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台湾の歴史を簡単に解説 「日本と中国との関係」

台湾とは?

台湾の歴史を簡単に解説

多くの日本人も馴染みの深い台湾。親日家が多い国とも知られている。
日本人にとって一番身近な鄰国ではないだろうか。

だが台湾は実質は国としては微妙な立場である。2021年現在で台湾を国として認めている国は15カ国にとどまり、中華人民共和国つまり中国は台湾との統一を目指している。

しかし台湾国民は国としての独立を望んでいる。

中国大陸から嫁いできた人、戦争で軍人としてやってきて住み着いている人たち、その後代を「外省人」と呼んで区別している。

台湾と日本の歴史

前述した通り、台湾には親日家が多い。今でも日本びいきの台湾人は多くいるし、日本人も台湾スイーツを好み、毎年多くの人が台湾へ旅行する。
ではその歴史はどのようなものだったのだろうか?

まず、台湾は中国清朝の領土だった。

しかし清朝は日清戦争で日本に敗れ、1895年の下関条約により日本に台湾とポンフー諸島を割譲した。それから日本はマラヤポリネシア系先住民族に加
え、福建や広東から移住した漢民族が住む台湾を植民地としたのである。

それから50年間、台湾は日本の統治下にあった。その時代の名残が今も台湾各地に残されている。

台湾と日本の歴史についてはまた詳しく取り上げたい。

台湾の歴史を簡単に解説

日本統治時代の台湾。1915年の西来庵事件後、台南刑務所から法院に台湾人逮捕者を押送する日本軍

その後の台湾

その後、1945年8月に日本はポツダム宣言を受け入れて無条件降伏を強いられる。

その結果台湾は日本の統治から離れ、10月には連合国軍の命令により当時中国大陸を統治していた中華民国政府によって接収される。

それに伴い台湾は中国の統治下に入った。

そして中華民国による「祖国化」が進められていくのである。

「一つの中国政策」

台湾はこの中華人民共和国の政策によって、独立国家として世界で認められるに至っていない。
1971年に宣言された中国政策について述べたい。

●中国大陸に存在する政権は世界でただ一つであって、台湾は中国の一部であり、中華人民共和国政府が全中国を代表する唯一の合法的政府である。
●中国大陸と台湾島は一つの中国であり、中国の主権と領土の分割は許さない。
●現在まだ統一が達成されていないことに双方は共に協力すべきであり、一つの中国の原則の下、対等に協力すべきで、統一を協議する。
●一つの国家として主権と領土の分割は認めず、台湾の政治的地位は一つの中国を前提として、一国二制度の通用を検討する。

このなんとも一方的な原則により台湾の国際上の立場はますます悪くなっていくのである。その後2005年には台湾の「独立」を懸念して反分裂国家法を制定した。

2021年現在ではこの原則により、中国と国交を結ぶ国は台湾と正式な国交を結ぶ事ができない。
また台湾と正式な国交を結ぶ場合は、中国と断交しなければならないのである。

日本の現在の対応

中国のような大国と断交するのは、なかなかの決断だろう。

日本は現在どのような立場をとっているのであろうか?
簡単にいうと正式には中国の主張も、台湾の主張も支持していない。つまりグレーゾーンの対応である。

だが台湾と日本の関係は今でも良好だ。台湾人は日本の商品を好んで購入するし日本へ観光旅行するのも人も多い。民間レベルで親密な関係を保っており、事実上の大使館機能も存在する。災害が起きればお互いに支援し合い「大切な友人」として友情を育んでいる。

今後どのような世界情勢になるにしろ、国と国が「対立」して良い事はない。犠牲になり困窮するのは国民だからである。過去から学び、その教訓を未来へ繋げていってほしいところである。

 

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