グレイには宇宙人に誘拐された人間のDNAが組み込まれている
人類の多くが、宇宙人・地球外生命体の存在を信じているが、その存在を科学的に証明した者はまだいない。
それでも専門家たちのあいだでは、宇宙人が存在していることを前提として研究が進められている。
アメリカ、テンプル大学で歴史学の准教授を務めた経歴を持ち、UFO研究を専門とするデビッド・ジェイコブス博士がその一人だ。
ジェイコブズ博士は、700人以上のアブダクション(宇宙人による誘拐)経験者による1150件以上の事件も調査している、慎重な研究者である。
ジェイコブズ博士は、
「宇宙人グレイの特徴は、彼らが人間の子孫であることを証明しているかもしれない。
グレイは、アブダクションされた人間のDNAから生み出された可能性が高い。」
と世界有数のUFO研究者であり作家でもあるリチャード・ドーラン氏のYouTube番組『Richard Dolan Intelligent Disclosure』で主張しているのだ。
グレイの存在を裏付ける科学的証拠はこれまで提示されていないが、「グレイ」といえば、宇宙人の代名詞ともいえるほど、その風貌は世界中でよく知られている。
細くて小さな灰色の身体に、スキンヘッドの頭、大きく釣り上がった黒目が特徴的だ。
ジェイコブズ博士は、
「アブダクション(宇宙人による誘拐)経験者がその体験を話すとき、彼らの言う宇宙人とは、大半が灰色で細身の宇宙人、つまりグレイのことを指している。
その中に、『彼ら(宇宙人)は、私たち(人間)のDNAを摘出して、灰色のエイリアン(グレイ)を作った』と断言する者が数多く存在している。」
と語っている。
それはつまり、宇宙人グレイには、人間のDNAが組み込まれていることを意味している。
さらに、人間を誘拐した存在は、グレイとは別の宇宙人・地球外生命体である可能性も暗に示している。
呼吸も食事もしない宇宙人グレイに口がある理由
数々の研究とアブダクション経験者たちの証言から、ジェイコブズ博士もその説を信じ、
「私が『宇宙人には人間のDNAが組み込まれているかもしれない』と主張しているのには、グレイの顔の造形に根拠がある。」
と言い、グレイには2つの大きな黒い目があること、鼻の穴も2つあること、頭の側面にも穴が2つあり、それらは見るため、嗅ぐため、聞くために機能しているのだろうと指摘している。
しかし、
「問題なのは、グレイには口のような切れ込みがあると、私たち人間に信じられている事実だ。
彼らは呼吸をしていないと考えられる。
グレイは人間に至近距離まで近づき、時には額に触れられたことがあると語る遭遇者もいる。
アブダクション経験者たちに、私は必ず『顔に息がかかるのを感じたことはあるか?』と尋ねているが、答えは必ずノーだ。
彼らは、『グレイには肺がなく、体は非常に薄く、小さかった』と話しており、胸が前後に膨張したり収縮したりといった形で呼吸しているグレイの姿を目撃したと証言する者は一人もいない。」
とジェイコブズ博士は語っている。
アブダクション経験者たちの証言によると、グレイは言葉を話さず、すべてをテレパシーでやり取りしており、私たち人間が食べるような通常の方法、つまり口を通して食事を摂るということはしないという。
「呼吸も食事もしないということは、口が存在する必要がないということだ。
それにも関わらず、彼らにはなぜ人間と似た口のような切れ込みがあるのか?
おそらく、グレイの中に人間のDNAが存在している可能性が本当にあるのではないだろうか?」
とジェイコブズ博士は大胆な疑問と予測を立てている。
サルを祖先に持つ私たち人間の肉体にも「尾骶骨」があるが、現代人は尾骶骨を日常で使っておらず、祖先の尻尾が退化した名残として認識しているのと、同じ見立てだ。
人類が宇宙人・地球外生命体とのコンタクトに向き合うタイミング
ジェイコブズ博士は、
「確証はないが、それが私の最善の推測だ。
彼らの顔に、持つ必要がない口のような切れ込みが存在していることにすべて集約されている。」
と主張している。
ジェイコブズ博士がこの説を唱える少し前に、元NASAの科学専門家が
「人類は、今後、数年以内に宇宙人と接触することになるだろう。」
と発言しているという。
歴史学の博士と、元NASAの科学専門家が同時期にしたこれらの発言は、私たち人類が、宇宙人・地球外生命体とのコンタクトについて、真剣に考えなければならない時期に来ていることを教えてくれているのではないだろうか。
「彼ら(宇宙人)は、私たち(人間)のDNAを摘出して、灰色のエイリアン(グレイ)を作った」と証言する、コンタクティーの先輩であるアブダクション経験者たちの話に、耳を傾ける必要があるのかもしれない。
参考 : DAYLY STAR , デビッド・ジェイコブス博士 著『Walking Among Us』, リチャード・ドーラン氏著『A.D. After Disclosure』
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