IoT

IoT【第4次産業革命】とはなにか?【モノのインターネット】

IoT

IoT とは?

昨今、あらゆる業界でIoTというものが話題になっているのをご存知だろうか。

なんとなく耳にしたことはあるけれど実態はよくわからないという方が多いと思う。ちなみに、私は株もやっているが数ある材料のひとつくらいにしか考えていなかった。ところが、これは第4次産業革命といえるほど大きなイノベーションといえるである。

18世紀にイギリスで蒸気機関車が生まれ、次にアメリカからの電力革命。そして最近のコンピューター革命は記憶に新しい方も多いだろう。

IoTはその次の「モノのインターネット」という革命なのである。

 

スポンサーリンク

 

IoT モノのインターネット

英語表記だと(Internet of Things)略してIoTとなる。簡単にいえば世の中のありとあらゆるモノがインターネットに繋がる。

未開発の商品やアイデアも含めると、今後ものすごく多岐にわたるであろうから、いまの段階ではこれといったモノを一概にはいえない。

一番わかりやすい初期の代表例としては、Apple Watchが挙げられる。

腕時計×インターネットである。

IoT

ただApple Watchに関しては、正直イマイチ感というか、かつてのiPodやiPhoneなどに比べるとそこまでの過熱感はない。

原因としてはIoTとしてより、iPhoneなどの延長のApple製品として見られてしまったことではないだろうか。

 

ネットをやるならスマホの方が見やすいし、時計を見るのもスマホで事足りる。イマイチ新しい感もなく、大概のことはスマホでまかなえてしまうので、イノベーション的な爆発力はなかったのかもしれない。

これはあくまで腕時計としてのIoTにしかすぎず、他のありとあらゆるモノとなると、まったく話が変わってくる。

 

さまざまなIoT製品

現時点ですでに始まっているIoT製品をいくつかあげてみよう。

自動車×インターネット

昨今、話題の自動運転自動車がまさにそうである。まだ普及している段階ではないが近い将来そうなっていくだろう。アメリカのテスラモーターズをはじめ、世界の各メーカーがしのぎを削って研究に勤しんでいる。将来的には無人のロボットタクシー、ハンドルを握らなくても目的地に着いてしまう自動運転車などが現れるだろう。

ただし自動車は人の命に直結するものなので、事故や倫理面、法律整備などを考慮すると他のIoT商品に比べ、普及は遅いかもしれない。

鍵×インターネット

IoT

これはスマートロックといって、すでに普及され始めている。近づくだけで鍵が開けられたり、外出先からでもいつ誰がどこで鍵を開けたかなども管理できる。

鍵のかけ忘れや防犯などに非常に役立つし、オフィスでの入出権限、賃貸物件での入居者の入れ替わりによる鍵交換、宿泊施設での鍵の受け渡しなどもすべてIDで管理できるので、人件費や工事費などのコストが非常に安くなる。

各メーカーがいろいろな種類のものを発売し始めているが、最近では2017年1月に構造計画研究所が発売したRemoteLockなどが最先端だろう。

RemoteLockのHP

 

財布×インターネット

IoT

スマートウォレット。ポーランドのスタートアップ企業Wooletのトーマスさんが発売した財布のIoT。

盗難されても紛失してもスマホからお知らせがくる。財布との距離もわかる。

開発者トーマスさんの動画

amazonなどではまだ発売されていないが、こちらから購入することができる。

 

このDISCOVERというサイトはまだ出回っていない先鋭的な品物を先んじて購入することができるので、私も今後、物色してみるつもりである。

 

 

机×インターネット

スマートデスク

少し前になるがアメリカのクラウドファンディングIndiegogoで開発資金を集めていたスマートデスク。

机自体が話し、スケジュール管理から照明や室温の管理、BGMの選曲や机の高さなど、さまざまなことを人工知能がこなしてくれる。

詳しい動画はこちら

購入はこちらから可能↓

 

今後のIoT

世界中の大企業からスタートアップ企業までが企画、開発しているIoT。

ここでは、ほんの一例だけ挙げたが、家電はもちろん大企業の工場などで使われている多くの設備機器や、建設業でのクレーン車やユニック、医療や農業やアパレル、楽器や調理器…etc

ありとあらゆるものが今後IoT化していく。いまの段階では正直いって書ききれない。現在さまざまな企業が開発しているので今はIoT黎明期といえるだろう。

日本のIoTイベントの動画もあったので紹介しておく。

 

今後もIoTについてはたくさん記事をあげていきたい。

孫正義がIoTを見据えて日本史上最高額の3兆円以上かけて買収したARMのことや、IoT関連株、新しいIoT商品などについて、調べていく楽しみにしていてほしい。

関連記事:
【最もアツいIT都市】中国・深センについて調べてみた

✅ 草の実堂の記事がデジタルボイスで聴けるようになりました!(随時更新中)

Audible で聴く
Youtube で聴く
Spotify で聴く
Amazon music で聴く

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

  1. polcaについて調べてみた【フレンドファンディング】
  2. VALUの仕組みを分かりやすく調べてみた【個人で株を発行】
  3. ビットコインの歴史と採掘(マイニング)
  4. 【実録】サイトをコピー(盗用)された時の対処方法
  5. フィリピンで普及するPiso WiFiとは「フィリピンのインター…
  6. Amazon Echoについて調べてみた【Google Home…
  7. intel(インテル)の歴史 「たった3人で始まった」
  8. Appleはなぜ画期的な新製品を発表しないのか?!

カテゴリー

新着記事

おすすめ記事

奈良市内で囁かれる都市伝説「長屋王の祟り」 ~その歴史的背景とは

はじめに奈良市の歴史に詳しい方々の間では、「長屋王の祟り」や「長屋王の呪い」と呼ばれる都市伝説が…

中国四大伝奇『水滸伝』に登場する好漢108人のトップバッター「九紋龍の史進」を紹介

封印を解き放たれた百八星の悪霊が好漢として生まれ変わり、内憂外患に苦しむ祖国(北宋王朝)を救う……中…

アジアでも大人気ドラえもん 「中国の変なドラえもん画像」

日本のアニメ海外でも日本のアニメは大人気だ。台湾の今の20代から30代の若者は、…

球体関節人形について調べてみた

「球体関節人形」というものをご存知だろうか。その名の通り、関節が球体になっており、自由にポーズをつ…

神功皇后 〜日本神話の中でも指折りの女傑【住吉大社祭神】

日本神話の中でも指折りの女傑として登場する、 神功皇后 (じんぐうこうごう)そんな神功皇后は…

アーカイブ

PAGE TOP