歴史上には各分野で天才と呼ばれた人達がいる。
・アリストテレス
・レオナルド・ダ・ヴィンチ
・ゲーテ
・アイザック・ニュートン
・アルバートアインシュタイン
・ジョン・フォン・ノイマン
彼らが発見、生み出したものによって現在の科学や芸術は大きく発展した。
彼らは誰が評価しても間違いなく天才であり、今まで誰も気付かなかったことを論理的に証明してみせた。
そんな世界を変えてしまう程の天才達のIQと、彼ら功績を調べていきたいと思う。
目次
IQとは
IQとは、知能指数を表しており平均的な人間のIQは100~110である。
日本最難関の大学の東大生の平均は120くらいと言われている。
このことを考慮して、この後に紹介する天才たちのIQを見てもらいたい。
万学の祖アリストテレス
彼の推定IQは180~190。
アリストテレス(前384年 – 前322年)は、古代ギリシャの哲学者であり、倫理学、自然科学など幅広く学問に精通し体系づけたことから、万学の祖と言われている天才である。
著作集は日本語版で17巻に及ぶが、内訳は
・形而上学・倫理学・論理学・政治学・宇宙論・天体学・自然学(物理学)
・気象学・博物誌学・生物学、・詩学・演劇学・心理学
である。
学問の師はプラトンであり、アリストテレスの教え子にはアレキサンダー大王がいる。
彼の学問の基礎は、現在の学問にも通用するものが多い。
万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチ
彼の推定IQは200である。
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452年4月15日 – 1519年5月2日)は、はルネッサンス期を代表する芸術家であり、科学者であり、建築家でもある。
彼は徹底的に物事を鋭い洞察力で観察し、多くのアイデアや現代の戦車やヘリコプターや攻城兵器、人体解剖などをメモやデッサンに詳細に記録している。
特に芸術家としての名声が高い。
14歳にして絵画の工房に入ったレオナルドは「キリストの洗礼」という作品を描いたが、そのあまりの才能に師であったヴェロッキオは二度と絵を描かなくなったと言われている。
彼の最高傑作と言われている「モナ・リザ」は、見ている人が立体的に見えるようにわざと左手を大きくしたり、輪郭をぼかして書く「スフマート」という技法で描かれている。
文学と科学の天才ゲーテ
彼の推定IQは213
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(1749年8月28日 – 1832年3月22日)は、ドイツの文学者であり自然科学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲学、汎神論)、政治家、法律家でもある。
文学では「ファウスト」、「若きウェルテルの悩み」が有名である。
彼は文学での才能のほかに、それまでヒトにはないと考えられていた前顎骨が胎児の時にあることを発見し比較解剖学に貢献している。
科学著書の「色彩論」を発表していて「青と黄をもっとも根源的な色とし、また色彩は光と闇との相互作用によって生まれるもの」として、ニュートンのスペクトルに対して批判している。
重力を発見した男 アイザック・ニュートン
彼の推定IQは190
アイザック・ニュートン(1642年12月25日 – 1727年3月20日)は、イングランドの物理学者、数学者である。
彼のもっとも偉大な功績は万有引力の発見、ニュートン力学、微分積分の発見である。
彼は光学においてもスペクトル分析を発表しており、これは現在の光学において基礎的な考え方といえる。
物理学の世界では、ニュートン力学は現在でも正しいとされ、物理法則を説明するうえでは有効な理論である。
20世紀最高の物理学者 アルバートアインシュタイン
推定IQは180である。
アルベルト・アインシュタイン(1879~1955)は、ドイツ出身の20世紀最高の物理学者と誰もが認める天才である。
彼は一般相対性理論と特殊相対性理論を発表し、ノーベル物理学賞を受賞している。(※受賞理由は光電効果の法則の発見等)
彼の相対性理論がなければ、現在の科学的テクノロジーや宇宙開発はなしえなかったはずである。
幼少期のころのアインシュタインは、言葉を理解することは問題なかったが、言葉を発するのには時間を要していた。
しかしそのころから数学に関しては天才的な才能を見せており、9歳にしてピタゴラスの定義、12歳のころにはユークリッド幾何学に興味を示し、微分積分も理解していたようだ。
後に原子爆弾を作るマンハッタン計画は彼の研究が元となり、広島に原爆が投下された後に被害の実情を知り、終生後悔していたようである。
コンピューターを作った男 ジョン・フォン・ノイマン
推定IQは300(歴史上最高のIQ)
ジョン・フォン・ノイマン(1903年12月28日 – 1957年2月8日)は、ハンガリー出身のアメリカの数学者である。
現在使われているコンピューターの演算は「ノイマン式」といわれていて、彼が作り出したものである。
彼はノイマン式コンピューターのことを「自分の次に計算が早い奴」と言ったほどの数学の天才であり、8歳で微分積分を、小学生のころには高校の数学をマスターしていた。
あのアインシュタインが「真の天才」と呼んでいることから、ずば抜けた天才だったことがわかる。
原子爆弾の産みの親でもあり、「悪魔の頭脳」の持ち主と呼ばれている。
彼の功績は
・ノイマン式コンピューター
・量子力学の数学的基礎
・ゲーム理論と経済行動
・一般経済均衡モデル
などであり他に論文150以上も書いている。
最後に
IQが高いとされている著名人は、ホーキング博士や、テレンス・タオ、ウィリアム・ジェイムズ・サイディズなど他にも多く存在し、現在生きている高IQの人たちも多く存在する。驚くような発明や発見で世界に貢献する人もいれば、普通の暮らしをしている人たちも多いようだ。
また、国や都市などの単位で言えば、香港、日本、韓国、台湾、シンガポールなど、アジア圏の人たちは平均IQが高いとされている。
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