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著作権・商標登録 について調べてみた

DeNAのキュレーションサイト盗用問題や、PPAPが商標ゴロに申請されていたなど、誰もがクリエイターとして発信できるがゆえに付随する「著作権や商標登録」について調べてみた。

著作権・商標登録

(イメージ:いらすとや/ライセンスフリー画像)

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(C)って何?著作権明記

C=copyrightの記載は 著作権保持者の名乗り。デザインや画像、ウェブサイトやノウハウ資料など、自分がオリジナルなら何にでも記載すべきサイン。
「(c)著作権者 最初の公表年(更新があった場合は更新年)」をキャラクター画像の下や、名称の綴りのある文面(動画やHPの紹介文)など、全てに記載しよう。知的財産権保護に関する国際条約に加盟している国(先進国)が対象で、この記載があればある程度パクリ防波堤になるし、パクられても訴える根拠にできる。

記載例:(C)kusanonedo 2017
(C)は○の中にCも可。
尚、「Copyright」や「All Rights Reserved.」の記述は補足説明で法的な意味はなし。

率直な意見として、TPP加盟前の日本は著作権侵害は親告罪であるため、パクった側が自動的に罰せられることはなく、著作権保持者が訴えて初めて審議が行われるイタチゴッコ。
ただ、(C)マークは万国著作権条約に加盟している国で権利が認められる為に必要であり、例えば加盟国の企業などにパクリが判明し、訴える際にcopyrightの記載がされていないと不利になるため、何かを作ったら必ず入れておいてくべきものだ。

(R)って何?商標登録

RはRegistered Trademark=登録(済)商標の意。
商標登録はいわゆるオリジナルコンテンツを商用展開する時に、他者に同名義で横取りされないための公的申請&登録。ヒット名称&グッズを作っても、登録していないとパクリで展開された時に泣き寝入りしてしまうので、ある程度商用展開が見込める時は保険と思って登録しよう。

公式に内容保護する為にはまず特許庁で商標登録をお勧めする。
登録の流れや必要書類は特許庁↓
http://www.jpo.go.jp/seido/s_shouhyou/chizai08.htm

基本費用は
• 商標出願料 3,400円+(8,600円×区分数)
• 商標登録料 28,200円×区分数・・・10年分(分納16,400円・・・5年分)
• 更新登録申請料 38,800円×区分数・・・10年分(分納22,600円・・・5年分)

1区分で分納5年分として5万強といったボリューム感。ネットでは登録代行業者があるが、手数料表記が多く、実際はその金額&実費になるので要注意。
ここに登録できて初めて(R)マークが画像やグッズや告知物などに記載できる。

実施経験者としての注意
実際に仕事で商標登録したことがあるのだが、商標権は名称及びマークと、そのマークを使用する商品・サービスの組合せで一つの権利となる。なので、区分(衣料品、文具類、など展開予想の範囲)は沢山押さえたいのが、その分登録料が増える。何より、出願から登録まで半年かかってしまうこともザラで、仕事では先ずることが重要、そうしないと最近話題の商標ゴロに泣かされることも。版権大手は初期投資でバリエーション登録を行っている。

 

意匠登録って何?

意匠登録は意匠法によって保護される意匠権「物品の美的外観・デザイン」に向けたものであり、アイコンのみではNGとなる所に要注意。例えば、オリジナルキャラクター型のスマホケースの展開図など、工業製品として展開できる場合に向いている権利登録。
ここまでくるとOEMメーカーとの大量生産の話でもない限り、個人には不必要と考えラれる。

意匠登録について 特許庁↓
https://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/shiryou/kijun/kijun2/isyou_guideline.htm

 

個人でパクリ防止するには?

・パクリ対策
キャラクターやコンテンツを公開しようと考えたら、「キャラクター名(コンテンツ名)のサイト」を立ち上げておく。Jimdoなどの無料サイトやブログでも良いので、その名称で検索したら「本家はココ」という基地を作っておくこと。後出しパクリ野郎が展開し始めても、いや2017年○月に公開している、とクレーム及び、使用料請求のステップとして使える。
また、手間との兼ね合いだが、「LINEクリエイターズマーケット」でキャラクタースタンプを出しておくのも本家主張に使えたり、ピクシブはメリデメあるが、いわゆるネット廃人が多いサイトなので、ここに(C)付きでキャラ画像や名称を上げておくと、他者がパクっていたのをピクシブユーザーが発見し、あなたに知らせてくれる場合(通報厨)がある。
重複となるが、現状の権利保護は権利保持者が侵害者にアクションを行う必要があり、そのために名称で時々エゴサーチしたり、キービジをグーグルの画像検索にかけるなどのチェックは行った方が良いかもしれない。個人で悪用している人を見つけた場合はクレーム、グッズ化やコンテンツ化を会社で行っている場合は、「(C)記載と本家サイトを明記した上で キャラクター使用料ご請求」を送るべし。親告罪で訴えることはできるが、少額訴訟でも労力やお金がかかるので、「ご請求」がインディーズ権利者のできる手だ。実際問題になったキュレーションサイトについても、クレームだと削除になるのみなので、権利保持者として本家サイトも併記した「ご請求」で使用料をキチンと受け取った人たちがいる。

・中国や台湾でパクラれた場合の補足資料↓
http://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/kaizokuban/handbook/pdf/china_singai_handbook.pdf
文化庁が対策などについてPDF資料を出しているが、内容を見る限り個人で応戦するには厳しい。

以上、権利って難しいと構えずに、オリジナルコンテンツを作る人達が自分の作品を守る手立てを知っておくこと、そして何より互いの著作権を尊重することが、豊かなクリエイティブライフの柱となることをシェアしたい。

 

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