アメリカ・ソ連の冷戦が核戦争に発展するのを防いだのは宇宙人
「宇宙人は地球に侵略し、人類を滅亡させようとしている」というストーリーは、昔から映画や漫画などのエンタメで多く使われている。
しかし、宇宙滞在経験があるNASAの宇宙飛行士が
「実際はその逆で、彼らは地球の平和を守ろうとしている」
と主張していたとしたら、どうだろうか?
私たちは、宇宙人に対するポピュラーな見方や認識を改める必要があるかもしれない。
1971年、アポロ14号に乗船し、人類で6人目の月面歩行も経験した宇宙飛行士、エドガー・ミッチェル氏は、
「地球外生命体は、人類を注意深く観察し、核兵器開発に深い関心を持っていた。
長期にわたるアメリカとソ連の冷戦が核戦争に発展するのを、なんとか防ぐことに成功していた。」
と主張していたのである。
ミッチェル氏は、ニューメキシコ州のホワイトサンズ発射場施設を指し、
「ホワイトサンズは、核兵器の実験場だった。
地球外生命体はそこに興味を持っていた。
彼らは私たちの軍事力について知りたがっていた。私自身の体験を含め、多くの専門家とのディスカッションにより、地球外生命体が私たち人類を戦争に陥らせず、地球に平和をもたらすことを助けようとしていたことが明らかになった。
太平洋岸の基地の他の士官たちも、試験用ミサイルが宇宙船によって頻繁に撃墜されたと私に話してくれたことがある。
当時はそういった活動が頻繁になされていた。」
と語っている。
「ホワイトサンズ上空を飛んでいたミサイルを、宇宙人が撃ち落とした」
という、現場の警察官の証言も残されている。
DAILY STAR紙も、2023年始め、退役軍人のクリストファー・ビルブリー氏とその妻、そして同僚2人が、アメリカ・ミシガン州バッド・アックスのスーパーマーケットの駐車場で、円盤型UFOと2機のアメリカ戦闘機が、太陽のまぶしさの中に隠れて空中戦を繰り広げているのを目撃、耳が砕けるような音を聞いたと報道している。
UFOや宇宙人が地球を攻撃するのではなく、地球を守ろうとしているという証言は、実は世界中のメディアに日々多数、寄せられているという。
冷戦時代の核戦争の阻止だけでなく、それ以降、そして現在も、宇宙人は人類の核戦争の阻止に関わっているというのだ。
それではなぜ、1945年の日本の広島と長崎への原爆投下は止めなかったのか?という疑問も湧いてくるが、彼らはその無惨な様相を観察した結果、人類に介入して阻止するというルールを作ったと考えることもできる。
生涯、UFOと宇宙人の存在を主張し続けたエドガー・ミッチェル
ミッチェル氏は1971年、アポロ14号で宇宙に飛び立ち、月面に33時間滞在した。そして42kgの岩石を採集して地球に持ち帰り、世界の研究に貢献した。
月面での地震の観測などを含む、いくつかの科学実験も行っている。
ミッチェル氏は地球帰還後、ロズウェル事件※に遭遇した人たちの子孫から連絡を受けている。
その中には死亡した宇宙人の遺体を納めるための棺を空軍に贈った人物の子孫や、事件現場周辺で交通整理をしていた保安官代理の子ども、業務に関連するオフィスで勤務していた軍当局者もいたという。
※ロズウェル事件……1947年7月、アメリカ・ニューメキシコ州ロズウェル付近に墜落したUFOや宇宙人がアメリカ軍によって秘密裏に回収されたとされる事件
ミッチェル氏は、
「『墜落現場で発見された複数の遺体は宇宙人だった』という彼らの証言は信憑性があった。
しかし、当局は『人々はこのような事態に対応する準備ができていない』と考え隠蔽したと考えられる。」
と語り、彼自身はUFOや宇宙人を目撃したことはないが、知識はかなり豊富だと自負している。
宇宙飛行後にUFOや宇宙人が存在する可能性を主張し続けていたミッチェル氏は、2016年に85歳でその生涯を閉じた。
世間からは長きにわたって「陰謀論者」として色物扱いされ続けたが、一貫してその姿勢を崩さなかったという。
宇宙滞在すると人生観が変わり、平和主義者になる
地球を発ち、宇宙に滞在することで人生観や価値観が激変した宇宙飛行士は少なくない。
1989年から1990年にかけて8日間、日本人として初めて宇宙飛行を行った、当時TBSの報道ジャーナリストだった秋山豊寛氏もその一人だ。
大学卒業後、新卒でTBSに入社。
報道ジャーナリストとして25年間、世界各国を飛び回り、世界情勢を精力的に報道し続けてきた秋山氏だが、宇宙旅行から5年後、
「宇宙に行ったことで、お金や権力、出世や名声といったものがどうでもよくなり、興味がなくなった。」
と残してTBSを退社。
翌年、福島県に移住し、無農薬の有機農業を行うようになる。
2012年に開催されたシンポジウム『日本の宇宙飛行士が語る20年の歩みと今後の展望』では、パネリストの立花隆氏が「有人飛行は費用対効果が悪い」として反対意見を述べた。
秋山氏は、この反対意見に対して
『ガガーリンが『地球は青かった』と言ったように、漆黒の中を青い宇宙船(地球)が航行しているというイメージ、我々の仲間があそこにいるというメッセージは、費用対効果などでは測れないものだ。
人類は宇宙船『地球号』に乗っている呉越同舟の仲間だということを感じさせてくれる、ものすごいキャッチコピーだった。
有人宇宙開発は費用対効果で測れるものなのだろうか。」
と有人飛行の意味と意義を雄弁に語っている。
さらに、2023年春、JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)が、14年ぶりに2人の日本人宇宙飛行士の誕生を発表したのを受け、新聞記者が秋山氏にその感想を取材すると、
「家にはインターネットもテレビもない。宇宙飛行士誕生のニュースは知らなかった。」
と答え、世俗の出来事だけでなく、かつて自らが体験した宇宙飛行への興味も示さず、畑仕事や自然への魅力を語っている。
2021年12月、奇しくも秋山氏と同じ国際宇宙ステーション(ISS)に12日間滞在した、実業家の前澤友作氏も、宇宙旅行からの地球帰還後、
「地球を大事にしようと思う。
ISSでそうしていたように、地上でも缶詰を食べた後は小さく折り畳むようにしたい。
ゴミはしっかり分別する。とくに国を動かすような偉い方々には、宇宙に行っていただきたい。
宇宙から地球を見ると、考えもいろいろ変わるかもしれない。」
と心境の変化と、世界平和、地球平和への想いを語っている。
月面歩行したエドガー・ミッチェル氏、日本人として初めて宇宙滞在した秋山氏、現在の日本に影響力を持ちながら宇宙滞在した前澤氏、その他大勢の宇宙滞在経験者たちが、地球帰還後は地球と人類の平和を願い、自分の生きる道を真摯に歩んでいる。
「宇宙滞在すると平和を望むようになる」という意味では、冷戦時代の核戦争を阻止していたという宇宙人たちも同じ想いだったということではないだろうか。
参考 : DAILY STAR
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