海外

中国の貧富の差について調べてみた 「近代の中国経済発展」

「中国の経済低迷」

近年、急速に経済成長を遂げている中国。中国は中華人民共和国という名前で国家が成立した当初は農業と工業に力を入れていた。

その上での発展を望んでのことだったが、自由な思想を持った優秀な人材は国家への脅威とみなされ処刑された。これは文化大革命と呼ばれ、1966年から1976年まで続いた。

これは簡単に言うと文化改革運動を装った毛沢東の奪権運動、政治闘争である。
当時は受けたくても高等教育が受けられない若者たちが多くいた

中国の貧富の差

文化革命運動

結果、多くの人命が奪われ、中国国内の主要な伝統文化の破壊と経済活動及び学術活動の長期低迷をもたらすこととなった。

さらに人々は飢え、産業、インフラの破壊を引き起こすこととなるのである。

「近代の中国経済発展」

その後、急速に経済が発展していくこととなる。

筆者は80年代の生まれであるが、子供の時すでにカラーテレビがあった。
同年代の中国人に話を聞くと、彼女が農村に住んでいたこともあるだろうが、電気もまだきてなかったそうだ。他国と比べると大幅に遅れをとってしまっていたのだ。

文化大革命後、経済に限って市場経済原理による資本主義体制を取り入れ始めた。
この政策により、経済特区を中心の経済成長が持続されたが、その一方で、経済格差も広がってしまった。

「経済格差」

中国の経済格差は主に地方と都市の間で広がっている。
中国の二代都市北京と上海の住民の豊かさは、世界トップクラスの世界水準を誇るスイスと同レベルだと言われている。

特に苦しいのは農民だろう。日本では、農業組合などが農家の生活を守っている。ところが中国の市場へでは驚くような安値で野菜が売り買いされている。彼らには保証も何もなく、定年もないことから体が動くまで働き続けなければならないのである。

地方の人々の生活は本当に苦しい。地方の百貨店で働く女性から興味深い話を聞くことができた。彼女は服を売っているのだが(高級ブランドではない)彼女の給料は売っているコートの値段のおよそ半分だ。幼い子供がいるにもかかわらず休みは月に2日程度。罰則も厳しく、勤務中に携帯を見ているのを見つかると、罰金で給料から引かれていくそうである。

一方で国家公務員、国の機関に勤めている人たちは、文字通り一生遊んで暮らせるのだ。家を何件も所有し高級車を買い漁る。

多くの若者はそんな生活に憧れているようである。

中国の貧富の差

大都会 上海

「経済格差が生んだ犠牲者」

筆者は上海を窓口として中国に入国していたので、上海で多くの物乞いをする人たちを見てきた。

地下鉄に乗っていた時のこと、赤ちゃんを背負った痩せ細った女性が座っている一人一人の前で手を合わせて回っていた。初めて見た時は気の毒に思い少しのお金をあげようとした。ところが、中国人の友人が

良く見て、赤ちゃん痩せてないでしょ?あの人は本当に貧しいんじゃなくて仕事でやっているんだよ。彼らは人に雇われてやっているから、憐れんではだめ

と言うのである。確かに赤ちゃんはまるまると太って顔色も良さそうだった。

一番心が痛んだのが、家族総出(に見える)物乞いだ。後ろに父母、前に女の子、男の子。4人揃って道行く人たちに泣きながら何度も何度も土下座していた。見るに絶えず、私は急いでその場を立ち去った。

多くの場所で子供の誘拐、売り買いも横行している。学校への送り迎えをかかさないのもそういった背景がある。子供に恵まれない裕福な夫婦が貧しい家庭から子供を買うのである。もちろん非合法だが、この闇取引は後をたたないようだ。

残酷なケースとしては、子供の臓器や体の一部を売り買いする臓器売買がある。誘拐された子供が何年も経って発見された時、目が片方なかったとか、体の臓器が切り取られていたりだとか、悲しいニュースを耳にしたことがある。

中国の貧富の差

物乞いをする家族

「私たちが学べる事」

経済格差が生んだ幼い犠牲者たち。。。子供はどの家庭に生まれるか選択できない。なんとも不公平な話である。
お金で買えないものもある。愛情、友情、健康、信頼、しかし毎日の生活もままならない人たちにとってこれは「ただの綺麗事」なのである。

例えばお金がなければ医者に診てもらうこともできない、診察の番号を取ることさえできないのである。救急車すら乗れない。
「努力すれば良い生活ができる」この精神ですら、共産主義国家の元育った人たちには「ただの綺麗事」である。国家の政策について意見を言う事もできず、現状に甘んじて毎日を過ごすしかないのだ。

こういうどうしようもない状況で生活し一生を送るしかない。そんな人が大勢いるというのも現実である。

世界に目を向けると今自分の持っているもの、環境について感謝するきっかけにもなるかもしれない。

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
アバター

草の実堂編集部

投稿者の記事一覧

草の実学習塾、滝田吉一先生の弟子

コメント

  1. アバター
    • 名無しさん
    • 2021年 12月 10日

    傷痍軍人目視世代ですが、興味深く拝読
    当時草の根メディアは目にしていませんでしたが、
    軍人達も組織化されていたんでしょうか?
    と改めて!
    過日なんちゃって托鉢僧にコイントス学習出来ない世代なのかと?

    1
    0
  2. アバター
    • Stream
    • 2021年 12月 14日

    中国的治安其实是也经历过一个过程的。
    在中华人民共和国成立后,国内战争产生了大量土匪,所以在中国参与朝鲜半岛的战争时,国内其实也在进行十分艰苦的剿匪战。
    在新的社会体制基本确立以后,国内的治安好了不少。严格的档案制度使得一般人的犯罪成本很高,而且犯罪难以逃脱。
    在文化大革命期间,治安的问题在其他方面没有明显的恶化,但是大规模的批斗运动和武斗运动如文中所说,严重影响了社会生产,很多地区进入了军管状态。
    在改革开放以后,由于既有的人民公社制度解体和新的生产方式的确立,人口流动大幅度增加。农村人进入城镇工作,这种现象十分普遍,被称为“农民工”。同时,这个阶段的社会风气十分开放,中美关系也进入“蜜月期”,社会管制放松了很多。在这个繁华现象的同时,由于私人企业和外资的竞争,国有企业大规模倒闭,产生了“下岗潮”。在“大下岗”最严重的东北,很多青年成为“黑社会”,也就是日语的“暴力团”,来自东北的黑社会组织成为那个年代很多人对黑社会的深刻印象。大规模的人口流动加上城市人口的失业潮流,使得这个繁荣发展的年代其实是治安相当混乱的。中央政府发动过几次“严打”(“严厉打击”)运动,在短时间内暂时促进了社会治安的同时,也制造了一定数量的冤案。
    中国的现任领导人习近平是一个强势的领导人。他上任以后这种情况得到改变。各种制度的建立和措施的实施使得治安得到改善,官员和公务员的贪污腐败情况得到改善。不过最重要的变化还是他在对内宣传上采取民族主义,使得中文互联网的主流民意从前些年的学习、崇拜西方变成了二战前的日本的情况。
    评论作者是中国小城市里的高中生,日语水平不够,所以求助谷歌翻译:
    中国の公安は実際にプロセスを経てきました。
    中華人民共和国の建国後、内戦で大量の盗賊が生まれたため、朝鮮半島戦争に参加した中国は、実は非常に激しい盗賊との戦いに巻き込まれていました。
    新しい社会システムが基本的に確立された後、国内の安全は大幅に改善されました。厳格なファイルシステムは、一般の人々の犯罪のコストを非常に高くし、犯罪から逃れることは困難です。
    文化大革命の間、他の地域では治安の問題はそれほど悪化しなかったが、本文で述べたように大規模な批判と武力戦闘運動は社会的生産に深刻な影響を及ぼし、多くの地域が軍事的支配状態に入った。
    改革開放後、既存の人民公社制度の崩壊と新しい生産方法の確立により、人口移動は大幅に増加しました。この現象は、地方の人々が都市や町で働くのに非常に一般的であり、彼らは「移民労働者」と呼ばれています。同時に、この段階の社会的雰囲気は非常に開放的であり、米中関係も「ハネムーン期間」に入り、社会的統制は大幅に緩和されています。この繁栄する現象と同時に、民間企業と外資との競争により、国有企業が大規模に閉鎖され、「一時解雇」の波が押し寄せた。 「大規模なレイオフ」が最も深刻な北東部では、多くの若者が「冥界」、つまり日本語で「暴力的なギャング」になり、北東部の冥界組織はその中で多くの人々の深い印象になっています。時代。大規模な人口移動と都市人口の失業傾向が相まって、この繁栄と発展の時代は実際には非常に混沌としている。中央政府は、いくつかの「ストライキハード」(「深刻なクラッキング」)キャンペーンを開始しました。これは、短期間に一時的に公序良俗を促進するだけでなく、一定数の不当な事件を引き起こしました。
    中国の現在のリーダーである習近平は強力なリーダーです。彼が就任してからこの状況は変わった。さまざまなシステムの確立と対策の実施により、公安が改善され、公務員と公務員の腐敗が改善されました。しかし、最も重要な変化は、彼が内部宣伝にナショナリズムを採用したことです。これは、過去数年間の西洋の研究と崇拝から第二次世界大戦前の日本の状況まで、中国のインターネットの主流の世論を作りました。
    コメントの作者は中国の小都市の高校生で、日本語のレベルが足りないので、Google翻訳に助けを求めます。

    1
    0
  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

  1. スタンフォード監獄実験【実は仕組まれた実験だった?映画化もされる…
  2. 人間の光と闇を突き詰めた「北欧サスペンス」の面白さ 【※オススメ…
  3. アメリカの弾劾裁判制度について調べてみた
  4. 異文化社会の立役者 マレーシアのペナン島 【4つの宗教が混在する…
  5. ロシアで遺体を冷凍保存する人たち 「400万円で誰でも可能、日…
  6. 台湾の十分(シーフェン)について調べてみた 「願いと希望が詰まっ…
  7. タピオカミルクティーの創始者は誰か? 「発祥地の台湾で10年も裁…
  8. なぜオランダには風車がたくさんあるのか?


新着記事

おすすめ記事

キューバとはどんな国なのか?【社会主義を勝ち取った国】

いま、新たな観光地として世界から注目を集めている国がある。長らく、アメリカとの国交を断絶して…

洪武帝について調べてみた【中国最大の下克上と功臣の大粛清】

中国の歴史の中で様々な王朝が出来ては滅んでいったが、その王朝の創始者の中で農民から身を起こした人物は…

今も残る ジャンヌ・ダルクの生家「ドンレミ村」神のお告げを聞いた場所

ジャンヌ・ダルク と言えば、15世紀のフランスで活躍されたといわれている、フランスの国民的ヒ…

永世中立国の意外な側面・第二次世界大戦とスイス

多面的な スイススイスと言えば多くの方がアルプスの山々など、牧歌的で美しいヨーロッパの山…

まさに無償の愛…源頼朝の流人時代を支え続けたスポンサーたち【鎌倉殿の13人】

時は平安・永暦元年(1160年)3月11日。平治の乱に敗れ去った父・源義朝(みなもとの よし…

アーカイブ

PAGE TOP