先日、群馬県赤城山の頂上付近で、ガス欠になりました。
ナビだと頂上まで20分くらいと出たのでつい行けると思ってしまったのですが、のぼり坂とカーブが異常な数で、判断を誤り頂上についた時にはもう動かなくなる寸前。
どうにか対処しましたが、色々勉強になったので車のガス欠の対処法をいくつか記事に残します。
目次
まず近くのガソリンスタンドを調べる
まずは誰もがやると思いますがこれです。近くにガソリンスタンドがあって徒歩で行ける距離であれば、事情を説明すると持ち運びできる携行缶(ガソリンタンク)を貸してくれます。
営業していない場合もあるので、まずは電話で確かめてみましょう。可能性は低いですが、ガソリンを持ってきてくれる場合もあります。最近はセルフが多いですし、そういったサービスそのものをやっていないのがほとんどですが、営業してるかも含め確認してみると良いでしょう。
タンクを貸してくれる場合は、5リットル〜10リットルくらいが主なので、給油できたらそのまま車に乗って返しにいきましょう。
もし近くにガソリンスタンドがなかった場合は下記の方法です。
現在位置の座標(場所)を確認する
どこかに連絡する前に、まずは自分が今どこにいるかしっかり現在地を確認した方が良いです。
どこかに連絡した後に確認だと、通話の手間や説明が余計にかかってしまいます。携帯やスマホの充電が少ない場合も多いのでなるべくスムーズに行えた方が良いです。
近くにわかりやすい建物があったり、場所が説明できる場合であれば、相手に伝わりやすいように一旦整理してから連絡しましょう。
近くにこれといった建物がなかったり、何もない路上のような説明が難しい場合は、現在地の座標を取得しましょう。
Google Maps アプリで座標が確認できます。
座標の取得の仕方
- Google Mapsを開く
- 地図上でラベルがついてない場所(現在地)を押し続けると赤いピンが出ます。
- 下の方に「指定した地点」と出るのでそこをタップして、下にスクロールすると座標(33.4444.555.666※例)が表示されています。
相手に場所をうまく説明できない場合は、電話で座標の番号を伝えると良いでしょう。
知人、友人、肉親に連絡する
近くにガソリンスタンドがない場合は、持ってきてくれそうな知り合いに連絡して、上記のガソリンタンクを借りてきてもらって来てもらえれば一番です。上記の方法などで場所を説明して、持ってきてもらいましょう。
ですがなかなか捕まらない場合や、相手の都合が合わない、または頼みづらいなどの場合も多いと思います。今回の自分のケースもそれで赤城山の頂上までかなり険しい道で頼みづらかったので、違う方法をとりました。
JAFに連絡する前に保険のサービスを確認する
いざとなったらJAFに頼むしかないのですが、JAFに頼む前に、契約している自動車の保険のサービスを確認してみましょう。
これが意外と盲点で、車の保険で「ガス欠対応サービス」が付いている場合が多いのです。
実は今回の自分のケースがそれで、最初JAFに連絡して赤城山の頂上まで来てもらえることになったのですが、ドライバーさんが機転を利かして「保険のサービスも一応確認してみた方が良いですよ」と教えてくれたのです。
JAFに入会している方は無料なのでそのままJAFでOKですが、入会していない方も結構多いと思いますし、その場合は8000〜15000円くらいかかってしまうので、もしJAFに入会していない方は、まずは自身の保険のサービスを確認してみることをオススメします。
今回自分も、保険屋さんの方でうまく対応してもらえて、無料で対処していただきました。他にも色々なサービスがあったりするので、パンフレットや電話などで保険屋さんに一度確認してみましょう。
相手には必ず自分や同行者の電話番号も伝えておく
JAFや保険屋さんなどで連絡がついた場合は、必ずこちらの番号も伝えておきましょう。もし自分以外にも同行者がいたら同行者の電話番号も伝えておくべきです。
大抵は向こうから聞いてくると思いますが、相手も人間ですのでうっかりなんてこともありえます。
充電がなくなったり、電波が悪くなったり、万が一のことがあるので、できる限り情報は伝えておいた方がよいです。
JAFに連絡する
上記まででどうにもならなかったら、JAFです。
これが一番手っ取り早いです。JAFに入会している方は無料ですので、最初からJAFに連絡すると良いでしょう。
JAFは全国どこでも、365日24時間対応してくれます。
入会していない方は、連絡すると、いくらぐらいかかるのか、どれくらいの時間で到着するのか教えてくれます(大体8000〜15000くらい※給油ガソリン代別)
保険などでサービスがなかった場合は、JAFの入会を是非オススメします。
5年で20000円、3年で13000円は安いと思います。他にもレストランや旅行など様々な施設での特典が付いてます。
保険だと契約期間内で一回きりとかも多いですが、JAFは何度でもサービスが受けれますので、公式ページで確認してみてください。
ガソリンタンクやバッテリーケーブルなどは常に携帯しておこう
万が一のために、ガソリン携行缶やバッテリーが切れた時のために、バッテリーケーブルなども購入しておきましょう。
ガソリンタンクでは、5リットルくらいの軽量で金属製でレビューも良いこちらをオススメします。車だけではなくバイクでも便利です。
YAZAWA(矢澤産業)ガソリン携行缶横型タイプ[5L]消防法適合品 SS5
バッテリーブースターケーブルは、自分も長年使ってますが、こちらが小型自動車から大型まで使えますし線が太い方がより安全です。袋もついているのでとても便利です。
周りの人に助けてもらう(最終手段)
これはある意味最終手段です。場合によっては最終ではありませんが。
例えば携帯やスマホの電波の届かない場所だったり、充電が切れてしまっていた場合などです。こうなったらもう周りの人に助けてもらうしかありません。
自分も昔に何度か経験があります。バッテリーが切れてしまってケーブルがない。携帯をたまたま忘れた。山奥で電波が届かないなどです。
そういう時は、近くになにかお店があれば人が多いのでそこで助けてもらうのが良いです。ケーブルやガソリンタンクを持っている人は確率的には低いので、お店で聞けば従業員の方が何人かいたり、お客でいるかもしれません。お店の方が確率が高いです。
お店がなかったら、「路上で手をふって止まってくれる車を待つ」が最終手段です。なんだかんだ止まってくれる方は必ずいます。
助けてもらったら必ず、お礼はしましょう。
この記事がいつか誰かのお役にたつことを願います。
最後にガス欠になった時の動画もたまたま撮影していたので貼っておきます。
知らない地域行くときは早めの給油をするだけで防げる問題
もっと言うなら給油から何キロ走れるかおおよそ把握しておきましょう
そもそも予防のための記事ではなく、万が一そうなってしまった時のための記事ということです。