火星人だった前世で宇宙パイロットをしていたロシア青年
古代から、「前世」「過去世」は存在すると多くの人に信じられてきた。
たとえば、チベット仏教のトップであるダライ・ラマは現在14世だが、同じ魂が生まれ変わり続けているとされる。
預言者や占い師による精査はもちろん、本人の誕生時の特徴や幼少期の癖、先代の持ち物を当てさせたり、前世の記憶の調査など、転生者であることを証明するための厳しいテストが行われる。
このように地球では、「生まれ変わり」はオフィシャルに認められている概念だ。
ところが、これが地球以外の星となるとどうだろうか。
ロシアには、
「自分の前世は火星人で、人類を終末的な核戦争から救うために地球に送られてきた」
と主張する男性が存在する。
ロシアで1996年に生まれたボリスカ・キプリヤノビッチさんである。
彼は幼い頃から
「火星人だった前世では、パイロットとして何度も地球を旅行した」
と語っているのだ。
科学者も認めるボリスカさんの卓越した知性と知識
ボリスカさんの両親は、彼は幼少期から、火星や惑星系、異星人の文明など、教えたことのないテーマについて話していたという。
医師でもあるボリスカさんの母親は、生後わずか2週間で何の支えもなしに頭を上げた瞬間、彼が特別な存在であると客観的に確信した。
さらに、彼は生後4ヶ月で話し始め、1歳半までには読み書きや絵を描くことができるようになり、医師たちを驚かせたという。
2歳で幼稚園に通うようになると、驚異的な記憶力、異彩を放つ文章力と言語の才能に教師たちは注目せざるを得ないほどであった。
ボリスカさんの存在がロシアで知られるようになったのは、7歳のキャンプ旅行中、火星での前世の記憶を語り、大人たちを魅了したことが始まりだった。
さらに、彼が2008年にドキュメンタリー動画に出演すると、陰謀論者やニューエイジャーたちの注目も集めるようになり、一躍、時の人となったのである。
科学者を含む世界中の研究者や専門家たちは、
「ボリスカさんは平均以上の知性を備え、惑星系に関する卓越した知識を有する極度の内気な青年」
と評している。
数千年前、火星人は核戦争により事実上絶滅
ボリスカさんの前世の記憶によると、多くの火星人は不死であり、35歳で老化が止まるという。
彼らの身長は7フィート(約210cm)あり、技術的に進歩しており、星間旅行が可能ということだ。
「私たちは丸い宇宙船に乗って時間と空間を旅行することができるが、地球では三角形の飛行機に乗って生命体を観察していた。
火星の宇宙船はとても複雑だ。それらは層になっており、宇宙全体を飛び回ることができる」
とボリスカさんは語っている。
彼が14歳か15歳頃、火星人は戦争をしており、友人と一緒に空襲に参加していたという。
大惨事は、火星に住む「存在」の間で起こった核戦争によって引き起こされた。
地球の時間軸での数千年前、火星人たちは核戦争で事実上絶滅したというのだ。
生き残ったのはほんの数人で、地下に保護小屋を建設し、新しい武器を製造したという。
「火星人は二酸化炭素を呼吸しており、もし彼らが地球に来たら、二酸化炭素で満たされたパイプから息を吐き出さなければならないだろう」
とボリスカさんは述べている。
その後、火星には異星文明が存在するようになり、ボリスカさんも戦争とその後の核災害によって荒廃したその異星文明の中で生きていたという。
冒頭で
「終末的な核戦争から人類を救うために地球に送られてきた」
とボリスカさんが語っているように、彼は現在、地球に住む人類も当時の破壊された火星と同じ方向に向かっているのではないかと危惧している。
「自分は宇宙から地球に来た唯一の子どもではない」
とも語っており、つまり、人類を救う使命を持って地球に生まれた自分と同じような子どもが他にも多数、存在していると話している。
人類の未来の鍵を握るスフィンクスの秘密
ボリスカさんは小学生の頃から、火星人が地球上の古代エジプト人と強いつながりを持っていたことも語っている。
「火星からパイロットとして、ギザの大ピラミッドやスフィンクスを何度も訪れたことを覚えている。
人類には解き明かすべき知識がたくさんあり、エジプトのスフィンクスがその鍵を握っている。
正確には覚えていないが、スフィンクスには耳の後ろのどこかに開く機構があり、ロックが解除されると、地球上の人間たちの生活は劇的に変わる」
人類の未来の鍵は、エジプトのスフィンクスの耳の後ろにあるロック機能が握っているという。
当時、この奇抜な主張は陰謀論のサイトで多くの議論を引き起こした。
ボリスカさんの火星人としての前世の記憶や、地球の未来に関する主張が現実的な事実となるかどうかはまだ科学的に解明されていないが、少なくとも彼の両親は息子の言葉を信じているという。
彼の地球の未来に対する見解が事実とするなら、一日も早く専門家たちにスフィンクスの耳の後ろのロックの解明と解除をお願いしたいところだが、
まずは私たち人類ひとりひとりが隣人を愛するところから始めることも、地球の危機を食い止める鍵のひとつになるのではないだろうか。
【参考文献】
THE Sun、Daily mail、Mirror、YouTube project camelot
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