、ビットコインで数分かかる承認が数秒で終わることになり、それだけ送金が早くできるようになったわけです。
さらに「送金手数料を無料にすることが目標」として、新たなテストを重ねています。
Ethereum(ETH)
イーサリアムは、時価総額で世界2位の仮想通貨です。ビットコインと比べると約半分ですが、仮想通貨市場全体で見ると、なんと約67%がこのふたつの通貨で占められていました!1,000種類以上ある仮想通貨のなかで第2位というのも頷けますし、ビットコインの次に将来性のある通貨といわれるのも当然です。
リップルでは個別のシステムを使用していると書きましたが、イーサリアムも同じで、「スマートコントラクト」という技術を使用しています。ビットコインだとすべての取引記録を管理することで安全性を高めていますが、イーサリアムはさらに契約内容を半永久的に保存することができます。
カンタンにいうとビットコインよりも詳しい記録が残ることで、誰でもその契約内容を監視したり、精査できるようになっています。そうした信頼の高いシステムがイーサリアムを支えているというわけです。
Litecion(LTC)
ライトコインは、ビットコインを金に例えるなら銀にあたる仮想通貨だと製作者のCharlie Lee氏が語るほど人気の仮想通貨です。
ビットコインから派生した通貨ですが、それだけにビットコインの欠点を解消したことでも知られています。決済や送金の早さを重視していて、本来の仮想通貨としての役割を果たすには十分なものとなっています。その早さはビットコインの約4分の1で、日常での支払いに対応できる通貨を目指しています。いくら有名でも決済に10分も待つなんて現実的ではないですよね。
時価総額は世界6位ですが、実に将来性のあるアルトコインとして今では市場でも定着しました。
もっとも、アルトコインとしては初期のものに分類され、保有者もそれなりに多いので広く一般に浸透する可能性を秘めています。また、初心者だけでなくビットコインを所有するユーザーが、価格の下落から逃れる回避先として用いられることでも有名です。
ビットコインキャッシュ(BCH)
時価総額世界4位がこのビットコインキャッシュです。
その名の通りビットコインから派生したアルトコインで、2017年12月にはもっとも高値をつけたアルトコインとして有名です。ビットコインの初期段階から投資を行い、「ビットコイン・ジーザス(ビットコインの神)」と呼ばれ、今はビットコインキャッシュのプロモートも行うロジャー・バー氏が「ビットコインを超えるアルトコイン」として推奨していることも有名な話です。
ビットコインとの価格差は大きいですが、仮想通貨の大本命という声もあるほどで、次期ビットコインになるという予測もされています。
その根拠としては、やはりビットコインの弱点ともいえる送金システムの遅さを解消したことでした。ビットコインのブロックサイズが1Mなのに対して、ビットコインキャッシュは8Mまで持てるようになっていて、単純に8倍の上限があるいうことです。この余裕が、送金スピードを上げました。
ビットコインライトと同じく、ビットコインの上位互換という感じでしょう。
まとめ
仮想通貨の銘柄は1,000種類どころか、2,000種類以上もあるといわれ、日本で開発されたものもあります。初心者としてはビットコインのような乱高下の激しい銘柄には抵抗があると思いますが、小額なら問題ないでしょう。個人的にはリップルがイチバン将来性があるように思いますが、長期的に見ればここに挙げたどの通貨もまだまだ伸び代があります。
まぁ、とにかく始めてみないことには分かりませんから、まずはスタートするのみです!
(記載内容は2018年4月現在のものです。また、この記事は取引内容を保証するものではありません)
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