宇宙

日本人初の宇宙飛行士が発した第一声とは?

日本人初の宇宙飛行士が発した第一声とは?

イメージ画像 宇宙飛行士 pixabay

世界で初めて有人宇宙飛行が行われたのは1961年。

旧ソビエト連邦の宇宙船・ボストーク1号である。

ボストーク1号は、ユーリイ・ガガーリン少佐を乗せて打ち上げられ、地球を1周し、その後逆噴射をかけ、大気圏に再突入後した。

日本人初の宇宙飛行士が発した第一声とは?

画像 : ガガーリン少佐 wiki c

高度7000mでガガーリンは座席ごとカプセルから射出され、パラシュートにて降下し無事帰還を果たした。

ガガーリンが宇宙から地球を見た時に発した言葉

「地球は青かった」

は、非常に有名である。

だが実際には、感動的な意味で発した言葉ではなく

「空はとても暗かった。一方、地球は青みがかっていた」

といった観察報告的な発言であり、言葉が後に切り抜かれ、いつの間にか感動的な意味合いで広まってしまったのが真相のようである。

日本人初の宇宙飛行士の第一声とは

日本人初の宇宙飛行士は、TBS社員の秋山豊寛(あきやまとよひろ)氏である。

日本人初の宇宙飛行士が発した第一声とは?

画像 秋山豊寛 wiki public domain

1990年、秋山氏は、ソ連の宇宙船ソユーズTM-11に搭乗し、初めて宇宙へ行った日本人宇宙飛行士となった。同時に世界で初めて宇宙に行ったジャーナリストでもある。

本来は、毛利衛氏のスペースシャトル飛行が日本人初になるはずであった。

しかし1986年のチャレンジャー号爆発事故で毛利氏の飛行が遅れたため、秋山氏が初となったのである。

打ち上げの様子はTBSで生中継されていたが、その時に放送局の呼びかけに応えた秋山氏の第一声は

「これ、本番ですか?」

だった。

人はリアルな現場では、テレビや映画のような感動的な言葉はなかなか言えないようである。

実際の動画↓

 

  • Xをフォロー
好きなカテゴリーの記事の新着をメールでお届けします。下のボタンからフォローください。

草の実堂編集部

投稿者の記事一覧

草の実学習塾、滝田吉一先生の弟子。
編集、校正、ライティングでは古代中国史専門。『史記』『戦国策』『正史三国志』『漢書』『資治通鑑』など古代中国の史料をもとに史実に沿った記事を執筆。

✅ 草の実堂の記事がデジタルボイスで聴けるようになりました!(随時更新中)

草の実堂Audio で聴く

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

  1. 【現代版ノアの箱舟】中性子星が地球に接近したら人類はどうする?
  2. SpaceX初、民間企業の月着陸機、数週間以内に打ち上げへ
  3. 【H3ロケット打ち上げ成功】 日本、SLIMと共に実力を見せつけ…
  4. 【欧州の大型廃棄衛星が今月地球へ落下!】 燃え尽きるまでの軌跡を…
  5. 月は岩石の雲の輪から生まれた【米研究者の新説】
  6. 世界初の木造人工衛星「リグノサット」 ~なぜ木造の衛星を打ち上げ…
  7. 日本の月探査機「SLIM」 月で2度目の越夜を達成! 『これまで…
  8. NASAが警戒する危険な小惑星5選 「地球に衝突する可能性はどれ…

カテゴリー

新着記事

おすすめ記事

【地下火災が続くゴーストタウン】セントラリアとは ~小さなミスが生んだ大きな被害」

人間は火を使えるようになって多くの物を得たが、それと同時に多くの物を失ってきた。不幸…

取り調べは公正に…怒り狂う平城天皇に怯まず諫言した安倍兄雄の至誠

古来「断じて敢行すれば、鬼神も之(これ)を避く」などと言う通り、断固たる態度をもって臨めば、鬼神でさ…

お墓・埋葬の歴史と現代のお墓事情について説明

核家族化・少子化が進む現代。一人っ子同士での結婚が増えるとお互いの実家のお墓を両方管理しなけ…

ハワイ島 オーラが見える洞窟の行き方【マウナラニ】

こんにちは。ゲーハーです。現在ハワイから記事を書いています。一部で話題のハワイ島のオーラが見…

秀吉の天下を10年前に予測していた・安国寺恵瓊 【毛利輝元を担ぎ上げた罪で斬首された僧侶】

関ケ原に敗れた 安国寺恵瓊安国寺恵瓊(あんこくじ えけい)は、慶長5年(1600年)の関…

アーカイブ

人気記事(日間)

人気記事(月間)

人気記事(全期間)

PAGE TOP