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今シーズンのブライトンの戦力分析 ~前編 「マンCが三笘を熱望 移籍金約90億円」

今シーズンのブライトンの戦力分析

画像 : 三笘薫 GettyImages

今週末から、いよいよプレミアリーグがスタートします。

サッカーファンとしては、やはり三笘薫の活躍に期待が高まってしまいます。

今回の記事では前編と後編に分けて、今シーズンにおけるブライトンの戦力を分析したいと思います。

昨シーズンのブライトン

昨年(2022年)の9月、ブライトンは監督を引き抜かれています。

当初ブライトンを率いていたのは、グレアム・ポッターでした。しかし、成績不振で監督を突然解任したチェルシーが、グレアム・ポッターをシーズン途中で引き抜いたのです。

この非常事態を受けて、ブライトンが見つけてきた監督こそ、イタリア人のロベルト・デゼルビでした。三笘にしてもチームにとっても、この監督交代がプラスの効果をもたらすことになりました。

 

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ちなみにチェルシーの監督になったポッターは、2023年4月に解任されています。

途中から就任したデゼルビの手腕

当時のデゼルビは、ウクライナにあるシャフタール・ドネツクの監督を務めていました。

しかし2022年2月から、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、ウクライナリーグは中断。デゼルビはシャフタール・ドネツクとの契約を解除し、フリーの状況でした。

チェルシーによるポッターの強奪、そしてウクライナ侵攻…。こうした境遇が重なり、デゼルビはブライトンの監督に就任したのです。

監督としてもデゼルビの手腕は、すぐに結果となって現れました。ゴールキーパーから丁寧にパスを繋いで、ゴールを目指す独自のビルドアップを展開するブライトンは快進撃を続けます。

またポッターが監督を務めていたときには、ベンチスタートが多かった三笘をデゼルビは積極的に起用します。この起用が見事に的中し、三笘は得点やアシストを量産。チームの躍進を支えます。

最終的にブライトンはプレミアリーグを6位でフィニッシュし、クラブ史上初となるヨーロッパリーグの出場権を獲得しました。

今シーズンのブライトンは過密日程

ヨーロッパリーグに出場する、今シーズンのブライトンはハードスケジュールです。

リーグ戦、カップ戦、FAカップ、ヨーロッパリーグ…。今シーズンは4つの大会に出場し、同時並行で試合をこなさなくてはいけません。

そのためには既存の選手だけでなく、新しい選手も獲得する必要があります。

そこで以下では、今シーズンのブライトンの陣容をポジション別に紹介したいと思います。

ゴールキーパーはスティールが中心

昨シーズンの中盤からレギュラーを張ることになった、ジェイソン・スティールが正GKを務めることになるでしょう。

今シーズン、ブライトンはU-21オランダ代表のバルト・フェルブルッヘンをアンデルレヒトから獲得。そのためスティールとフェルブルッヘンを軸にした起用になるでしょう。

昨シーズン途中までレギュラーだった、スペイン代表のロベルト・サンチェスは今シーズン、チェルシーに移籍しています。

ディフェンスは、イングランド代表のダンクが軸

ディフェンダーには、ブライトン一筋のルイス・ダンクがいます。クラブのキャプテンでもあります。

2010年、当時3部リーグだったブライトンに入団。そのあとクラブは、プレミアリーグにまで上り詰めます。

ダンクはまさに、ブライトンの歴史を作ってきたレジェンドです。現在31歳ですが、遅咲きながらイングランド代表にも選出されています。

そのダンクの相棒ですが、少し不安な部分があります。

昨シーズン、チェルシーからレンタル移籍で加入したレヴィー・コルウィルですが、今シーズンはチェルシーに復帰。それ以外のセンターバックには、アダム・ウェブスターファン・ヘッケがいますが、少し不安定な部分が残ります。

今シーズン、イタリアのフィオレンティーナからイゴールを獲得しましたが、まだ未知数なところがあります。

サイドバックに関しても、三笘と同じ左サイドを形成するエストゥピニャンがいますが、長いシーズンを考えたとき、エストゥピニャンの代役を務められる選手がいません。右サイドバックも同様です。昨シーズンにおいては、本来ならボランチのパスカル・グロスが、サイドバックを務める場面が多くありました。今シーズンも同じような起用方針になるかもしれません。

そのためディフェンス面に関しては、強度と人員の両方において少し不安が残ります。

主力選手の移籍状況は

昨シーズン、ブライトンの躍進に貢献したアレクシス・マクアリスターは、強豪のリヴァプールに移籍。

また守備と攻撃の両面においてチームの“心臓”である、モイス・カイセドも移籍が濃厚とされています。

しかし現時点(2023年8月7日現在)では、新しい移籍先が決まっていません。チェルシーが強い関心を示していましたが、ブライトンが希望する移籍金を用意できず、交渉は決裂しています。一方カイセドが残留するというニュースも出ており、状況は流動的です。もし残留する場合は、ブライトンにとってかなりのプラス材料になります。

移籍情報に関しては、新しい情報が入り次第、随時更新します。

もしかした三笘も…

ブライトンの残留が決定的だと思われた三笘ですが、もしかしたらサプライズがあるかもしれません。

昨シーズンの優勝チームであるマンチェスター・シティーが、三笘獲得を模索しているという情報があります。

マンチェスター・シティーで左ウイングを務めていた、リヤド・マフレズがサウジアラビアに移籍。監督のジョゼップ・グアルディオラが、マフレズの代役として三笘の獲得を熱望しているということです。移籍金は5000万ポンド(約90億円)と報じられています。

移籍期間は今月(8月)31日までです。三笘の動向に関しても、引き続き注目する必要があります。

次回の記事(後編)ではブライトンの中盤と攻撃陣、また新しく加入した選手について、詳しく見ていきたいと思います。

 

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村上俊樹

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“進撃”の元教員 大学院のときは、哲学を少し。その後、高校の社会科教員を10年ほど。生徒からのあだ名は“巨人”。身長が高いので。今はライターとして色々と。フリーランスでライターもしていますので、DMなどいただけると幸いです。
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