宇宙人に誘拐された人のための支援グループ『アブダクト・アノン』
これまで当サイトでは、宇宙人(地球外生命体)による拉致・誘拐、いわゆる「アブダクション」についていくつかの体験例を紹介してきた。
・『宇宙人に50回以上拉致されたイギリス人女性 「顔と腕に証拠の痣を残される」』
・『「宇宙人グレイの体内には人間のDNAが存在している!」 アメリカ歴史学者が主張』
さらに『アブダクション』について調べていくと、にわかには信じられない情報が飛び込んできた。
宇宙人(地球外生命体)に拉致・誘拐されたと信じている人々のための『アブダクト・アノン』という支援グループが存在しているというのだ。
支援グループ『アブダクト・アノン』の、アブダクトは「拉致、誘拐」。
アノンは「匿名」という意味で、「anonymous」という単語を省略したネットスラングだ。
書籍『Uncle John’s Endless Engrossing Bathroom Reader』には、支援グループ『アブダクト・アノン』による、「宇宙人に誘拐されたかどうかを見分ける5つのシーンの兆候」が記されている。
なぜなら、『アブダクト・アノン』によると、宇宙人に誘拐されたことを記憶している人はごく一部で、実際には無意識のうちに誘拐され記憶を消されていることの方が多く、さらには、宇宙人や宇宙船は非常に高周波で、人間の脳が記憶を保持するのに機能として追いついていないケースが多いと考えられるためなのだそうだ。
宇宙人に拉致・誘拐されたことは記憶していないが、日常生活や人間関係、環境に原因不明な変化が起こり混乱している人のために、『アブダクト・アノン』の「宇宙人に拉致・誘拐されたかどうかを見分ける5つのシーンの兆候」をここで紹介しよう。
就寝時の兆候
・慢性的な不眠症で、ようやく眠りに落ちようとしているときに、物を叩くようなかすかな音や、トントン、ブンブンという音が聞こえる。
・宇宙人やUFOの鮮明な夢を見て、リアルな体感や感情が残っている。
・神秘的な夢を見たという漠然とした記憶はあるが、たとえば「存在の目がとても大きかった」といった、ひとつのインパクトのある記憶以外は詳細を思い出せない。
・眠りに落ちる時、何かしらの存在に見られているような感覚がある。
あるいは、眠っていたのに見られているような感じがして、真夜中に目が覚める。
ベッドのそばに影のような存在を感じ、目を開けなくてもその存在もこちらを見ているのがわかる。
・自分は夢遊病だと思っている。
お酒やドラッグをやっていないのに、眠った場所と起きた場所がまったく違い、なぜそうなったのか説明がつかない。
・目覚めてから数分間、肉体が麻痺して動かすことができない。
・ 目覚めると枕に小さな血滴がついているが、肉体に外傷はなく、なぜ血がついたのか説明がつかない。
路上での兆候
・UFOを発見した直後、突然、原因もなく車が故障する。
・なんとなく路肩に車を停めたくなったかと思うと、次の瞬間に自分が車の外に出て横に立っていたり、また車を運転している。
・車が故障したりまた動き出したりと、説明がつかない現象が起こる。
・車のドアや屋根などの物体をすり抜けて、肉体が浮遊したような感覚がある。
日中の兆候
・突然、自分の目の前にだけ、煙、霧、もやがあらわれる。
・知らないはずなのに知っているような感覚のある場所に衝動的に行きたい欲求に駆られ、そこで何かが起こるような予感がする。
肉体的変化の兆候
・頻繁に鼻血が出るが、病院で検査しても原因がわからない。
・お酒やドラッグをやっていないのに、どこでどのようについたのか分からない体の傷を見つけるが、痛みがない。
・体の一部または複数の部分に原因不明の痛みやこわばり、疼き、発疹が出るが、病院で検査しても原因が分からない。
(宇宙人によって細胞のサンプル採取のため、皮膚を引っかかれたり擦られたりした可能性がある)
・健康診断や人間ドッグで、奇妙な小さな針が体内に埋め込まれているのを医師に発見される。
・自分の意志に反して肉体を詳細に検査された、おぼろげな記憶や感覚が残っている。
・頭を何らかの拘束具で固定されたり、鼻孔や耳に長い針を挿入されたり、頭蓋骨に穴を開けられた記憶が突然よみがえり、同時に何かが焦げたような匂いがする。しかし、そのような痕跡は肉体にはない。
アブダクション後の兆候
・拉致・誘拐など起こっていなかったかのような、あきらかな「演出」の証拠がある。
(シラフの状態でパジャマを着て寝たはずなのに、目が覚めると裸になっていて、パジャマが丁寧に畳まれて置かれている。パジャマや下着などの着衣をすべて裏返しになって着ている。自宅の違う部屋で目が覚める。など)
・記憶力が急によくなったり、未来予知ができるようになったりといった超能力がつく。
・突然、使命感や重要な目的のために宇宙人に選ばれたような感覚があるが、それが何なのかはわからない。
・自分のそばにある電化製品がことごとく壊れたり、おかしな動作をするようになる。
(PCが壊れる、時計が遅れるか早くなる、ラジオの電波やテレビの画面がおかしくなる、街灯の光が暗くなるなど)
・何の原因も兆候もなく、突然、恐怖症を発症する。
(クモ、高所、狭い所、人混みなど)
・突然、何の原因も前触れもなく、強迫神経症のような症状に見舞われたり、何かしらに対する中毒や依存症を発症する。
・医師、警察、教師、弁護士など、社会的権威者や権力者を信用できなくなる。
・ビタミン、ミネラルなどのサプリメントを大量に摂取したい衝動に駆られる。
・UFO、天文学、物理学に、突然、興味が湧き、調査、勉強しまくるようになる。
逆に、他人がこれらのテーマについて話し合っている場所に居合わせることに嫌悪感を持つようになる。
アブダクション体験を語ることで特別意識を持つ人
支援グループ『アブダクト・アノン』によると、これらの5つのシーンでいくつもの体験が重なった場合、宇宙人に拉致・誘拐されたにも関わらず記憶をなくしている可能性があるのだという。
兆候のいくつかは、普通に生活していれば誰でも日常的に体験していることのように感じるが、それこそが記憶をなくし、アブダクション体験を無意識のうちに否定している証拠なのかもしれない。
一方で、もともと自己肯定感や自尊感情が低いために人生がうまくいっておらず、「特別な自分」「魂の使命がある自分」を強く求めている人の中には、これらのいくつかの兆候を体験したことで、「自分は宇宙人に誘拐されたに違いない」と思い込み、「自分は他の人とは違って優れている」といった特別意識を持ってしまう人もいるだろう。
その場合は、特別さを他者にアピールしたり自己証明したりするために、宇宙人に誘拐された可能性をやたらと話したくなる衝動に駆られるかもしれない。
700人以上のアブダクション経験者を調査、研究しているUFO研究専門家のデビッド・ジェイコブス博士は、現代社会において本当にアブダクション体験をした人は、他者からの偏見を恐れ、アブダクションについて口をつぐんだり、打ち明ける相手を慎重に選ぶ傾向があると語っている。
アブダクション体験したことを不特定多数の人を相手に自慢げに語っている人は、自分の虚栄心を満たすための虚言の可能性があることを念頭に置いておく必要があるだろう。
UFOや宇宙人の存在がまだ科学的に証明されていない現代に生きる私たち地球人の多くにとっては、支援グループ『アブダクト・アノン』が発表した、「宇宙人に拉致・誘拐されたかどうかを見分ける5つのシーンの兆候」は、いざアブダクションされた時に備えて、頭の片隅に置いておく程度でいいのかもしれない。
参考 : Neatorama
参考文献 : 『Uncle John’s Endless Engrossing Bathroom Reader』
この記事へのコメントはありません。