城,神社寺巡り

御朱印帳はどこで買える?「神社仏閣のかわいい御朱印帳」

御朱印帳

御朱印帳を知っていますか?

神社やお寺を巡るのが、好きな人増えてきましたね。それこそ最近では、「寺ガール」などという言葉も生まれるほどです。

そんな神社仏閣を巡るのが好きな人に必見なのが「御朱印帳」です。

神社仏閣は巡るけど、参拝して終わりという貴方はもったいない巡りかたをしています。

今回は、御朱印とは何か?持っていると何かいいことがあるのか?これから持とうと考えている初心者の方に向けて、御朱印帳を紹介します。

そもそも御朱印帳とは?

御朱印帳とは、神社やお寺を巡った時の参拝の証です。歴史は、はっきりしませんが室町時代には存在していたようです。
現在では、宗教的な意味も存在しますが、駅や各地のお城に置いてあるスタンプラリーのような感覚で、集めている人もいます。

御朱印帳の表紙は、和紙和柄を使用されていることが多いです。各地でオリジナルの柄を出している場合もありますので、見ているだけでワクワクさせてくれます。御朱印とは文字の美しさもあり、アートともいわれています。

御朱印をもらうための代金は300円から500円で、神社やお寺によって異なります。神主や住職に直接書いてもらいます。

商品のように扱いがちですが、御朱印は、「奉納金」「寄付」と同じ意味に分類されます。

御朱印帳

御朱印を集める意味は?

御朱印を集める意味は、どんなものでしょうか? コレクション感覚で集めることも楽しいですが、御朱印は、その参った神社仏閣の神様、ご本尊の分身ともいわれる存在で、大変ありがたい存在なのです。

御朱印は、同じデザインのものが存在せず、年月によって墨の色や朱色の色も変わります。そこが魅力であり心惹かれる要素でもあります。

同じお寺に毎年通うのであれば、毎年新しい御朱印をもらうのも面白いです。1年でかなり変化が出るので、味わい深いものになります。

そして、時がたつ毎に、なぜ神社を参拝に来たのかを初心に戻って考えることができ、新たな気持ちで物事に取り組むことができます。

御朱印帳は、いくらするの?

価格は、1000円から2000円で、文房具店などで手に入るものから、神社仏閣で購入できるものがあります。購入場所によって、表紙の柄が異なります。自分のお気に入りを見つけてください。

文房具店などで購入できる商品は、和柄ベースやキャラクター柄が、あります。個性的な柄よりは、昔から愛されている柄のものが多いです。

神社仏閣で購入できる御朱印帳は、通常の和柄にくわえ、オリジナルの絵柄のものが増えています。限定品という楽しみがあります。

ネットショッピングでも購入できます。ネットは種類が豊富で、サンリオやディズニーの御朱印帳などもあります。

御朱印帳

お子さんと一緒に楽しむこともできるので一度のぞいてみてください。

御朱印帳の意味を知ると、今までとは違った気持ちで神社に向かえます。

御朱印は神様の分身でもあるので、御朱印帳を持ち歩くときはポーチや巾着に入れて、表紙がいたまないように持っていきましょう。

御朱印帳

おもしろい御朱印

近年話題になってきている面白い御朱印がもらえる神社仏閣を紹介します。地域によって異なりますので、今回は、群馬に限定して紹介します。

群馬県は、山が多く、ハイキングや登山をされる方に人気の県です。その上、観光できる文化遺産が数多くあります。そんな中で集客を見込んで、御朱印にも多くの工夫がされています。カラフルで絵柄もポップなものが多く、幅広い年代層の人に楽しんでもらえます。

於菊稲荷神社(おきくいなりじんじゃ)

キツネのオリジナルキャラクターが描かれる御朱印です。ホワンとした雰囲気が、筆で繊細に表現されていて見る人を癒してくれます。

宝徳寺(ほうとくじ)

季節に合わせた御朱印で絵本のようなタッチで描かれています。御朱印がお休みの日もあるのでご注意ください。

長安寺(ちょうあんじ)

みまもり地蔵のかわいい絵が、優しい表情でえがかれます。

こちらに、紹介したのはほんの一部です。群馬県には、もっと多く素敵なお寺が存在します。

どれもこれも魅力的で、筆のタッチでの印象が変わり、何度行っても飽きない御朱印ばかりです。

インターネットですぐに検索できますが、自分の目で確かめるのが一番です。
ぜひ、足を運んでみてください。

最後に

最近は、神社仏閣によってさまざまな工夫がなされ、御朱印もかわいらしく種類が豊富になっています。シンプルなものから、達筆なもの、可愛いもの、おしゃれなもの様々です。

外出自粛制限がかかったり、緊急事態宣言がいつ発令されるかわからない世の中ですが、神社などで神様を参拝する気持ちを忘れないためにも、御朱印帳をもち、日々の楽しみを増やしてみませんか。

今まで、御朱印を集めていた人は、御朱印が持つ意味を改めて考えてみるとより一層参拝が楽しくなります。

御朱印は、神様です。

神社関連の記事一覧

 

アバター

草の実堂編集部

投稿者の記事一覧

草の実学習塾、滝田吉一先生の弟子

✅ 草の実堂の記事がデジタルボイスで聴けるようになりました!(随時更新中)

Audible で聴く
Youtube で聴く
Spotify で聴く
Amazon music で聴く

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

  1. ウィリアム・メレル・ヴォーリズと近江八幡【メンソレータムを普及さ…
  2. 【権力争いで蹴落とされた神社】 世俗の力関係が反映された3社とは…
  3. 長篠城へ行ってみた【日本100名城】
  4. 明治神宮はなぜ作られたのか?
  5. プロ野球チーム御用達の神社(寺社)
  6. 円空とはいかなる人物か「生涯仏を彫り続けた僧」
  7. 『奈良おすすめ観光スポット』春のバラ、夏の風鈴「おふさ観音寺」に…
  8. 江戸幕府黎明期、徳川と朝廷に関係が深い京都「一乗寺・雲母坂界隈」…

カテゴリー

新着記事

おすすめ記事

諏訪の浮き城・高島城に行ってみた 「家康の6男・松平忠輝が晩年を過ごした城」

高島城とは高島城は「長野県諏訪市高島1-20-1」にある連郭式平城で、1592年に織田信…

「新5千円札の顔」津田梅子 ~日本の女子高等教育に人生を捧げた津田塾創設者

津田梅子(つだ うめこ)は、「男性と協力して対等に力を発揮できる、自立した女性の育成」を理念とした女…

「人食いバクテリア」過去最多の感染者 ~致死率30%以上

致死率が30%以上にも及ぶ「人食いバクテリア」による感染者数が世界的に増加。感染する…

大久保忠世 「信玄、信長、秀吉に称賛された徳川十六神将」

大久保忠世とは大久保忠世(おおくぼただよ)は徳川家康に仕えた、徳川十六神将の一人に数えら…

【神話に潜む美の恐怖】 世界の『宝石』にまつわる怪物たちの伝承

宝石とは、美しさと希少性を兼ね備えた石であり、古来より人々を魅了してきた存在である。…

アーカイブ

PAGE TOP