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日本の祝日の由来

はじめに

祝日の意味や由来

子どもの時学校が休みになる祝日や祭日は楽しみな日の1つでした。なぜなら友達とあそぶことができ、日曜日などと重なれば振替休日になって連休になり、家族旅行などにも行くことができるからです。

しかし社会人になり、カレンダーと関係なく仕事するようになってからは祝日などは特に気にせず仕事をしていますが、調べてみるとアメリカなどでは祝日の約半分は学校だけでなく民間企業も休みであることがわかりました。

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しかも日本の様に、子供たちは遊んでいるのではなく、祝日の意味を親からしっかりと教えられながら家族と暮らしているというではありませんか?

その話を聞いて日本も祝日=遊びに行く日、家族旅行に行く日というのを改め日本の祝日の意味をしっかり伝えていかなければいけないのではないかと思い、日本の祝日の意味やゆらいなどについて改めて調べたいという気持ちになりました。

そこで今日は

「日本の祝日について調べてみた」

と題して日本の祝日の本当の意味やその日にどのようなことを考えて生活していけばよいかということを、簡単に解説していきたいと思います。

 

日本の 祝日の意味や由来

日本には祝日が16日ありますが、そのうち8月11日の「山の日」と、9月15日「敬老の日」以外はすべて皇室つまり天皇家の行事が行われるために休みであります。

では早速みていきましょう。

 

1月1日

はい。元旦です。正しくは元日です。この日は多くの民間企業が休みで、初詣やおせり料理で各家庭に来られる年神様をお迎えする日でありますが、宮中でも天皇陛下が天照大神などの神様に盃を奉納するなどの大きな行事がずっと続きます。

またこの日には多くの人が会うたびに

「あけましておめでとうございます」

といいますが、これは別にめでたいわけではなく、年明けから心機一転し、お祝いの言葉を言い合うことで、プラスの言霊の力で今年1年を良い年にしようという先人の知恵でもあります。

ですので、正月三が日くらいは愚痴や「自分はだめだ」「仕事嫌だ」のような-言葉は避け、笑顔で家族や友達と接することで、その年が幸せな年になると思います。

 

1月の第二月曜日 成人の日

現在ではハッピーマンデー法の成立により、1月の第二月曜日になりましたが、もともとは1月15日でした。実はこの日も重要な宮中行事【元服の義】の日にあたります。

なぜ1月15日になったかと言えば、この日は「小正月」にあたり、1月1日から続いてきた正月行事が終了する日です。

現代では正月気分で接するのは正月三が日あるいは1月7日までですが、江戸時代ころまでは1月14日までは普通におせち料理を食べていました。

当然来客も多く、自分の子供のお祝いどころではありませんので、いったん正月気分が抜けた15日の段階で、成人のお祝いを行ったといわれています。

 

2月11日 建国記念の日

建国記念の日は紀元前660年神武天皇が「日本国」を建国した日とされ、1873年旧暦の1月1日を「紀元節」として制定したのがはじまりです。

しかし戦後GHQの占領下でこの祝日は廃止されました。しかし1966年紀元節の復活を求める声を受けて1967年から「建国記念の日」として復活します。
なぜ「建国記念日」ではなく、「建国記念の日」かと言えば、日本国が建国されたという根拠の史料は「古事記」「日本書紀」だけであり、それも神話的な内容で、信憑性に欠けるとの野党の批判があったからだといわれます。

ですので、この日の意味は「建国を記念する日」ではなく、「建国されたということを祝う日」というふうにあいまいなニュアンスになっております。

ただし建国の事実はどうあれ、日本が少なく見積もっても2000年前には既に建国されていたというのが、照明されており、世界最古の国であるには変わりません。

その事実を重く受け止め、この日の重要性を考えていきましょう。

 

11月3日 文化の日

現代ではこの日は文化の日としてこのころになると、学校では学習発表会やバザーなどが行われるようになりますが、正確には「明治節」といって明治天皇の誕生日にあたります。

明治節とは何かといえば、明治天皇のお誕生日のことです。

誕生日の祝日はほかにもあり、例えば最近までは「みどりの日」と言われていた4月29日は昭和天皇の誕生日にあたります。

なぜ大正天皇の誕生日であった8月31日が祝日でないかと言えば大正時代というのは、労働運動や大正デモクラシーなど、革命運動が多く起こっており、加えて天皇陛下自身が病弱であったため、政府は摂政をおいています。

大正天皇が崩御され、昭和天皇が即位すると、人々の目を昭和天皇に向かせるため、あえて大正時代を忘れさせるようにしたのです。

11月23日 勤労感謝の日→× 新嘗祭【にいなめさい】→○

そして多くの人が誤解しているのは、この日ではないでしょうか?

そう一般的には勤労感謝の日とされ、いつも家族のために働いてくれているお父さんに感謝する日とされていますが、本来は全く違います。

本来の意味は「新嘗祭」と言って新米が初めて天皇陛下の口に入る日とされています。

昔から日本の国民の生活を支えていたのは、米でした。江戸時代には天候不順から何回もがききんが起き、多くの人々が亡くなっています。

新嘗祭とは天皇陛下が新しい米の恵みをもたらして頂いた神様に感謝する儀式を行う大切な日とされます、もしこの儀式に何か不備があれば人々は生きていけないと考えられていたのです。

現代では早いところでは米が9月中旬から出回りこのころには新米を食べることが、普通いになっていますが、いっそワインのボジョレーヌーボーのようにこの時期に新米の発売がかいきんされるようにすれば、新嘗祭ももっと意義を持つものになるかもしれませんね。

 

まとめ

さてここまで、日本の祝日について見てきたわけですが、本当の意味を多くのひとが知らない日も中にはありましたね。

しかし学校や会社にいくよりも重要な日が祝日になっているわけですから、子供になぜこの日が祝日であるのかは簡単に説明していくべきではないかと考えます。

今日の読んで頂きありがとうございました。

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戦国時代、江戸時代の文化や生活、教科書にはない歴史の裏知識などが得意

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