イベント

BOØWY(氷室京介)のモノマネ日本一!? 【じぐろ京介さんに直撃インタビュー】

1987年の解散から既に36年が経過した今でも、多くの人々から愛され続けている伝説のバンド・BOØWY

たった6年の活動だったにも関わらず、彼らが日本の音楽シーンに与えた影響は計り知れず、今なお影響を与え続けている。

BOØWYの魅力は数多く語られているが、今回は特筆すべき魅力の一つにスポットを当ててみたい。

それは不思議とリスナーに「自分もやってみたい」と思わせる何かがあるのである。聴いているとなんだか自分もやりたくなってくるのである。

実際にBOØWYほどコピーされた日本のバンドはいないだろう。

今までプロ・アマ含め、数えきれないほどBOØWYはコピーされてきたが、今回はその第一人者と言えるじぐろ京介氏に直撃インタビューしてみた。

近年はBOØWYと同じ地元・群馬を拠点に全国へ活動を広げ、メディアの露出も増えてきている。

※去年開催された高崎市主催「拝啓BOØWY様」の前夜祭。コピーバンドでありながら数日で10万再生突破。

じぐろ京介氏に直撃インタビュー

4月16日、群馬県高崎市の山名八幡宮で開催された「なんぱち縁起市LIVE」でパフォーマンスを見せてくれたじぐろ京介氏にインタビューしてみた。

編集部 「まずは素朴な疑問なのですが、じぐろさんは今、おいくつくらいなのでしょうか?」

じぐろ氏 「50くらいです(笑)」

編集部 「現在はライブやイベントなどでお忙しいと思うのですが、それまではどんなお仕事をされていたのでしょうか?」

じぐろ氏 「じぐろ京介として活動を始めてから14年目なのですが、合間には警備の仕事をしていました。芸事がすごく調子良くなってきた時があったのですがコロナでダメになってしまって……当時17本入っていた仕事が全部飛びました」

編集部 「じゅ17本も入ってたんですか!確かにコロナ前に、そんなバカなマンに出演されていたのを見た記憶があります」

じぐろ氏 「そうなんですよ。コロナ中の3年間は主に警備の仕事をしていました。恩も感じているので今でもたまにやっています」

編集部 「質問しておいて今更なんですが、そういったパーソナルなお仕事の情報は公開しても大丈夫なのでしょうか?」

じぐろ氏 「実は去年、秘密のケンミンショーに出演させていただいた時に、警備の仕事を結構いじってくださったんですよ。しかも本名まで公開されてしまって(笑)」

編集部 「じぐろさんの本名って、どんな名前なんですか?」

じぐろ氏 「今井淳司です」

じぐろ京介の本名は 今井あつしだった

編集部 「い…今井あつし!? それってBUCK-TICKの今井寿(gt)と桜井敦司(vo)をミックスさせた名前じゃないですか!! 」

じぐろ氏 「その名前で氷室さんのモノマネをやっているわけです(笑)」

編集部 「まさに群馬のバンドの申し子みたいな人ですね(笑)」

いつからBOØWYを好きになったのか?

編集部 「じぐろさんは、いつ頃からBOØWYを好きになったのでしょうか?」

じぐろ氏 「小学校4年生の頃ですね。お兄ちゃんが当時ヤンチャをしてましてお兄ちゃんのバイク(CBX)から流れてきたBOØWYの曲を聴いたのがきっかけです。そこからハマりまして小学校を卒業する頃には卒業文集に(将来氷室京介になる)って書いてしまったほど仕上がりました(笑)」

じぐろ氏 「中学生になるとバンドを組むことになったんですが、当時のパワーバランスなどありまして僕はボーカルではなくドラムをやりました。でも氷室さんもBUCK-TICKの櫻井さんも最初ドラムだったので、そこにも運命を感じてしまって(笑)」

編集部 「その名前にその流れでしたら当然ですね!」


※山名八幡宮「なんぱち縁起市LIVE」のじぐろ氏。この日は群馬の総人口の約8割が集まるほどの盛り上がりとなった。

コピーバンドBOØGYは、いつ結成したのでしょうか?

編集部 「BOØGYでの活動は、いつ頃からなのでしょうか?」

じぐろ氏 「20代の頃に、とあるお店で氷室さんのLOVER’S DAYを歌ったんですが、前にいた見知らぬ女性が泣いたんですよね。怖かったから泣いた可能性もありますが、それで(俺イケるかも!)と思ったんですよね。それと1999年に地球が滅びるというノストラダムスの大予言も昔から信じていて(地球が滅びる前にバンドをやりたい)って思ったんです。これが俺の生涯をかけてやるものだと思いました。」

じぐろ氏 「そういった流れで1999年に組んだバンドが今のBOØGYです。当時は違う名前でしたが」

編集部 「BOØGYのメンバーは、皆さんビックリするほど上手いですよね。常に松井さんなんか本物の松井さんみたいですし」

じぐろ氏 「ちなみに彼はmixiで出会いました。当時から常に松井と名乗っていましたね(笑)」

氷室さんの実家とじぐろさんの実家が近い?

編集部 「どこかで氷室さんの実家と、じぐろさんの実家が近いというのを聞いたのですが本当ですか?」

じぐろ氏 「はい。車で10分くらいです」

編集部 「倉賀野ですよね!それも運命を感じてしまうポイントですね」

BOØWYのメンバーに会ったことはあるのでしょうか?

編集部 「じぐろさんは、実際にBOØWYのメンバーに会ったことはあるのでしょうか?」

じぐろ氏 「布袋さんはガチで喋ったことはないのですが、質問をしたことと一緒に写真撮ってもらったことはあります」

じぐろ氏 「松井さんと、まことさんは知り合いです。共演していただいた事もあり、お二人とも色々と良くしてくださってます。まことさんもダイノジさんのイベントに出演した時とかに、よく僕の名前を出してくださったり大変ありがたいです」

編集部 「氷室さんはLA在住ですし、さすがに会ったことはないですか?」

じぐろ氏 「氷室さんの親戚の方にお会いしたことはあります。親戚の方からは一応公認をいただきました。それと氷室さん本人も僕の存在を認知してくださってるという話を、人づてで聞きました」

編集部 「本人が知ってくれてるって凄いですね!!」

じぐろ氏 「はい、あとはいつか怒られるのを待つだけです(笑)」

BOØWYで好きな曲トップ3は?

編集部 「大変難しい質問かもしれませんが、BOØWYで好きな曲を3曲教えていただけますか?」

じぐろ氏 「確かに難しい質問ですね〜 うーん。まずはDREAMIN’ですね。それとONLY YOU、NO. NEW YORKですね。みんなが盛り上がりますし自分も好きだしって感じです

編集部 「氷室さんの曲ではどの曲が好きですか?」

じぐろ氏 「氷室さんの曲だと1番好きなのはMOONです。それとLOVER’S DAY、TRUE BELIEVERが好きです

お知らせや告知などはありますか?

じぐろ氏 「近々で言いますと、4月30日にこんにゃくパークにてGIGがあります

じぐろ氏 「それと5月14日に、高崎のストリートライブ(どこもかしこも)に出演します。

ストリートライブin高崎 「どこもかしこも」
https://takasaki-dokokashi.com

ライブ後は、群馬県議会議員・高井俊一郎氏と対談

この日のじぐろ氏は、ライブ後に群馬県議会議員・高井俊一郎氏と対談。

高井氏もBOØWYの松井常松氏と交流があり、今後は「市をあげてBOØWYコンテンツを盛り上げて行きたい」など、BOØWY話に花が咲く対談となった。

じぐろ京介氏の今後の活動に期待したい。

じぐろ京介
Twitter : https://twitter.com/jigurock1011
youtube : https://www.youtube.com/channel/UC4KoE7KzObdl2Ubmq0HA7dA

 

アバター

草の実堂編集部

投稿者の記事一覧

草の実学習塾、滝田吉一先生の弟子。
編集、校正、ライティングでは古代中国史専門。『史記』『戦国策』『正史三国志』『漢書』『資治通鑑』など古代中国の史料をもとに史実に沿った記事を執筆。

✅ 草の実堂の記事がデジタルボイスで聴けるようになりました!(随時更新中)

Audible で聴く
Youtube で聴く
Spotify で聴く
Amazon music で聴く

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

  1. 【死んでも食べたい?】 甘い物への執着が異常だった 夏目漱石
  2. なぜアニメ映画が大ヒットを連発するのか?
  3. 【あの風刺画を描いた画家】ジョルジュ・ビゴー 「日本を愛しすぎ…
  4. 【月百姿】 月岡芳年が描いた月の光 「最後の浮世絵師 血みどろ芳…
  5. パナソニックに生きる「幸之助イズム」
  6. 「サーカス」業界の行方 〜時代と共に求められるモラルの壁〜
  7. 中世フランスに実在した謎の「鉄仮面の男」の正体
  8. 日本のクリスマスの歴史 「戦国時代から始まっていた」

カテゴリー

新着記事

おすすめ記事

ドイツ軍の「戦車の系譜」を調べてみた

※整列するティーガー第二次世界大戦において、ドイツ軍は精鋭無比の戦車軍団でヨーロッパを席…

鮭延秀綱の武勇 〜武田信玄・上杉謙信を超えると絶賛された「乞食大名」

日本には20数万とも言われる姓(苗字)があり、その中には強烈なインパクトを植えつけるユニークなものも…

枝豆と大豆は同じ豆だった! 【枝豆の歴史、栄養、茹で方】

夏が旬の野菜と言えばトマトにキュウリにピーマンに・・・と数々ありますが、やっぱり夏を代表する…

昔の女と芋茎の味噌汁…天下無双の傾奇者・前田慶次が綴った旅の一幕を紹介

時は戦国、慶長6年(1601年)10月24日。京都・伏見を発って出羽国米沢(現:山形県米沢市)を目指…

不気味な『目玉』の怪物たち 〜目に宿る神話と妖怪伝承

「目」は人間にとって欠かせない重要な器官である。視覚を失えば、周囲の状況を把握するこ…

アーカイブ

PAGE TOP