調べてみた

人気記事

  1. やなせたかし氏と小松暢さんのおかしな同棲生活 ~「お化けボロアパート」※あんぱん
    1947年(昭和22年)6月、高知から上京したやなせたかし氏は、恋人の小松暢さんと同棲生活をはじめました。 住まいは知人宅の子ども部屋で、3歳の男の子と一緒の生活。 二人だけの時間を求めて貯金を続け、ようやく引っ越した先は、住め...

  2. 『古代中国の吉原』青楼で一晩遊ぶと、いくらお金がかかったのか?
    江戸時代の「吉原」といえば、格式と華やかさを備えた遊郭として知られている。 だが、そのはるか昔、古代中国にもよく似た場があった。 文人たちの詩や古い史書に登場する「青楼(せいろう)」である。 青楼は、ただの歓楽街ではなかった。...

  3. 朝ドラでは“ぼんくら社員” 史実のやなせたかしは有能編集マンだった ※あんぱん
    面接はグダグダで、入社後配属された社会部でも役に立たず「のぶの後押しのおかげで入社できた」と言われてしまった“たかし”。 朝ドラ「あんぱん」では、ずいぶんと「ぼんくら社員」に描かれている“たかし”ですが、実際のやなせ氏は『月刊高知』で...

  4. 『知っているようで知らない三国志の結末』最後の名将・杜預とは
    知っているようで知らない三国志の結末 歴史上、三国志の結末は以下のように整理される。 ・魏が蜀を滅ぼす(263年) ・魏が晋に禅譲する(265年) ・晋が呉を滅ぼし、天下統一を果たす(280年) 魏から晋への政権交代や、最...

  5. 3000年前の遺跡から発見された少女が物語る「恐ろしい事実」とは ~古代中国
    実在が確認できる中国最古の王朝 いまから約3000〜3700年ほど前、黄河中流域に「殷(商)」と呼ばれる古代王朝が存在していた。 中国史上、実在が確認されている最古の王朝である。 殷は、高度な青銅器文化や独自の文字(甲...

  6. やなせたかし氏と小松暢さんのなれそめ「一目ぼれだった、突然のキス」※あんぱん
    朝ドラ「あんぱん」で、幼なじみとして描かれている“たかし”と“のぶ”。 しかし、モデルとなったやなせたかし氏と小松暢さんが実際に出会ったのは、高知新聞社の編集部でした。 真正面の席に座る暢さんに、思わず一目ぼれしてしまったやなせ...

  7. 『古代中国』なぜ妃たちの多くは子を産めなかったのか?あまりにも厳しい現実とは
    華やかな後宮の裏側 ― 妃たちの実態とは 絢爛たる宮殿、絹に包まれた美しい衣装、音楽や詩が絶えない庭園――そんな後宮のイメージとは裏腹に、そこは「選ばれた女たち」が身動きもできず閉じ込められた空間でもあった。 古代中国の皇帝...

  8. 【ルイ17世】マリーアントワネットの子供たちの残酷な人生
    ルイ・シャルルとマリーテレーズ 18世紀。フランス革命で断頭台の露に消えた王ルイ16世と王妃マリーアントワネット。 二人は生前4人の子供たちに恵まれた。うち、長男ルイ・ジョセフと次女ソフィは病の為、先立つことになるが、長女マリーテレ...

  9. 【フランス革命の美貌の女闘士】 テロワーニュの栄光と悲劇 「時代の寵児が裸の屈辱に」
    フランス革命の前期、革命のシンボルとして扱われ「自由のアマゾンヌ」と呼ばれた一人の女性をご存じでしょうか。 彼女の名はテロワーニュ・ド・メリクール。 華やかな社交界に出入りをしていた彼女は、娼婦出身の男装の美女として世間...

  10. 『中国史』女性囚人の護送が、なぜ下役人に大人気だったのか?
    なぜ「地獄の任務」が取り合いになったのか? 寒風吹きすさぶ山あいの古道。雪に覆われたその細い道を、足に鎖をつけた女囚たちが、血のにじむ足跡を残しながら一歩一歩進んでいく。そのすぐ脇を、腰に膨れた銭袋をぶら下げた官差が、頬を紅潮させ...

  11. やなせたかし氏の妻・小松暢は高知新聞社の「伝説の婦人記者」だった
    闇市で安酒を飲んでいた東海林(演・津田健次郎)との出会いをきっかけに、新聞社に入社したのぶ(演・今田美桜)。 史実でも、のぶのモデル・小松暢さんは、高知新聞社で戦後初の女性記者として活躍しています。 美容、手芸といった女性ならで...

  12. 中国史上「最も惨めな辱め」を受けた絶世の美人皇后
    絶世の美女 6世紀の中国北朝。隋が約300年ぶりに中華を再統一するおよそ40年ほど前、戦乱の中から興った短命の王朝・北斉に、一人の皇后がいた。 彼女の名は、李祖娥(り そが)。 趙郡平棘県(現在の河北省趙県)に...

  13. 『古代中国の女性囚人』処刑される前に上衣を脱がされた理由とは
    ※この記事は動画でもご視聴できます。イラストやアニメーション付きでお楽しみください。 古代中国では、死刑囚が刑場へ連行される際、特に女性囚人は厳しい扱いを受けることが一般的であった。 髪は乱れ、体は汚れた状態で、最後の時を迎...

  14. 『敵将に一騎討ちを挑んだ戦国女性』鶴姫と34人の侍女たちの壮絶な最期
    戦国時代は男性だけでなく、女性も戦いに身を投じることが少なくありませんでした。 自分や家族を守るため、武士の名誉を守るため……彼女たちは様々な理由で弓や刀を手にとったようです。 今回はそんな女性の一人・鶴姫(つるひめ)のエピソー...

  15. デュ・バリー夫人 「ギロチン台で泣き叫んだルイ15世の愛人」
    デュ・バリー夫人(Madame du Barry:1743~1793)は、フランス革命前に君臨した最愛王・ルイ15世の公妾である。 本名はマリー=ジャンヌ・べキュー。 貧しい平民の家庭に私生児として生まれたが、その美貌と...

  16. 『フランス革命』ギロチンに処されたロラン夫人 ~美貌と知性を備えた悲劇のヒロイン
    18世紀、革命の機運に揺れるフランスに、一人の利発な美少女が誕生しました。 彼女の名は、マノン・フィリッポン。 幼い頃から知性と美貌を兼ね備えた彼女は、時代の波に翻弄されながら自らの運命を革命の中に見出すことになります。...

  17. やなせたかしは三越の“不良社員”だった「会社で副業三昧、脱サラして漫画家に」※あんぱん
    昭和22年10月、28歳で三越百貨店に入社したやなせたかし氏は、宣伝部でポスターや看板の制作などを手がけていました。 今も使われている包装紙のロゴも、彼のデザインです。 そんなやなせ氏がひそかに情熱を注いでいたのが「漫画」の世界...

  18. やなせたかし氏に「ずるくなれ」と説いた母・柳瀬登喜子 〜史実でも気高く美しかった
    子どもたちの「お母さん」の声に呼応するように、くるくると回りながら遠ざかる白いパラソル。 朝ドラ『あんぱん』で描かれた幼い兄弟と母親の別れは、やなせたかし氏の実体験を忠実に再現したシーンです。 松嶋菜々子さん演じる柳井登美子は、...

  19. 古代中国の女性にとって最も屈辱的だった「恥ずかしい」刑罰とは
    古代中国の女性たちは、現代の私たちが想像するよりもはるかに厳しい社会的制約の中で生きていた。 特に漢〜三国時代頃から儒教の影響が色濃くなり、徐々に女性への束縛が厳しくなっていった。 男性中心の封建社会では、女性の役割は家族の名誉...

  20. 【砂漠に眠る絶世の美女】3800年前のミイラ「楼蘭美女」が語る消えた文明の謎
    世界を驚かせた「楼蘭美女」の発見 1980年、タクラマカン砂漠の東端、楼蘭(ろうらん)遺跡北部の鉄板河デルタ地帯で、考古学の歴史を塗り替えるような発見があった。 新疆文物考古研究所の穆舜英(ムー・シュンイン)女史を中心とする...

  21. 権勢を誇った老中の子・田沼意知を殺害「佐野政言事件」 ~世直し大明神
    江戸城内で6番目の刃傷事件 佐野政言(さのまさこと)事件 とは、江戸城内で起きた6番目の刃傷事件である。 当時、絶大な権勢を振るった老中・田沼意次(たぬまおきつぐ)の子である若年寄の田沼意知(たぬまおきとも)が、旗本・佐野政言(さの...

  22. 『江戸の吉原』梅毒にかかった遊女のほうが給料が高かった…その驚きの理由とは?
    江戸時代は、まともな避妊法・予防法・治療法もなかったため、梅毒を中心とした性病に感染する確率は非常に高い状況でした。 吉原で働く遊女は「格」に関係なく、連日のように不特定多数の男性と関係をもつ職業だったため、当時は「すべての遊女が初年...

  23. 600年眠る明朝の皇女の墓…発掘したら中に「生きた人間」がいた!?
    明朝皇帝・朱元璋の娘の墓 1998年、南京市の開発工事の最中に、一基の明代の古墓が発見された。 この墓は、明の初代皇帝・朱元璋(しゅげんしょう)の第八皇女である福清公主(ふくせいこうしゅ 1370年~1417年)の陵墓である...

  24. やなせたかし、上京の裏にあった「女を追いかけて行くのか?」という批判の声 ※あんぱん
    『月刊高知』編集部でともに働くうちに惹かれ合い、恋人同士となったやなせたかし氏と小松暢さん。 バラ色の日々が続くと思いきや、暢さんは代議士の秘書にスカウトされ、さっさと上京してしまいました。 暢さんを追いかけて、すぐにも上京した...

  25. 【江戸の遊女の実態】60人に1人が春を売っていた? ~吉原・岡場所の違いとは
    NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の第1回放送では、横浜流星さんが演じる主人公・蔦屋重三郎(通称:蔦重)が、吉原の下級遊女たちの困窮を岡場所の影響だと考え、奉行所に対して取り締まりを訴える場面が描かれました。 しかし、訴え...

  26. わずか15歳で処刑された「東国一の美女」駒姫の最期と父・最上義光の苦悩
    「東国一の美少女」と称えられた駒姫(こまひめ)は、安土桃山時代に生きた女性です。 出羽国(現在の山形県)に生まれ、その美しさと気品は都にまで伝わったとされています。 やがて、天下人・豊臣秀吉の甥で、関白を務めていた豊臣秀次(ひで...

  27. 【秦の始皇帝の娘】発掘された墓が物語る「恐ろしすぎる事実」とは?
    秦の始皇帝 人気漫画「キングダム」でもお馴染みの秦の始皇帝(嬴政)は、古代中国史において最も有名な人物といっても過言ではないだろう。 始皇帝は秦国を強大な国家に変革し、中国を初めて統一した偉大な政治家として後世にその名を残し...

  28. 【皇后、娼婦になる】一晩で25人を相手した古代ローマ帝国の悪女
    古代ローマには、「快楽に溺れた愚かな皇后」として後世に語り継がれ、スキャンダルの象徴となった皇后がいる。 古代ローマ帝国で第4代目の皇帝となったクラウディウスの3番目の妃、ウァレリア・メッサリーナである。 メッサリーナは...

  29. あまりにも残酷すぎる最後を遂げたマリー・アントワネットの親友『ランバル公妃』
    18世紀後半のフランス、華やかなヴェルサイユ宮殿に、一輪の花のように人々の目を引く女性がいました。 彼女の名はマリー=テレーズ=ルイーズ・ド・サヴォワ=カリニャン、通称「ランバル公妃」として知られています。 この高貴な公...

  30. 日本にも「異族」がいた?「まつろわぬ民」はどのような人々だったのか
    「日本」は古来から、海に囲まれた島国として歴史を刻んできた。 日本の歴史上、まったく異なる文化や民族と領土と接する大陸のように、いわゆる「異民族との戦い」が長期間にわたって行われてきたようなことはないと理解されてきた。 しかしな...

アバター

草の実堂編集部

投稿者の記事一覧

草の実学習塾、滝田吉一先生の弟子。
編集、校正、ライティングでは古代中国史専門。『史記』『戦国策』『正史三国志』『漢書』『資治通鑑』など古代中国の史料をもとに史実に沿った記事を執筆。

✅ 草の実堂の記事がデジタルボイスで聴けるようになりました!(随時更新中)

Youtube で聴く
Spotify で聴く
Amazon music で聴く
Audible で聴く

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

  1. 透視能力を持つ超能力者・御船千鶴子 「リング〜貞子の母のモデル」…
  2. 東京の地名の由来
  3. 故事成語について調べてみた 「矛盾、馬鹿、逆鱗、杜撰、蛇足 の語…
  4. 平家が壇ノ浦の戦いで滅びたというのは本当なのか
  5. 神社の正しい祈り方について調べてみた
  6. 失敗や偶然から生まれた大ヒット商品 「柿の種、とんこつラーメン、…
  7. 【神道】けがれた心身をリフレッシュ!禊(みそぎ)って何?具体的な…
  8. 岡目八目・ダメ!八百長…みんなも使ってる?囲碁にまつわる慣用句は…

カテゴリー

新着記事

おすすめ記事

【外国人が驚く台湾人のお昼寝文化とは】 お昼寝の様々な効能

お昼寝の効果筆者が在住している台湾では、小中高と「昼寝の時間」が決められている。昼食とは…

【謎の飛行物体X】NASAも関与する計画について調べてみた

※未確認飛行物体UFO(unidentified flying object/未確認飛行…

世界の巨大兵器について調べてみた 【パリ砲、カール自走臼砲】

※画像.B-52兵器の進化は「小型化」への道といえる。戦場においてよりコンパクトに、そし…

【キラキラネームの先駆者】 森鴎外の子供たちの一風変わった名前とは

森鴎外(もりおうがい)といえば明治時代を代表する大文豪です。「文壇の神様」というあだ…

株式投資でリスクを最小限にする方法

結局は個人の考え方次第、と言われるととても痛いのですが、それでも株式投資の仕組みを理解していると…

アーカイブ

PAGE TOP