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デリバリープロバイダについて調べてみた 「Amazonの落とし穴」

ネット通販は現在の生活には欠かせません。

私は少ないほうだと思うんですが、それでも月に2〜3回は利用しています。その中でも最大手の通販サイトは、ご存知のようにAmazonです。細かいものまですぐ見付かるし、近くで売っているものでもサイトのほうが値段が安いということが多くあります。

でも、一方で問題も多くありましたね。

今までは企業側の問題が大きかったのですが、最近は私たち利用者にとっても見過ごせない問題が起きています。

やっぱりamazonは凄い会社!

デリバリープロバイダ

Amazonはとにかく扱う商品が多いのが特徴です。それこそ電池1セットから配達してくれるので、プライム会員の方はさらにメリットが大きいのではないでしょうか。

プライム会員は、年間3,900円を払うことで「お急ぎ便(360円)」や「お届け日時指定便(360円)」などのオプションを無料で利用できる便利なシステムです。さらにたくさんの映画音楽も無料。様々なポイントキャンペーンなどオトクすぎるサービスです。

年額だと少し高いな?って思いましたが、月額計算だと月々325円になります。そう考えると価格設定も妥当ですね。さらに新しく月額400円でプライム会員になれるプランも設定されました。

というわけで、私も年間プライム会員です(笑)

ちょっと話がそれましたが、それだけAmazonの勢いが凄いということです。日本における2015年の売り上げ総額は、1兆5500億〜1兆6000億円ほどだと言われています。公表されていないので予測ですが、1兆円を超えているのは間違いなさそうですね。

そうなると気になるのが荷物の量です。

宅配便の荷物の取扱量が激増!

デリバリープロバイダ

Amazonによって宅配便の荷物の取扱量が激増したのは皆さんもご存知だと思います。

気になって調べてみたんですが、やっぱりAmazonだけの荷物が年間にどれだけ取り扱われているのかは分かりませんでした。代わりに、国土交通省が公開している2016年のトラックによる宅配便の総取り扱い個数は、なんと38億6930万個だそうです!

いったい、この中の何割がAmazonの荷物なのかは分かりませんが、割合は多いはずですから宅配業者への負担も深刻です。

メインでAmazonの荷物を取り扱っていた佐川急便は2013年で取引の規模を大幅に縮小しました。そして、現在ではヤマト運輸がメインでAmazonの荷物を取り扱っています。佐川急便も撤退したわけではありませんが、かなり減少しているようですね。ちなみに私のところにはヤマト運輸と佐川急便が来る確率が50%という感じなので、あまり実感がありません(笑)

デリバリープロバイダ

デリバリープロバイダ

佐川急便が手を引いた原因は、数量の多さ時間帯指定などの細かいサービスへの対応、そして見合わない料金の安さです。これはヤマト運輸になっても同じことで、負担が限界に達しています。2017年6月には「正午から午後2時」の時間帯指定を廃止したことはニュースにもなりました。

それでも「宅配業者は大変だなぁ」とニュースを見ていましたが、ここに来て利用者が巻き込まれる宅配トラブルが増加しているそうです。

それが「デリバリープロバイダ」の存在です。

デリバリープロバイダは、ヤマト運輸や佐川急便といった大手の宅配業者ではなく、Amazonと提携しているもう少し規模の小さい業者のことです。デリバリープロバイダの存在は以前から知っていましたが、今回の記事を書くためにAmazonのサイトを確認したところ、ありました!

・TMG
・SBS即配サポート
・札幌通運
・ファイズ
・丸和運輸機関

の5社が表示されています。しかし、この5社がトラブルの原因になっているんです。

トラブル続発

デリバリープロバイダ

このデリバリープロバイダは、各地域限定の会社ばかりで大手のサポートをするようにAmazonの荷物を配達するんですが、ネットでの評判は「かなり悪い」です。

不在でも不在票を入れずに荷物を持ち帰ってしまうため、再配達が頼めない。

配達指定日に荷物が届かない。

在宅していてもチャイムも鳴らさず不在扱いにしてしまう。

などなど。

実は、以前にもこの問題が大きく取り上げられたことがありました。といってもネット上の話ですが。

それが、2017年6月頃より再び話題となったんです。なぜ今になって?ということで調べてみたんですが、2017年3月にヤマト運輸は「当日配達」から撤退を検討していると発表しました。また先ほど書いたように昼間の時間帯指定を廃止するなど、ヤマト運輸全体でサービスを見直す動きが出ているため、デリバリープロバイダの比率が高くなったようです。

デリバリープロバイダを避けるには?

たまたま私のエリアはデリバリープロバイダの担当ではないようですが、すでに被害に遭われた方もいると思います。商品を注文すると配送業者に「デリバリープロバイダ」と表示されるのですぐに分かります。

う〜ん、これは困った!

というわけで、少しでもデリバリープロバイダでの配達を避ける方法 も調べました。

それは「お届け日時指定便」を利用することです。

この場合、配送業者はヤマト運輸、日本郵便、ファイズの3社に絞られます。それでも、どの業者が配達するかはランダムですが、少なくとも2/3の確率でデリバリープロバイダを避けられるわけです。

そのため、Amazonを利用する頻度が高い方は、最初に書いた「プライム会員」がお得で安全というわけなんですね。

まとめ

もし、デリバリープロバイダが不在票も入れずに荷物を持ち帰ってしまった場合、Amazonのカスタマーサポートに連絡しても、荷物の状況は記録を見てわかるそうですが、デリバリープロバイダとの連絡は取れないそうです。

やっぱり、Amazonでお買い物をするときは、お届け日時指定便を利用するのが安全なようです。

Amazonプライム公式 →アマゾンプライム無料体験 ※30日間の無料体験を試そうお急ぎ便・お届け日指定便も使い放題

関連記事:Amazon
Amazonサービスを徹底的に使い倒す!裏技10選
Amazonのデリバリープロバイダはもう限界!どうなる遅延問題

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