身体にいい食べ合わせ
身体に悪い食べ合わせがあるということは身体にいい食べ合わせもあるということだ。
消化吸収を促進したり、有害物質の吸収を阻害する食べ合わせを紹介しよう。
・とんかつとキャベツ
外食では、定番の組み合わせである。
とんかつの油がキャベツよりすっきりするというだけでなく栄養学的にも良いことが分かっている。
期待できる効能は老化防止と疲労回復といわれています。
とんかつの油や胃のむかつきに対し、キャベツがそれらを抑える役割を果たし、キャベツ自体にも豊富な食物繊維やカロリーを燃焼させる働きがあり、さらに発がんを抑制する効果の高い野菜といわれている。
ほとんどの胃腸薬にも配合されている通り、胃腸系への潰瘍などに対しての効果が認められている。
・カレーとらっきょう
スパイシーなカレーは食欲が進む反面、胃がもたれる一面もある。
もたれがちな胃を保護するのが、らっきょうに含まれる硫化アリルという物質である。
箸休めだけでなく辛味を和らげる効果や、夏バテや疲労回復にも効果のあるらっきょうはカレーを食べる際には添えておきたい一品である。
・お刺身とわさび(しその実)
生ものである刺身に発生する可能性のある食中毒の菌を殺菌してくれるのが、わさびやしその実といった薬味だ。
胃の働きを活発にもするため、胃への負担が大きい生ものとの相性は抜群である。
お寿司とガリも同じように、ガリの殺菌作用が寿司ネタの消化などに役立つと共に殺菌作用で食中毒を防止してくれる。
・ビールと枝豆
定番メニューであるビールと枝豆も身体にいい組み合わせだ。
枝豆には様さまざまな成分や高い栄養素が含まれている。
アルコールの量を抑制したり脂肪肝を防止する働きだけでなく、ビールによる利尿作用で排出されてしまうカリウムも補う作用もある。
枝豆の変わりにキムチを摂取すると、二日酔いや悪酔いの予防に効果があり、脂肪の代謝もよくしてくれる。
まとめ
普段の食生活のなかで、少しでも食べ合わせを意識するだけで健康にいい食生活を送ることができる。
正しく美味しい食生活を堪能し、いつまでも健康な身体でいたいものである。
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