最近の金融市場の動向について
株式市場や為替市場などの金融業界が大きな注目を寄せる、8月の米CPI(消費者物価指数)が日本時間の2022年9月13日に発表された。
8月26日に米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、ジャクソン・ホールにて、さらなる利上げを表明。タカ派を辞さない発言によりS&P500指数などが急下落した影響もあり「総合」、「コア」ともに市場予想を大きく上回った結果であった。
8月米CPIの発表直後は、長期金利上昇、株価指数先物は下落、ドル高の動きを見せているが、FOMCに注目する必要もある。9月21日には、FOMC(連邦公開市場委員会)にて0.75%利上げの動きがマーケットでは有力視されていたが、CPIショックを受けて、1%台に利上げする予測も示唆された。
年末にかけては、政策金利4%台になる見通しなど、波乱が続いている状況である。
最近のビットコイン値の動き
暗号資産市場でも、今年はテラ・ルナ騒動や6月のアメリカ・中国などの大国による暗号資産規制などの影響により、相場は大きく乱高下するランダムウォーク状態になった。ビットコインやアルトコインの短期トレードをメインに活動している投資家からすると、株式市場のレイバー・デー(労働者の比)明けの相場を乗り切るのは困難なようだ。
一方で、金融市場全体の取り組みや動向を広い視野で見ると、保険商品の運用先としてビットコインを活用している企業も出てきている。
また、2021年11月12日には1BTC=730万円台という歴史的なチャートを記録した。主要因は、ヘッジファンドや米国大手の保険会社であるマスミューチュアル生命保険、NASDAQ上場企業であるマイクロストラテジーや、テスラなどの大企業がビットコインに流入してきたことだと考えられる。
ビットコインの今後の動向
現在ビットコインは、2021年11月に記録した1BTC=700万円台以降、ウクライナ・ロシア情勢をはじめ、FRBの政策動向などの影響を受けて大きく下落している最中。
2022年9月14日時点では、3ヶ月ぶりに1BTC=300万円台を下回り、1BTC=290万円台を記録。
しかしビットコインは、2008年に取引が開始されて以降、極端に乱高下する動きは見せていない。バイ&ホールドを基本戦略とした長期トレーダーにとっては、一時的な下落だとの見解もある。
ビットコインの性質上として、世界通貨としてフレキシブルに取引できることを目的に作られている側面もあるため、今後のWEB3.0時代ではさまざまな利用価値も期待されている状況である。
日本国内でも、ビットコインが法律で定義されたり家電量販店などでの決済手段として導入されたり、時代が仕組みに追いついてきたようにも見られる。最近では、仮想通貨決済に対応している日本語のオンラインカジノも増えている。仮想通貨を使ってベッテイングに興味がある場合は、ベッテイングのボーナスコードの詳細について1xbetを参照。
ビットコインの参入タイミング
今後WEB3.0コンテンツが充実してくることを考慮すると、今以上に実用面でビットコインの性質が求められるようになってくるであろう。
イーサリアムの実用性が大きく目立つ昨今だが、それでもやはりアルトコインはビットコインを模範としているため、両者の間には大きな壁が存在することは否めない。
短期スパンで見れば、現状の下降トレンドには気をつけながら取引する必要がある。しかし、今後のビットコインの拡張性を加味したうえで、中長期的に見れば徐々に回復傾向に転じる可能性もあるため、2022年9月現在でも十分に参入タイミングだと言えるだろう。
この記事へのコメントはありません。