調べてみた

南極で不時着のUFOがGoogle Earthに写り込む 【英紙報道】

南極に宇宙人基地があるという話は有名だ。

人の目が届きにくい場所だけに、今までの報告例は枚挙に暇がない。だが今回は少しばかり事情が違う。UFOはまるで不時着したような痕跡を残している。

なぜ、このような痕跡が見えたのか。

描かれた古代の南極大陸

ピリ・レイスの地図というものを知っているだろうか。アメリカ大陸を描いた地図としては世界最古のものだというこの地図は、1929年にトルコのイスタンブールで発見された。元々は航海地図と考えられ、インド洋と大西洋、そしてその沿岸の様子が詳細に描かれている。

奇妙なのは、この地図には南極らしき大陸も描かれているということだ。

南極で不時着のUFOがGoogle Earthに写り込む【英紙報道】

本来、左の南アメリカは最南端のホーン岬で終わるはずだが、そこからさらにアフリカの下まで伸びている。これが、南極大陸と一部と考えられてきた。

ちなみに南極大陸が発見されたのは19世紀に入ってからのことであり、当時はイタリア人地理学者アメリゴ・ヴェスプッチが南アフリカを調査したばかりの時期である。さらにこの地図には不可思議な点がある。

そこには温暖期の南極が

この地図は「発見された」ものだが、残念ながら右半分は失われており、そこにはインド洋が描かれていたと思える。

この地図を描いたのはオスマン帝国のピリ提督(ピリ・レイス)という人物で、一緒に発見された文には1513年に作成されたものだと記されていた。地図を作成するにあたり、レイスが参考にしたのは計33枚の古地図であったという。

4枚はポルトガルの航海者のものを、8枚はイスラムの地理学者のものを、そして1枚はコロンブスの作成した地図を参考にしたというが、残りは不明のままである。そのため、この地図は当時の知識や技術では作成不可能な物「オーパーツ」だと考えられている。さらに資料の中には、マケドニアのアレキサンダー大王(イスカンダル)の時代のものも含まれていたといわれるのだ。

ちなみに南極大陸の発見は1818年、全土の地図化は1920年のことであり、当時はその存在すら知られていなかった。にもかかわらず、南極の海岸線と一致する地形も描かれていることから、南極大陸が凍りに閉ざされる以前の姿が描かれたのではないかともいわれている。

南極に眠る超古代文明

南極で不時着のUFOがGoogle Earthに写り込む

このように、南極大陸にまつわる不可思議なエピソードは多く、UFO基地存在説も根強い。

UFOの目撃例もそのひとつだが、もうひとつ興味深いエピソードが氷の下にはアトランティスが眠っているとする説である。

12,000年前の南極は地球の温暖期のために地表が露出していて、居住可能な大地が広がっていたという。ギリシアの哲学者プラトンが提唱したアトランティス大陸とそこで繁栄した古代文明の話は有名だ。神の怒りに触れたために海に沈められたというが、その場所については大西洋、地中海と並んで南極説もあった。

伝説によるアトランティスの高度な文明であれば、その存在が南極からギリシアまで伝わったとしても不思議ではない。

2016年には南極に米軍の部隊が送り込まれたことが伝えられており、極秘裏にアメリカが南極の調査に乗り出したのではないかと噂になっている。

消えないナチス・ドイツのUFO基地説

そして、南極大陸の地下にはナチス・ドイツのUFO基地があるという噂も有名だ。

これは、第二次世界大戦の敗戦により、ナチスの高官、将校たちが南アメリカ経由で南極大陸に渡ったというものである。遺体が発見されていないヒトラーも逃げ延びた後に冷凍睡眠で今も生き続けているという噂もある。

一部のナチスの軍人が南アメリカに渡って逃亡生活していたことは事実だ。アウシュビッツ収容所所長アドルフ・アイヒマン、同医師ヨーゼフ・メレンゲ、エースパイロットのハンス・ウルリッヒ・ルーデルらが南米で過ごしていた。

そうしたことから、ナチスは戦前から南極大陸のアトランティス文明に目を付けて、調査チームを送っていたという。そこで、今も眠るアトランティス文明やそれを目標に飛来するUFOと接触したというのが噂の全貌だ。一見、荒唐無稽に思えるが、誰かがそう思わせることで我々をミスリードし、真実から目を逸らそうとしている可能性も完全に否定することはできない。

鮮明に写り込む葉巻型UFO?!

そして今回、南極で発見されたUFOの痕跡らしきものはGoogle Earthにしっかりと捉えられていた。

3月4日付けの英「Daily Star」によると、南極大陸本土ではないが、南大西洋のサウスジョージア島という絶海の孤島でUFOの痕跡らしきものを発見したと報じている。サウスジョージア島は、現在は人口20人ほどの英国の海外領土となっている。

何もない雪原にほぼ等間隔で引かれた2本の線。その先にはなにやら細長い塊のようなものが見える。

南極で不時着のUFOがGoogle Earthに写り込む
(Google Earthより)

Google Earthの座標は「54°39’44.62″S 36°11’42.47″W」。

左上から右下に向けて雪原を滑ってきて止まったように思える画像だ。さらに左上には山があり、その山の斜面を滑落したような印象を受けた。白い塊の詳細間では不明だが、形状としては葉巻型UFOのような形だ。

3月3日、ミステリー関連の動画を専門に扱う「secureteam10」というYou Tubeチャンネルが動画をアップしたことで事態が発覚した。

動画のコメントでは、山から落ちた岩が転がった跡や、地表の氷が割れた亀裂ではないかという意見もあるが、チャンネル内では山に衝突した「何か」が不時着した跡か、宇宙人の地下潜航艇の跡ではないかと推測している。

その正体は不明だが、南極付近でのUFOの目撃例の多さを考えると、人工的な痕跡だと期待したくなるものだ。

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