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懐かしの築地グルメを振り返る【オススメ名店】

懐かしの築地グルメを振り返る【オススメ名店】

※2016年 S nobo撮影

築地市場の移転 からもうすぐ1年です。

築地の場内市場があった時代は多くの人が美味しいものをもとめて訪れました。場外市場は現在もがんばっていますが、なんといっても場内の“魚河岸横丁”の行列をなつかしく思います。といってもかなりのお店が豊洲でまだ営業中なのでなくなったわけではないのですが、やっぱりあの雰囲気の中で食べるのがよかったんですよね。

まずは築地市場とは何かを詳しく説明いたします。

築地の歴史

築地」とは埋立地の意味で、江戸時代の明暦の大火の際に焼失した浅草の西本願寺(現在の築地本願寺)の代替地として埋め立てられました。

その後、寺院などが次々と建立され、ほかの地域は武家屋敷でした。

1869年には外国人居留地も設けられ。また、福澤諭吉が蘭学塾(慶應義塾)を開いた場所でもあります。そして幕末を迎えた江戸幕府は軍事力増強のため、軍艦操練所を設置、勝海舟らが教授として赴任しました。

明治維新後も太平洋戦争後に日本海軍が解散されるまで、主に海軍用地として使用されました。さらに(大正12年)9月1日に起きた関東大震災で日本橋魚河岸が全壊したことを受け、築地の海軍施設の一部を借り受けて東京市設魚市場を開設したのが、築地市場の始まりです。

築地市場とは

懐かしの築地グルメを振り返る【オススメ名店】

築地市場は東京都内に11か所ある東京都中央卸売市場の一つ。面積約23ヘクタール。

この中で、水産物と青果を中心に7つの卸売業者と約1000の仲卸業者によってせりが行われます。取扱数量(2005年)は、全品目合計で約900,000トン、金額にして約5600億円でその規模は日本最大でありさらに、知名度も群を抜いていました。

しかし1935年から2018年まで83年間の長期にわたり使用されていたため、その老朽化もはげしく問題となっていました。いろいろと紆余曲折がありましたが、市場の中心である場内市場の江東区豊洲への移転が決まり、2018年10月6日に営業を終了しました。

場内と場外とは

築地場内市場場外市場は何が違うのかというと、場内は東京都が管理している市場場外は東京都が管理していない市場

場内も場外も商店や飲食店が多く集り、場内外とも一般の人も入ることができます。

場内市場には、魚や野菜の卸売市場があり。飲食店や小売店などが仕入れに来ている場所になります。プロが多く出入りしているので、一般人には入ることができないと思うかもしれませんが、そこで働く人に迷惑をかけず、ルールを守れば私たちにも楽しく買い物ができるエリアです。

魚がし横丁とは、築地場内市場の中にある飲食店街のことで、新鮮な海鮮料理はもちろんですが、築地で働く人たちが食事をする定食屋や喫茶店など幅広いグルメが楽しめます。多くのお店は早朝から長くて昼過ぎまでの営業です。

築地場外市場は移転には関係なく、現在も変わらずに営業しています。

さらに築地をパワーアップするため「築地にっぽん漁港市場」、「築地魚河岸」とが新しくでき、多様な業者等の販売拠点を形成しております。

懐かしの築地グルメを振り返る【オススメ名店】

※2016年 S nobo撮影

築地の名店グルメ動画

小田保(場内) 移転

魚河岸横丁6号館にあった「小田保」はとんかつが名物ですが、あじやかきなどのフライもおいしいお店でした。

また魚河岸横丁で何店舗かがだしていた“チャーシューエッグ”も有名です。豊洲に移転した他、場外の築地魚河岸3Fのフードコートにも出店しています。

中栄(場内) 移転

場内でカレーといえば中栄です。なんと大正元年の創業。いちばん人気の“インドカレー”は辛口で、ビーフカレーはやや甘口、ハヤシライスもあります。

またこの3品のうち2種類を選べる“合いがけ”もお得感があります。シーフードカレーもおいしいですよ。

天房(場内) 移転

天ぷらの銘店で、名物の天丼の魚は築地らしく、その日の仕入れにより5種類以上、野菜も2種類は入る豪華版です。

壁に向かったカウンターとテーブルの狭い店でしたが、となりの「寿司 大」の大行列を横目にすんなり入れました。観光客ではなく市場で働く常連が中心だったのでしょう。

吉野家(場内) 移転

移転で今はありません1号店です。

BSE騒動の際も“国産牛”を使い、意地でも営業を続けたことでも有名ですね。市場の“常連客”のお好みの牛丼をすべて暗記し提供しました。

そんな“元祖吉野家”も豊洲で元気に営業しています。

フォーシーズン(場外)

場外のスパゲティの銘店です。こちらで有名なのは「和風スパゲティ」。

山もりの大葉が表面を覆いつくし、麺が見えない“ビジュアル”は衝撃的。味もマッシュルームやピーマンが和風スパによく合ってます。その他「ナポリタン」も盛り付けがおしゃれでおすすめです。

ビルの二階にある喫茶店のようなお店は“マツコ・デラックス”もお気に入りで、今では行列店になりました。

多け乃(場外)

こちらは魚料理が有名で、お刺身の盛り合わせと魚の煮つけが、ボリュームもありバツグンです。冬は2個付けで揚げた大きなカキフライが大人気。

場外の路地裏にあり、観光客もあまり来ませんが、2階もある大きなお店がたびたび満員になるのは、まさにその“実力”をしめしています。

築地にっぽん漁港食堂 (場外)

築地にっぽん漁港市場内にあり奥のエリアが食堂スタイルで、手前のエリアが立ち飲みスタイルになってます。

名物「漁港食堂のこだわり!アジフライ」はふわふわで絶品!。なにせ同じフロアに全国の漁港の産直商品があるのですから。

立飲みスペースでは、館内で買ったビールなどの持ち込みも可です。

築地にっぽん漁港市場

築地にっぽん漁港市場は北海道、静岡、新潟、高知、長崎、5つの漁協による産直市場で、2014年10月にオープンしました。

早朝(09:00迄)はプロ向け時間帯となっており 一般客も、朝09:00は各地の産直の魚が市場価格で買える画期的な施設です。

築地場外市場

築地市場というのは絶妙の場所にかまえています。有楽町から銀座でウインドショッピング、晴海通りを進み歌舞伎座、ここのあたりはアンテナショップもたくさんあります。そして築地へ、お好みのご飯をたべて、その後は買い物など。。たいして、お金など使わなくても最高の一日が過ごせます。

築地秋祭り

築地秋まつりは毎年10月中旬の土曜日に築地場外市場で行われます。

当日は、場外市場の食料品が激安で購入することができたり、この日だけしか食べられないオリジナルメニューが提供されたりします。

バーベキューコーナーやワークショップもあり、おいしいものに目のない方、食に関して勉強してみたい方は訪れてみてはいかがでしょうか。

最後に

築地の永遠のレジェンドです。

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草の実堂編集部

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草の実学習塾、滝田吉一先生の弟子。
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