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「メッシの後継者」がブライトン加入! プレミアリーグ第4節の展望【ELの組み合わせも決定】

「メッシの後継者」がブライトンへ!

やはりサプライズが待っていました。

スペインのビッグクラブ・バルセロナに所属する、アンス・ファティのブライトン加入が決定しました。

 

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期限付き移籍になり、買取オプションはないため、1年間だけの在籍になります。

アンス・ファティは「メッシの後継者」と呼ばれるほど、将来を渇望されている若手選手です。2019年8月に16歳でトップチームデビューを果たし、ラ・リーガとチャンピオンズリーグでクラブ史上最年少得点記録を更新しました。

また日本代表の久保建英とも関係があります。かつてバルセロナの下部組織であるラ・マシアで、2人は一緒にプレーしていました。現在は別々のクラブに在籍していますが、今でも良好な関係を維持しているそうです。

移籍の背景には、ファティがバルセロナでの出場時間に不満を感じていたこと、とくに16歳のラミン・ヤマルが台頭してきたことが考えられます。

同じプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーへの移籍が有力視されていましたが、急転直下でブライトンへの移籍が決まりました。

ブライトン監督のロベルト・デゼルビが、ファティに何回もラブコールを送ったことが、移籍の決め手となったようです。

メッシの背番号10番の引き継いだファティですが、近年ではパフォーマンスの低下が囁かれています。

名将デゼルビが、ファティを再生できるのか注目です。

バルセロナでは左サイドが主戦場だったため、三笘とポジションが重なることが指摘されています。

しかし今回の移籍は、負傷したエンシソの代役という意味合いが強いため、おそらくトップ下の起用か、三笘のバックアッパーのような役割になるかと思われます。

カルロス・バレハの加入も決定

ファティの移籍で隠れてしまいましたが、カルロス・バレハの加入も決まっています。

 

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フランスリーグ・リールからの移籍です。カメルーン出身の19歳は、2028年6月30日までの5年契約を結びました。移籍金は2700万ユーロ(約35億円)と報じられています。

カイセドの後釜になるため、やはり高いフィジカル(身体能力)が特徴です。

デゼルビも「(バレハは)クラブの未来」と語っており、今後どのように起用されるのか期待したいです。

ヨーロッパリーグ(EL)の組み合わせが決まる!

昨日(9月1日)、ヨーロッパリーグ(EL)1次グループの組み合わせ抽選会がモナコで行われました。

ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League)」は、欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する、ヨーロッパのクラブチームによるサッカー大会の1つです。

1971年に創設され、当初は「UEFAカップ」と呼ばれていましたが、2009-10シーズンから現在の名称に変更されました。

「チャンピオンズリーグ」に次ぐ地位を持つ大会であり、毎年多くの強豪クラブが参加しています。グループステージと決勝トーナメントのフェーズで構成されており、1年間という長い期間を通じて優勝チームを決定します。

昨シーズン6位でリーグ戦を終えたブライトンは、今シーズンのヨーロッパリーグに参戦することが決まっています。

ブライトンのヨーロッパリーグ(EL)1次リーグ(グループ)の組み合わせは以下の通りです。

・ブライトン(イングランド)
・アヤックス(オランダ)
・マルセイユ(フランス)
・AEKアテネ(ギリシャ)

各国を代表するクラブが揃ったことから「なかなか厳しいグループに入ったな」という印象です。

ヨーロッパリーグに関しても、これから試合レビューなどをしていきたいと思っています。

プレミアリーグ第4節の相手は、オイルマネーで潤うニューキャッスル

9月2日(土)、ブライトンはニューキャッスルをホームで迎え撃ちます。

ニューキャッスル・ユナイテッドは、プレミアリーグの伝統あるクラブです。1892年に設立され、100年以上の歴史を誇っています。

以前のニューキャッスルは中堅クラブとして知られていましたが、2021年10月にサウジアラビアの公的投資ファンド・PIFによってクラブが買収されると、クラブ状況は一変しました。

膨大な資金力を背景に、マンチェスター・シティやPSG(パリ・サンジェルマン)のような超大型クラブを目指す意欲的なクラブに変貌したのです。積極的な補強を展開し、昨シーズンのプレミアリーグを4位で終え、今シーズンは21年ぶりに「チャンピオンズリーグ」に参戦します。

サウジ資本によってクラブは大躍進を遂げましたが、その一方で昔を知るサポーターからは「クラブのアイデンティティが消失した」という懸念の声も上がっています。

ブライトンの予想フォーメンションは以下の通りです。

プレミアリーグ第4節の展望【ELの組み合わせも決定】

画像 : 第4節 ブライトン 予想先発メンバー

ゴールキーパーは、スティール

ディフェンスは左から、エストゥピニャン、イゴール、ダンク、ミルナー

守備的な中盤は、グロス、ギルモア

前線の中盤は左から、三笘、ウェルベック、マーチ

ワントップは、ファーガソン(ペドロ)

昨シーズン(2023年5月)に行われた、ニューキャッスルとの試合は1−4で粉砕されています。

ぜひとも三笘のスーパープレーでリベンジしてほしいと思います。

プレミアリーグ第4節・ブライトン対ニューキャッスルの試合は、9月2日(土)の25:30からです。

 

村上俊樹

村上俊樹

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“進撃”の元教員 大学院のときは、哲学を少し。その後、高校の社会科教員を10年ほど。生徒からのあだ名は“巨人”。身長が高いので。今はライターとして色々と。
フリーランスでライターもしていますので、DMなどいただけると幸いです。
Twitter→@Fishs_and_Chips

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