新緑の季節に向けて、色々と旅行の計画を立てている方も多いと思います。
海外旅行も当たり前のように安くなっていますが、なかなかまとまった休みがとれない方も多いはず。そこで今回は、都心から1泊2日で行ける旅へのご招待です。
どこも私が実際に訪れた場所ばかり。有名な観光地からホッと息をつける静かな場所まで、どうぞご覧下さい。
箱根 ガラスの森美術館
※箱根ガラスの森の中央に広がる庭園
最初から定番中の定番です(笑)
新宿から小田急ロマンスカーで約85分という近さと、「箱根七湯(しちとう)」というほど色々な温泉が点在する広大さが人気の観光地です。一口に箱根といっても、芦ノ湖を中心に箱根外輪山と呼ばれる山々がぐるりと周囲をかこっているため、色々な景色が楽しめます。
中でも、ロマンスカーの終点、箱根湯本駅から箱根登山鉄道で強羅(ごうら)、ケーブルカーで小涌谷(こわくだに)を経由して、最後はロープウェイで硫黄の匂いがする大涌谷(おおわくだに)までのルートは景色も見晴らしも最高!
近年では外国人観光客に合わせるように、日本人観光客も増加しているので、「彫刻の森美術館」の他、「星の王子様ミュージアム」、「ラリック美術館」などのスポットが多く、中でも「箱根ガラスの森美術館」は私のイチオシです。ため息が出るようなヴェネチアン・グラスを眺めた後は、カンツォーネなどの生演奏を聴きながらテラスでランチが楽しめます。
2018年春のダイヤ改正でロマンスカーに最新の「GSE」が登場するので、この機会にぜひ!
箱根ガラスの森美術館公式HP→こちら
山梨県北杜市 明野のひまわり畑
※明野ひまわり畑
東京から中央自動車道で約1時間20分。甲府から北西にあって、長野県と接するのが北杜市です。あまり知られていませんが、八ヶ岳山麓の静かな街です。といっても何もないわけじゃありません。清里が近いこともあって、夏は多くの観光客で賑わいますが、そのお目当ては約60万本もの「ひまわり」です!
毎年、「北杜市明野サンフラワーフェス」が夏に開催されていて、三つの会場で少しずつ時期をずらしながら1ヶ月ほど楽しめます。圧巻のひまわり畑だけでも見る価値がありますが、北杜市が山々に囲まれているため、遮るものがない広大な青空も体験しないと伝わらない感動を与えてくれます。
その他、「ハイジの村」や、「八ヶ岳リゾートアウトレット」、そして、八ヶ岳の天然水を使用してウィスキーを造る「サントリー白州蒸留所」では、工場見学や試飲も出来て大人も子供も楽しめるエリアです(パパはガマン!)
ただ、市内にこれといって有名な宿がないので、宿泊なら甲府市内か、もう少し戻って石和温泉などがいいと思います。
北杜市観光情報サイト「ほくとナビ」→こちら
宇都宮市 大谷資料館
※大谷資料館内部
餃子の街として有名な宇都宮市は、東京から新幹線で約1時間30分。冬は寒さが厳しいですが、夏は快適に過ごせます。駅前でいきなり餃子のキャラクター象がお迎えしてくれて驚きましたが(笑)、私がオススメしたいのはまず餃子よりも「大谷資料館」です。
宇都宮の北西にある大谷町一帯で採掘されてきた採掘場跡で、その一部が整備され、観光客に公開されています。資料館は地上にこじんまりとありますが、そこから階段で地下に降りると幻想的な石の世界が延びています。まるでピラミッドの中のような神秘的な空間は多くのクリエイターたちの心を動かし、「X JAPAN Forever Love」や「三代目 J Soul Brothers S.A.K.U.R.A. 」などのPVや、多くの映画、ドラマ、CMの舞台として撮影が行われています。
また、非公開の地上部分もあり、そこでは昔から特撮ヒーローなどの舞台として、敵のアジトだったり、遺跡跡だったりと、ファンならたまらない聖地となっているそうです。
当然、地上よりも気温が低く夏でも10℃くらいですが、甘く見て薄着のまま入ると震えが止まりません。入り口でブランケットを貸してくれるので、借りてから入りましょう♪
大谷資料館公式HP→こちら
茨城県大洗町
※大洗海岸
東京から車で約1時間50分、水戸から海岸線に出たところにあるのが大洗町です。旅客船ターミナルと大洗海水浴場などが有名でしたが、2012年にアニメ「ガールズ&パンツァー」が放送されてから、一躍聖地巡礼スポットとして注目されるようになりました。リアルに描写された街中を迫力ある戦車が縦横無尽に走る姿が描かれていたからです。街中には、いたるところに登場人物の等身大パネルのほか、劇中で登場したお店なども訪問するファンが絶えないのだとか。
私が入った喫茶店では、あまりに好きすぎて北海道から移住してきたという、町でも有名な方とお話できました!
もちろん、オススメするのは聖地巡礼だけではありません。アニメを知らなくても十分に楽しめます。夏は海岸沿いにあるホテルからそのままビーチに出られるところもあり、部屋からはごくわずかに湾曲した水平線が見えます。太平洋という外洋広さに驚き、地球が丸いことも初めて実感できました!
※大洗シーサイドホテルから海岸を眺める:クロワ撮影
他にも、「アクアワールド・大洗」、「大洗リゾートアウトレット」、「大洗マリンタワー」や、かねふくの「めんたいパーク大洗」などがあり、家族連れでも楽しめます。また、ガルパン効果で活気が戻った商店街の方々もとても気さくで、懐かしい感じが味わえました。
大洗観光協会「よかっぺ大洗」→こちら
千葉県銚子市 犬吠崎温泉
※犬吠埼と灯台
東京から車で約2時間15分、日本一朝日が早く見える場所として有名な街です。
が! 何もありません♪
一応、お醤油が特産ということもあって、見学も出来るヤマサ醤油やヒゲタ醤油の工場や、濡れ煎餅で有名になった銚子電鉄、銚子ポートタワーの他、全国でも有数の漁獲量を誇る銚子らしく、市場などはありますが、パンチが足りません。
それでもオススメしたかったのは、ズバリ「犬吠崎温泉」です。元日早朝に初日の出を見ようと多くの人が集まる犬吠崎(いぬぼうさき)の近くにある小さな温泉街です。
市内を回るには車かタクシーが必須ですが、犬吠崎温泉、それも「犬吠崎観光ホテル」の部屋からの眺めは、ため息が出ます。大洗と同じく太平洋に面していますが、海水浴場のない浜辺が続き、海を眺めると視界に入るのは太平洋の雄大な眺めだけ。。。
美味しいお食事をいただいて、部屋に戻ると聞こえるのは優しい波音。少しお酒を飲んで、波音に包まれながら就寝。朝は朝日が水平線から登る瞬間を見ることが出来ます。もちろん、温泉も広くてゆったりできました。
※犬吠崎観光ホテルから見る海から登る朝日:クロワ撮影
実はこのホテル、建物は老朽化していますがどこも綺麗でリピーターが多いことでも知られています。スタッフの暖かい接客やこの景色のためだけにです。それだけヒーリング効果もバッチリということですね。
犬吠崎観光ホテル公式HP→こちら
まとめ
どこも私のオススメですが、頑張れば日帰りで行けるところもあります。実はスマホの機種変のときに以前のデータがほとんど消えてしまい、今回はあまり使えませんでしたが、きっと画像があったとしても「本物の景色」にはかないません!風や潮の匂い、森のざわめき、幻想的な空間、そのどれもです。
少しでも気になる方の参考にしていただけたら幸いです!
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